リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

ホームパーティー

2010-05-29 03:47:23 | その他
サェンバェーノー!

先週の金曜日(21日)に我が家でホームパーティーを開きました。
お招きしたのはいつもお世話になっているモンゴル人10人と日本人2人。モンゴル人の中の3人は日本語がペラペラです。

先ず招待状はどうしようか?英語?それともモンゴル語?
英語が分かる人は誰もいません。かといって私はモンゴル語はできません。結局日本語にしました。
しかし全て日本語では心が伝わらないと思いせめて封筒だけでもモンゴル語で書いてみようと思いちょっと頑張ってみました。

    招待状
         ○○○○様
          
              △△△△より

という感じです。
モンゴル語の先生に教わりながらの手書きです。
かなりいい感じに出来上がりました。(マンゾク、マンゾク)
モンゴル語が分かる人に内容を説明してもらいました。

次はメニューの決定。夫とも相談しながら前菜からデザートまで10品を決め後は買出しです。ここまでは順調にルンルン気分でした。

ところがある日突然レンジの1つが使えなくなりました。大小4つあるうちいつも使っている大きな方です。見てもらったらショートしていました。他の3つは使えるから大丈夫だと言われたのですがパーティーの時は困ります。
翌日部品を買いに走りました。運転手さんにどこに売ってるか聞くとわからないと言うのです。しばし考えていましたが彼はそれを作っている工場に行ったのです。交渉して出来立てをGETして帰りました。頼れる運転手です。

3日後に取り付けてもらい一安心。
ところが、ところがです。使っているとき何か変な臭いがすると思ったら新品で付け替えてもらったばかりのレンジから煙がもうもうと出ているのです。驚きました。怖いのでこれは使わないことにしました。

当日まであと1週間という時午後から夕方まで停電になりました。停電はよくあるとは聞いていましたが我が家では初めてです。翌日も午後から8時まで停電でした。まだ明るい内なのでロウソクを点けることはなかったものの我が家のレンジは電気なのです。当日停電になることも頭に入れておかなければいけません。当日停電しても大丈夫なようにメニューを少し変更しました。

普段使っていないゲスト用のトイレも掃除をしなければと電気を点けたら点かない
私たちが引っ越したとき電球は新しいものに取り替えたばかり。まさか~
グローランプが悪いのかもしれないと思い翌日蛍光管とグローランプを持ってホームセンターに。

お店の人はテスターで検査をしてどちらも悪くない。他の部品が悪いのだと言われ違う部品を買って帰りました。ところが形が違ってそれは使えないのです。
いつもメンテナンスをお願いしている人に来て見てもらったらなんと単なる接触不良だったようです。今度もし点かなかったら少し動かしてみて!と言われました。ついでにレンジの上の電気が点かなくなったのも見てもらったらやはりコードを少し触ったら点いたのです。(笑)
日本人は何でこんな不良品ばかり・・・と思うのですが、こちらの人から見たら点かなくなったらなぜ少し触ったり叩いたりしないのかと不思議に思うようです。たったそれだけで直ぐに良くなるのに・・・。確かに・・・。
ここではパーティーそのものよりそれ以外の事でかなり疲れます。

当日は停電もなく無事料理も出来上がり、ちょっと段取りが悪く自分ではもう少しきちんとできたはずなのに・・・という思いはありましたがみんな喜んでくれたので私も嬉しかったのは言うまでもありません。

乾杯をした後一人の人が皆を代表して一言と言って立ち上がりました。

「△△さんがリビングの広い家を探していると聞いていましたが今日その理由が分かりました。私たちを呼んでくれるためだったんですね。私は日本人と20年一緒にここで働いていますが自宅に招かれたのは初めてです。今日はみんなとても感激しています。そして感謝の気持ちで一杯です。これからも皆で仲良く楽しく仕事が出来るよう皆で頑張ります。

との言葉がありました。(通訳後)その言葉を聞いてこちらが感激し感謝の気持ちで一杯でした。
皆、お腹一杯で全部美味しかったと言ってくれ、そばで見ていてもみんな幸せそうに帰って行ったので私も本当に嬉しかったです。
また一つ大切な思い出ができました。





新たな挑戦

2010-05-19 03:09:28 | その他
サェンバェノー!

先週は+20℃前後まで気温が上がり道端の雑草も緑色に変わってきて確実に春が近づいてきています。と思っていたら17日雪が降りました。最高気温+5℃。また冬に?と心配していたら翌日からまた20℃以上です。
暖房も5月15日で終了しました。地域暖房なので一斉に終わりです。
冬の間中断していた道路の補修や工事も新たに始まり街は一段と活気を帯びてきました。
建設中の国内初の遊園地も7月からオープンするそうです。
気持ちもウキウキしてきます。

さて最近の私は4月の最後の週より本格的にモンゴル語の勉強を始めました。
1回2時間を週2回です。

先生は現在日本語を勉強している19才の女子大生。火曜日と木曜日は小さい子供に日本語を教えているとのことで曜日も時間も彼女の希望通り。

5月から始めようと思っていましたが彼女は「来週からやりましょうよ」とかなり気合が入っています。
「モンゴル語を教えるのは初めてですが自分にとっても良い経験になると思うのでとても嬉しいです。一緒に頑張りましょう!」と流暢な日本語で言ってくれました。
彼女の張り切っている姿に私も「頑張るぞ!」と気合が入ってきました。


「活字体」の大文字と小文字

ちょっと説明が難しいのですが読み専用とでも言ったら良いのか自分で書くことはない文字とのことです。
その内自然と読めるようになるので気にしなくてもいいそうです。
当然のことでしょうが皆書き方はわかりません。
主にテレビやお店の看板、記事のタイトルなどに使われています。



「斜字体」の大文字と小文字

活字体と同様に読み専用の文字。
主に新聞や図書などで使われています。
読みは順番に活字体と同じですが全く違う文字もあります。



「筆記体」の大文字と小文字

人が書くときだけの文字です。
当然のことながらパソコンには出てこないので先生が書いてくれました。
この筆記体にも上記の活字体や斜字体と全く違う文字があります。


自分の身分証明書をもらったとき「あっ!名前が間違ってる!」って言ってしまいました。
英語と同じ文字でも発音が全く違うのです。
来たばかりの頃、人の名前がなかなか覚えられないので手帳に書いてもらっていました。
横にカタカナで読みを書いていたのですがなぜこの文字でそう読むのか全然わかりませんでしたが今はちゃんと読めるようになりました。
手書き専用の文字があることを知らなかったので辞書も思うように使いこなせませんでした。
英語と同じ文字でもアルファベットの順番が違うので辞書を引くのも大変です。



小学1年生と2年生だけが使うノート。
文字の書き初めと書き終わりは特に大切で徹底的に指導されるそうです。


モンゴル語ではこう書きます。
PECMOPAH (レストラン)
MAKCU (タクシー)






窓からの景色

2010-05-05 03:15:10 | その他
サェンバェノー!

日本は今ゴールデンウイークの真っ最中なんですね。
みんな今頃いろんな形で休暇を楽しんでいるのでしょうか?
こちらはいつもと変わりない静かな生活を送っています。

最近とても暖かくなったとしみじみ思います。
今日の最高気温は13℃となっていましたが数日前は何と20℃もありました。しかも今日の最低気温はマイナスではなく0℃だったんですよ。
数値を聞いただけで嬉しくなってきます。

私たち日本人は春が大好きと言う人は多いと思いますが、現地の人たちは多くの人が嫌な季節だと言うのです。

春になると根雪がなくなり凍りついていた地面が少しの風でも砂埃を巻き上げ強い風だと砂嵐になるそうです。
南部のゴビ砂漠からの黄砂も多くなり目も開けていられなくなるそうです。

また冬に酔っ払って家に帰れなくなり物陰やマンホールなどで寝てしまった人が誰にも発見されずにそのまま凍死し、暖かくなるとその腐敗臭がしてくるのだそうです。

日曜日に近くのスフバートル広場まで夫と歩いて行って来ました。
ポカポカ陽気で広場は多くの家族連れで賑わっていて平和なんだな~としみじみ感じていました。
しかしこのウランバートルの中心地を往復(約1km)する間に蓋の開いているマンホールを3つもよけて通りました。(危ない!危ない!!)


日曜日の午前中、通る車もほとんどなくまったりとした感じです。



引っ越してきた1月はちょうどこの写真の真ん中辺りの山に沈んでいた夕日は
現在写真をはみ出てずっと右側のビルの間に沈みます。(8時半頃)



あの寒い冬の間も建設ラッシュは続いていました。



上の写真の観覧車と左の建設中のビルの合間に突如現れたチンギス・ハーンの肖像画?
帰国前は雪で覆われていたため全く見えませんでした。
写真集か何かで見たことはあったのですがまさかこんな近くにあるとは思ってもいませんでした。
感動! 近い内に近くまで行って見たいです。

我が家に

2010-04-25 16:37:18 | その他
サェンバェノー!

お久し振りです。お元気でしょうか?
私は4月17日(土)の夕方無事UBに到着しました。
外は気温10℃とのこと。と言うことは何と東京より暖かい。
今年の日本の春は本当に寒かったですよね。
お陰で満開の桜をあちこちで見ることができました。

出発前に乾燥野菜の情報をお願いしましたがお陰様で予想以上に沢山あることを知り購入することができました。
日本に住んでいる時乾燥野菜なんて気にもしていませんでしたが日本は素晴らしい! 何でもあるんです。ほうれん草、小松菜までも。感激です。

「富沢商店」と言うお店の情報が多かったです。
京王デパート新宿店、西武デパート池袋店、横浜と千葉のそごうにもあるそうです。
情報を送ってくださった方々ありがとうございました。

今回の帰国は「人間ドック」で体のメンテナンスをすることが第一の目的でした。
心配していた「脳ドック」の方は何の異常もなく「A」の判定でした。
えっ!マジですか~って思いました。

実は引っ越して間もなくの1月中旬に意識ははっきりとあるのに体が自分の意思とは反対の方向に歩いてしまったことが3度もあったからです。
最初と2度目の時はほんの一瞬で、自分であれっ?と思ったのですが直ぐに修正がききました。
しかし3度目は5・6歩歩いても修正がきかずパニックになって転んでしまいました。
近くにあった椅子につかまろうとして失敗し怪我をしてしまいました。
”絶対脳に異常をきたしている”と確信していたのでちょっと意外でした。
「異常なし」なので良かったのですがあれは一体なんだったのでしょう?
極度のストレスだったのでしょうか?

脳の方は異常がなかったのですが血糖値と中性脂肪がとても高く治療を要する数値なんだそうです。
しかしそれにかかわる他の数値は正常で何の症状も出ていないので4泊5日で検査入院をすることになりました。

血圧と血糖値は毎日4回(1日だけ血糖値8回)、1日の尿の量と糖、蛋白、比重の検査、
胸部レントゲン、腹部のレントゲンとMRI、甲状腺のCT検査、心電図などなどです。

結果はやはり血糖値と中性脂肪が高いけど幸い今のところ他は全て正常とのことでした。
心臓、肝臓、腎臓、すい臓、胆嚢、副腎、全て異常なし、ホルモンのバランスも異常なしとのことでした。
眼底、眼圧も正常とのことでしたのですっきりした気持ちで日本を後にすることができました。

出産のため一時帰国している娘の世話を少しでもしたいと思って夫より長く日本に残っていたのに娘の世話になってしまいました。(笑)
身重なので病院には来なくていいからと5日分の着替えを持って行ったのですが幸い(?)病室が満室だったため男性病棟側の個室に入ったので娘は毎日来てくれ着替えを持ち帰ってくれました。

60才の節目の検診でしたが61才の誕生日は病院で迎えました。
娘はラッシュになる前に帰途に着き、息子は仕事を終えて面会終了時間10分前に駆け込みでプレゼントを届けに来てくれました。
お財布と、出来上がれば地球儀になる立体パズル、ありがとう!

今度は8月末に初孫に会いに帰って来る予定にしています。
初孫今からとても楽しみです。

一時帰国

2010-03-09 02:19:59 | その他
こんにちは~

随分ご無沙汰しています。
2月26日無事帰ってきました。
モンゴルからみた日本はとても暖かそうでしたが予想外に日本は寒いですね。
クリーニングに出そうと思って着て来たダウンのコートが思いのほか重宝しています。

毎日あれこれやらなければいけない事があり忙しくしていますが私には刺激があってちょうど良い感じです。
明日から九州の実家に行ってきます。

メールを頂いているのに返事を書く時間が無くてごめんなさい。
また帰ったら直ぐ連絡をしようと思っているのにまだ連絡も差し上げていない方々すみません。
実家にはパソコンがないので益々連絡が遅くなってしまいます。

パソコンを開く時間が夜中になってしまうので携帯へのメールはなるべくしないように気をつけているつもりなのですが・・・。昼間外に出ているのでなかなかタイミングが合いません。もし夜中に携帯メールの音がしたらそれも「ごめんなさい!」です。間違って送信してしまいました。

それから勝手なお願いですが「乾燥野菜」があったら買って帰りたいのですがどんなものがあってどこで買えるかなど情報を教えていただければありがたいのですが・・・。
ネットでは買いたくないので足を運べる範囲(東京または北九州)でお願いします。

まだまだ寒いようですので体調管理をしっかりやってくださいね。


朝青龍の引退

2010-02-10 17:21:38 | その他
サェンバェノー!

2月4日(木)モンゴルでは「朝青龍引退」と言うニュースで夕方から新聞、テレビはどこも一面、トップで報道していました。
記者会見も生中継されたようです。
実は日本が大騒ぎになる数日前からモンゴルでは毎日のように朝青龍のことが報道されていて国民の関心の大きさを示していました。

そして引退翌日の朝刊の一面は全て朝青龍が記者会見で涙を拭いている姿でした。
テレビでの街頭インタビューも報道されていましたが私の印象ではそれほど怒っているという印象ではありませんでした。(言葉は分かりませんが雰囲気で)

また回りの人たちも普段から冷静に朝青龍のことを分析していて問題を起こすたびに恥ずかしいことだと思っているようでした。
日本人の中で彼のような人がモンゴル人だと思っている人も多いのではないかと以前言われた時「私もその一人でした」と答えたことがあります。
その時そこに居た数人のモンゴル人が一斉に「違う、違う、朝青龍は例外です」と大きな声で言っていました。

あまり日本のことを知らない人たちが「日本大使館に抗議に行こう」とメールで呼びかけたと言うこともあり5日の午前中夫からの電話で一応注意するようにと連絡がありました。
我が家は大使館の直ぐ近くと言うこともありどんなことになるのか少し興味がありましたが何の動きもなく私は午後から買い物に出かけました。

モンゴル人は朝青龍のことを、日本の国技でモンゴル人として初めて横綱にまでなりモンゴルと日本の友好親善に努めただけではなくモンゴルという国の名前を世界にアピールできたことはモンゴル人の誇りであり国民的英雄だと思っています。

しかしこちらでも「郷に入れば郷に従え」と同じ意味のことわざがあるそうですが日本にいて日本の国技である相撲を選んだ以上はそのルールは守らなければいけない。
特に横綱という地位にまでなったんだからみなの模範となるような人にならなければいけないとも言っています。

日本では多くのモンゴル人が怒っていて大変な騒ぎになっているように報道されていたようですね。もしそれが本当なら現地とは随分かけ離れた報道だと思います。

こちらでは引退と同時に朝青龍の報道はなくなりましたが日本ではその後も続いていたようで身内からモンゴルでは大変な事になってるみたいだけど大丈夫かと心配していましたが全く心配はいりませんのでご安心ください。


大相撲が始まると当地ではどのチャンネルも生中継で放送しています。
一度ドライバーさんとcafeに入ったときテレビがついていました。
話には聞いていたけれど本当に皆真剣に応援していました。
一組が終わると「さぁ~ 次は○○対○○だよ」なんて言うので四股名の漢字まで読めるのかと思ったらそうではなく取り組みの順番まで覚えているのでした。

モンゴルで人気のある日本人力士は「魁皇と高見盛」なんだと教えてくれました。高見盛りはなぜだかわかりますが魁皇は幕内最年長で頑張っているからなのかと思いきや何と女性=「顔が素敵」、男性=「顔がいい」とのことです。モンゴルでは男女共に魁皇の顔には惹かれるものがあるようです。

荷物の到着

2010-02-04 00:00:52 | その他
サェンバェノー!

2月2日午前、やっと引越し荷物が我が家に到着しました。126個全て届きました。
予想以上に早く70日ぶりに見慣れた品々を手にすると思わず笑みがこぼれます。
最初に開いた包みからはお正月用の造花の松飾り。日本のお正月には間に合わなかったけれどもう直ぐ当地では旧正月なのでそのまま飾っておこうと思います。

それにしても中から出てくるものはかなり冷たい。浮かれた気持ちを抑えてよく見ると何と皆凍っているのです。洋服も本も靴もみんな凍って固くなっています。物によっては氷の粒がパラパラと落ちてきます。
慌てて日本食が入っている箱を探し出し開けて見ました。
あぁ~・・・ みなしっかりと完全に凍っていました。

モンゴルでは日本食はあまり手に入らないと聞いていたので少し買っておいたのです。
楽しみにしていたのに残念です。瓶詰めも缶詰も、お米も餅も、レトルトカレーもみーんな凍っていました。

でもこれだけ完全に凍ってしまっているとなんだかおかしくなって笑えてきます。
「これぞモンゴル!」と見せ付けてくれたようであらためてモンゴルという国の存在を確認したような気持ちでした。

直ぐに夫に電話をして状態を説明すると夫も思わず笑ってしまいました。
こん経験は冬場に赴任してきた人でなければなかなかできないと思います。
一生忘れられない思い出の日となることでしょう。

今年はヨーロッパも寒かったようですがモンゴルでも30年ぶりの大寒なのだそうです。
ある人が「我々は富士山の頂上で生活しているようなものです」と言っていたので調べてみたら富士山の頂上よりももっと気温が低いことがわかりました。

現在外の気温は-25℃です。先月はー40℃くらいまで下がっていましたので今は気分的にも楽になってきました。

そうそう凍った物の中でマヨネーズは分離していたので仕方なく捨ててしまいましたが他のものは大型冷凍庫にそのまま収めお客さんには出せなくなったので自分達で早めに食べようということになりました。
これから毎日日本食が食べられます。これも誰かからのプレゼントかもしれません。


嬉しいお知らせ

2010-01-31 18:07:10 | その他
サェンバェーノ!

久し振りのUPになってしまい皆さんにまたまたご心配をおかけしています。
はっきり言って自分で思っている以上にストレスを感じているようです。
自分でも嫌になるほど一つのことにこだわり思いつめていました。
そのことを忘れることしか解決方法はないと分かって居るのですが・・・。

たまに買い物に出ても1時間で終わってしまうし、窓から外を眺めるだけの毎日、車の行き交う動きを見ることだけがかろうじて自分と外との繋がりを保っているようにさえ思えてくるのです。

本を読んだり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、パズルをやったりいろいろ楽しめます。でもやはり誰かと話がしたい! 今の私の願いはたった一つこれだけです。

比較的暖かくなってきたと思ったので(昼間でも-20℃前後)ある日アパートの外観の写真を撮ってブログにUPしようと思い完全防備をして外に出てみました。
敷地の中からは全体が撮れなかったのでゲートから外に出て道路を渡ってベストポジションを見つけ手袋を取りました。
1枚くらいは何とか使えるのではないかと震える手で6枚撮ったのですが手がカチカチになってしまい手袋をはめるのに随分手間取り頭も痛くなってきました。
写真は手振れ補正もきかないほど全部ダメでした。
その後3日間左手の指先は感覚はあるもののジンジンしていました。

毎日昼間の空は真っ青、太陽も燦燦と輝いています。でも外は氷点下なんて本当に信じられませんでした。
ダメだと言われていてもつい出かけたくなります。気分転換にと出かけたのですがこのとき以来一人で出かけるのは我慢しています。

今日は嬉しいお知らせでしたのに横道にそれてしまいました。
一昨日MSNのメッセンジャーで「らくださん」と話をすることができました。
久し振りの会話です。2時間くらい話をしたと思います。
その時私の思いつめた話もすることが出来なんだか気持ちがすっきりしてきました。
「らくださん」には何でも話ができるのですがあまり彼女の負担になってはいけないとの思いもありました。
なぜなら彼女は今妊娠5ヶ月だからです。つわりがひどくて大変そうだったのと先方のネットの繋がりが悪くてアクセスできなかったようです。
私もあまりオンラインにしていなかったと言うこともあり「らくださん」とは本当に久し振りに話をしました。
まだつわりはあるものの随分軽くなってきたとのことで良かったなと思っています。

もう一つ嬉しいのは本体荷物が明日1日(月)ウランバートル駅に到着すると変更の知らせが届きました。通関も1日か2日で終わるようです。

最初は2月9日到着と聞いていたのと旧正月前(13日~16日まで祝日)なので通関に時間がかかるのではないかと思い引き取りは2月の終わりごろかと思っていました。
その後途中経過として2日到着予定と変更され、昨日は最終の嬉しい知らせを聞きました。

当地では遅くなることはあっても早くなることはないと聞いていたので早くても2月の終わりと思っていました。それだけに本当に嬉しいです。
荷物が届いたら何かと忙しくなるのでもう窓の外ばかりを眺める時間もなくなりそうです。
家の中が少し落ち着いたら夫の仕事仲間にも遊びに来てもらえるので私も人と会話が出来そうで楽しみです。
元気になったリョウより

新居に引越し

2010-01-08 01:48:25 | その他
サェンバェノー!

1月3日(日)予定通り無事引越しを済ませました。
引越しと言ってもトランク2個とダンボール8個の簡単な引越しなのであっという間に終わりです。
荷物の方は予定通りだったのですがインターネットが繋がっていなくて落ち着きません。昨日(6日)の午後やっと使えるようになりました。

毎年1月1日だけが祝日で休みなのですが今年は土・日と絡んでいたためモンゴルでは思いがけず大型連休でした。
ウランバートルから人と車がなくなってしまったような静かな3日間でした。

多くのお店が休業し(普通土・日も開店している)当てにしていた私達も買い物がはかどらず困りました。大家さんもいろんなことが予定通り行かなくて困ったようです。
日本のように事前にお知らせや張り紙などもなく当日そこに行ってみないと解らないことばかりです。

家は南、西、北側に窓が大きく取られていてとても明るい感じです。
北側の窓からはブルガリア大使館を隔てて夫の職場が見えます。
西の窓からはビルや山、南は建設中の遊園地の観覧車や遠くに山も見えます。

南側の窓辺に置いている温度計は昼間24~5℃(勿論+)を指しています。
リビングに置いている温度計は22℃、外の気温はー27℃です。
家の中に居ると外は毎日太陽が出て日が差しているのに雪が溶けないのが不思議な感じがします。本当は外も暖かいのではないかと。

一昨日我々の引越し荷物の本体である船便の運行状況がわかりました。
1月16日、中国の天津港で陸揚げ、その後鉄道で運ばれ2月9日にウランバートルターミナルに到着予定との事です。
通関手続きにどのくらい要するかは解りませんが荷物を引き取ってからが本格的なモンゴル生活が始まるという感じです。


道路を隔てて西側の公園内にモンゴル初となる遊園地を建設中。


西に沈む夕日を眺めながら夕食の準備を始める。


北側の書斎から見える手前の2階建てはブルガリア大使館。
その後ろに4階部分だけが見える夫の職場。


やはり北側には横浜のランドマークにもなっている某ホテルと同じようなビルが建設中。


36日間滞在したホテルのエレベーターホールから見たウランバートル市の中心街。










忘年会

2009-12-31 02:28:49 | その他
サェンバェノー!

ここモンゴルでは社会主義から民主主義に体制が変わって来年で20年になります。
経済の発展に伴い国民の生活はかなりの勢いで欧米化されているようです。
日本の高度経済成長のころと似ているのではないかと想像します。
たった1ヶ月ですがこの12月は特にそれを強く感じる月でもありました。

モンゴル人は昔から人が集まって歌ったり踊ったりするのが大好きなんだそうです。特に年末は1年の無事と年明けを祝って人が集まり飲んだり食べたりするんだそうです。
先週の土曜日(26日)内輪の忘年会がありました。参加は自由ですが私達は勿論参加です。

まず開催時間です。16時~22時30分 その後片付け30分で何と7時間です。
そもそもサラリーマンはわざわざ休日に忘年会をすることはないと思うのでなぜ土曜日なのか聞いてみると平日仕事が終わってからだと着替える時間がないからだというのです。

まず仮装をして会に参加(魔女、ピエロ、コサックの兵隊、モンゴルや日本ののサンタクロース、キャプテンクック、クレオパトラ、マリリンモンロー、メイド、オペラ座の怪人などなど)
全員の投票で最優秀仮装賞、いまいち賞、セクシー賞などが選ばれ賞品がもらえます。(私達は仮装なし)

4つのチームに分けられそれぞれが15分の持ち時間で何かを演ずる(コーラス、楽器の演奏、バレー・白鳥の湖、ダンスなど)
各チームから日本人と現地職員が2名ずつ審査員になって内容、チームワーク、演技、衣装などを採点し、1位に選ばれたチームは豪華賞品をGET。
このときにはそれぞれまた衣装を着替えるのです。

オープニングは現地職員3組のワルツで始まりました。
その後はいろんなダンスです。社交ダンスばかりではなくディスコダンスもあります。
皆本当に楽しそうでものすごく盛り上がっていました。
いろんな人に誘われ困りましたが最初は写真を撮るからと逃げていました。

18時半頃から食事となり多くの人と歓談ができました。
マリリンモンローさんは48歳の未亡人でお孫さんも居るとの事でしたがスタイルもよくとても若く見えたので驚きました。
彼女の年で孫が居るというのはここでは普通の事で誰も驚かないとのことです。

その後もダンス、デザート、ダンス、各賞の発表、ダンス、夜食、ダンスと続き最後に皆で持ち寄ったプレゼントをくじを引いて頂きました。
私は「ラーメン1杯無料券3枚」夫はモンゴルのお酒「アルヒ」の最高級品「チンギス・ゴールド」をGETしました。

誰かの知り合いのプロのオーディオ関係者、やはり誰かの知り合いのプロのカメラマン、それにプロの人気歌手も来て2曲を披露してくれました。(1曲は皆でディスコダンス)

ミラーボールはありませんでしたが時々人口雪も降っていました。
こんなに盛り上がった忘年会は初めてです。
そして日本人と現地人が一体となって会を盛り上げ楽しんでいる姿に平和を感じました。
厳しい自然の中、時にこれと言った娯楽のないモンゴルでは室内で皆で楽しく過ごすことが唯一の楽しみなのかもしれないと思いました。


モンゴルの人気歌手「ナナ」さん
彼女は日本に留学していたそうで綺麗な日本語を話します。
欧米人かと思いましたがお化粧でそうしていると誰かが言っていました。





 




ホワイトクリスマス

2009-12-25 18:37:39 | その他
サェンバェノー!

今日はクリスマス。
8時過ぎに目を覚ましまだ暗い窓の外を覗くと薄っすらとまた雪が降った跡がありました。
当地は乾燥しているため雪はサラサラしています。
少し風が吹いても車が通っても雪は移動してしまうのです。
そのため辺り一面銀世界とはなりません。ちょっと残念ですがこんな光景もここにいるからこそ見ることができたんだと思います。
下の写真はホテルの窓から見た様子です。




現在モンゴル人の95%以上の人がチベット仏教を信仰しているそうです。
社会主義時代には寺院の財産没収や僧侶が処刑され信仰の自由がなくなりました。
しかしソ連崩壊後に民主主義国家になり新憲法で信仰の自由が保証されました。

本来キリスト教の宗教行事でもあるクリスマスを日本と同じように年間行事の一つとして楽しんでいます。
街のいたるところにクリスマスツリーが飾られ、テレビでもサンタクロースがそりに乗って子供達にプレゼントを届けるCMも流れています。この飾りつけは昨年よりももっと派手になったとの事です。

今日お昼に街の中心街のレストランに出かけたのですが気温はー24度。10mくらい歩きましたが部屋に入ったときはぶるぶる震えていました。
街の中の様子は昼間しか見れませんが夜はきっと飾りつけが綺麗なんだろうなと思います。
下の写真は今滞在しているホテルのロビーです。




新居決定

2009-12-21 01:16:00 | その他
サェンバェノー!

今、滞在しているホテルではNHKの国際放送プレミアムというのが受信できます。ニュースを見ていたら山形の鶴岡市が出ていました。大雪で大変そうです。懐かしい友の顔が浮かんできます。大丈夫でしょうか?

私達がこちらに来てからは一度だけ朝起きて窓の外を見たら辺りが薄っすらと白くなっていました。雪はそれっきりですが気温は最高でもー17・8℃くらいです。
昨日の昼間、近くのホテルに入っている日本食レストランに行ってきました。

行く途中、500mlのペットボトルに水を入れて少しだけ(200ccくらい)道端に流してみました。
なだらかなスロープのあるところでしたが水は少し流れて塊のまま止まってしまいました。
まとまった量だったので流石に瞬間に凍ることはありませんでしたが約30分後の帰りに見たら完全に凍っていました。(こんなことでもしていないと刺激がありません)

そうそう新居が決まりました。
場所は夫の職場から直線距離で約100m南のところです。
親日家の人が住んでいて私達が家を探していることを知ったらしく貸したいので見て欲しいということで家探し2日目に見に行きました。

とても立派なマンションで部屋も広く、明るく、綺麗で、家具も立派な物が入っています。先に家賃を聞いていて私達にはちょっと手が出せない金額だったのでとりあえず見せてもらうだけということで目の保養をさせてもらいました。
家賃にふさわしいお宅でした。

その後も数件見て2軒ほど候補を挙げていたのですがどちらも9階だったので決心しかねていました。
もしエレベーターに閉じ込められたら・・・(停電が多いため)や水圧の問題・・・などで迷っていました。

そんな時あの親日家の人が私達が探している条件を聞きつけたのか値下げをしてくれると言うのです。しかもそれは私達が探している条件と同じなのです。かなりの値下げです。
なんだか申し訳ないような気持ちでしたが心の中は即決定でした。
翌日再度見せていただき正式に借りることを申し伝えました。

5階建ての2階部分、エレベーター付き、セキュリーティーも24時間常駐だしとても満足しています。
引越しは約2週間後、年明け早々になりそうです。


南東方向に見える日の出(08:55)

ホテルは街の中心から東側にあります。
窓は東向きなっているので中心街は見えません。


基本情報

2009-12-14 01:59:53 | その他
サェン バェノー!

今日はモンゴルについての基本的な情報を書いておきます。

国名:モンゴル国、英語ではMongolia(1992年の新憲法以降)

面積:156万6500k㎡(日本の約4倍)

人口:約270万人(2009年12月現在)

公用語:モンゴル語。文字はキリル文字(ロシアアルファベット)
民主化以降、縦書きの伝統的なモンゴル文字(日本の草書のような文字)の教育も行っている。

地理:北アジアのモンゴル高原に位置する大陸国家。北はロシアと接し(約3500km)、東西と南を中国と接している(4700km)東部は草原が多く、西部や南部は砂漠地帯(ゴビ砂漠)北部は森林地帯になっている。西部にはアルタイ山脈があり4000m級の山々が聳えている。海には接していないが湖や川も多く自然豊かな国。

首都:ウランバートル(2007年4月の人口:103万1200人)
緯度ではパリ、ミュンヘン、ウィーン、シアトルとほぼ同じ。
北海道より少し北になります。

海抜:最も高い所は4374m、低い所は552m、ウランバートルは1351m。

時差:ウランバートルは日本との時差はマイナス1時間。(西部の3県はさらにマイナス1時間)

通貨:モンゴルの通貨はトゥグルグ(Tg)で11種類の紙幣のみ。硬貨は流通していない。1円≒15Tg(2009年6月現在)

気候:年間の気温差、1日の気温差が激しく典型的な大陸性気候で乾燥している。夏は最高気温が40℃近くにまでなる日も多いが冬は氷点下30℃になる日も多い。10月からは急激に寒くなり4月まで続く。

主な産業:地下資源が豊富で鉱物産業が盛ん。次に羊や山羊などの牧畜業が続く。
鉱物資源やカシミヤ製品が輸出の多くをしめる。
商品のほとんどは輸入品で中国、ロシア、韓国、日本からが多い。

以上ガイドブックや手元の資料からの抜粋ですが簡単にまとめてみました。





無事到着

2009-12-06 23:00:50 | その他
サェン バェノー!(こんにちは!)

モンゴル時間の11月28日(土)午前6:10分、予定より30分早くモンゴルのウランバートル、チンギス・ハーン国際空港に無事到着しました。
着陸前の機長のアナウンスで「気温ー25℃、晴れ」とのことでした。

窓から下を覗いても何も見えず真っ暗闇です。街灯らしき明かりが時々見え始めたと思ったら赤い光になりました。変な色の街灯だな~ と思っていたらいきなり着陸しました。赤い光は空港の滑走路の光でした。
これくらい何もない飛行場です。

建物から外に出たと同時に何か砂の粒のような物が顔に当たりました。
それはあまりにも寒くて「ウォ~!」と大声を発したため自分の息が瞬間に凍って自分に跳ね返ってきた物のようです。

空港の前には小さなXmasツリーが数本飾られていて心を和ませてくれました。
空港から市内のホテルまでは約30分くらいでしたがガタガタ道でひどいものです。
そのガタガタ道をどの車もかなりのスピードで走ります。
真っ暗闇でほとんど何も見えませんでした。

ホテルに着いたのは7時半。お客は我々だけ。かなり大きなロビーは寒々と冷え切っていて暗闇の中レセプションだけに薄明かりが灯っていました。
まぁ早朝だしこんなものでしょう。
部屋に入ると2人ともバタンキュウで爆睡してしまいました。目が覚めたのは午後3時半を過ぎていました。

このホテルはデパート(韓国系の大型スーパー)と繋がっていて外に出なくても買い物が出来とても便利です。
取りあえず店内を見て周り飲み物などを買っておきました。
チェコ製の物や日本製の物もありました。

夕飯はホテル内の中華(台湾料理)レストランにしましたがチェコの中華と違ってとても美味しく幸せです。(そしてその後の夕飯はほぼ毎日ここで食べています)
値段も安くて心も懐も暖かです。


「サェン・バイノー」はモンゴル語で「こんにちは」の意味ですが「お元気ですか?」の意味もあるそうです。
「せんべい、ノー」と覚えれば良いと日本語が上手な現地の人に教わりました。


迎えの車に荷物を乗せているときにパチリ!



横を向いてパチリ!
手が震えていたのか少しボケています。


今日でちょうど1週間が過ぎました。
家探しは一時ストップして来週の木曜日からまた始めます。(夫がチョウ多忙のためです)