リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

あっという間の1年

2010-11-27 00:58:48 | その他
サェンバェノー!

夫の転勤でUBに住み始めてちょうど1年になりました。
振り返ってみればあっという間の1年でした。

到着は朝の6時10分、気温-25℃でした。
空港の建物から出てあまりの寒さに驚きの「わ~っ!」と発した時の自分の息が瞬間に凍って顔に砂が降りかかったような感じがしたのを思い出します。
空港の建物を離れると街灯も無く真っ暗闇の中、UB市内まで20分くらい走ったときのわずかな不安と大きな期待がよみがえります。

37日間のホテル住まい、ホテルの中は英語は通じるも一歩外に出ればほとんど英語は通じません。
美容院でカットをしてもらうため最初に値段を尋ねたらハウマッチ?(いくらですか?)が通じないのに驚きました。
ペイ、マネーなど言ってもポカンとしています。お財布を出しお金を出して見せるとようやく理解したようで計算機を取り出して表示してくれました。10,000tg(約700円)ということがわかりカットだけしてもらいました。

こんなことがありこれは本気でモンゴル語を覚えないと何かと不便だと覚悟しました。
しかし頼りのモンゴル語会話集のカタカナで表記されている通りにしゃべっても「ありがとう(バイラルラー)」も「さようなら(バヤルタェ)」も通じないのです。だんだん自信をなくしていきます。

モンゴル語を習い始めて分かったのですが確かに書かれているスペル通りに一つずつ発音するとそうなるのですが実際は「バャルラー、バィルタ」と言う感じです。「ル」が難しいのですがこれならOKと言われました。

全く分からなかったモンゴル語ですが1年経つとそれなりに少しは通じるようになりました。
先日「国政調査」(今年は世界的にやってるらしいです)に担当の人が来たのですがモンゴル語で対応できたのが何よりの自信になりました。(自分で書けないので記入は担当の人に書いてもらいました)
これからも少しずつ語彙を増やしていこうと思っています。

ここでははっきり言って友人と言える人は誰もいません。
一緒にご飯を食べに行ったり散歩や買物に行ったりする人は皆無です。
仕事をしている日本人女性は沢山いますが夫人はあまりいません。
時々お茶に呼んだり呼ばれたりする人はいますが彼女達は基本的にモンゴルが好きではないので一緒に出かけるのはムリがあります。

でも私はモンゴルが大好きです。
好奇心が旺盛なためかあちこち行ってみたいのです。
今ではストレスをためないためにも一人でではありますができるだけあちこち出かけるようにしています。
一人と言っても運転手が居るので心配はいりません。
ボディーガードまでお願いしているわけではありませんが必ず付いて来てくれます。
「車に居てもいいよ」と言うと「ハイ」と言うのですが少し離れて必ず付いて来ています。
こんな人ですので私も(多分夫も)安心して出かけられるのです。

インターネットで情報を得、運転手に「ここに行きたい」と言って連れて行ってもらいます。
現地の人からモンゴル人の礼儀や作法などもいろいろ教えてもらいこの1年でかなりモンゴル人のことが分かるようになりました。

日本ではまだまだモンゴルの事はあまり知られていないと思いますので出来るだけ頑張ってUPしていきたいと思っています。
とは言ったものの筆不精のリョウでもありますしネットの状態もあまりよくないので気長にお付き合いください。

ショック! 写真が・・・

2010-10-24 02:35:23 | その他
サェンバェノー!

先日郊外に行ったときの写真をパソコンに取り込もうとメモリーカードを挿入しました。
何だかいつもと違った画面が出てきて変だなーと思っていたらそこに入っていた写真が全部無くなっていました。
ショック !

カードを挿入する前にカメラの画面で写り具合を確認してカードを取り出したのです。
ですからその時点までは確かに写真はメモリーカードの中に入っていたのです。
それが1分もしないうちに全部消えてなくなってしまいました。
しかも写真の数は約6,000枚!
何と言うことでしょう!

いつもと同じようにセットしたのに何がいけなかったのか全くわかりません。
空き容量が50%弱だったのに99%くらいになっていました。
ということはやはり全部なくなっているということですよね。

試しに新たに写真を撮ってカメラの画面で確認をしメモリーカードをパソコンに挿入したらやはり何も入っていないのです。
いったいどうなっているのでしょうか?
どなたか教えてくださ~い!

唯一救われるのはこの日の写真以外は全てパソコンの中に取り込んでいたので良かったのですが…。
これも危ないので明日はCDにコピーしようと思っています。

新たな挑戦 パート2

2010-10-10 00:07:42 | その他
サェンバェノー!

日本はすっかり秋の気配だそうですね。
当地の短い秋はもう終わりのようです。
最高気温が2桁(+)なのは7日で終わり、8日からの最高気温は1桁です。(最低気温は既にマイナス)
そして今シーズン4度目の雪が降りました。

冬は外で楽しむことも出来ないので10月になったら何か始めようと思っていました。
そしてモリンホール(馬頭琴)を習うことに決めました。

9月下旬、馬頭琴工房を訪ねてみました。
造っている人が実際に馬頭琴を弾いてくれたのですが、それはそれはとても素晴らしい音色で自分でも弾いてみたくなったのです。

造っている人は日本語ができると聞いていたのでそこを訪ねたのですが、彼はモリンホール・アンサンブルのメンバーの一人で毎年一回日本での公演に参加しているとの事で日本にはすでに6回行ったそうです。

彼が先生を探してくれると言うのでお願いしていました。
そして芸術大学で馬頭琴を教えている先生を紹介してくれました。
今月から週2回、1回1時間、この学校へ通うことになりました。

先生は日本語は全くわからないと言うので心配でしたが数少ない私のモンゴル語の単語だけでも何とかなっています。
いろんな手続きなどはどうなっているのかわかりませんが運転手といろいろ話していました。
そして最後に「今日から貴女もこの学校の学生です」という言葉だけはわかりました。
それを聞いてちょっと恥ずかしかったけれど気持ちはだけは確実に学生になりました。
今まで2回通いましたがとても楽しくて1時間があっという間に過ぎてしまいます。

モリンホールはモンゴルを代表する楽器でモンゴル語で「馬の楽器」という意味です。
モンゴルでは主に白樺の木と馬の尻尾からできているそうです。(中国や内モンゴルでは少し違うようです)
棹の先端部分が馬の頭の形をしているのが特徴です。
音色がチェロに似ているので「草原のチェロ」とも言われるそうです。

弦は2本だけで箱の部分を足のひざに挟んで支えます。
指は人差し指、薬指、小指の3本を使います。(今日現在です)
人差し指は爪の生え際を弦に横から強く押し当てます。このとき指の先端が棹に触れてはいけません。
薬指と小指は指の先端の爪と皮膚の間に弦を挟んで真横から押すようにします。

三味線のように弦を指で押さえるのではないのです。

今はドレミを習った段階ですが人差し指を使う音が難しくてなかなか綺麗な音になりません。
時間をかけて練習をしたいのですがご近所に迷惑ではないかと午前と午後に30分だけ練習しています。
早く堂々と練習できるようになりたいものです。

下の写真は私の馬頭琴です。












孫、アフリカへ

2010-10-02 02:54:01 | その他
サェンバェノー!

このところ日本も涼しくなったそうですが如何お過ごしでしょうか?
UBもめっきり寒くなり9月20日は雪が降りました。
今朝も起きた時雪が積もっていましたが来週にはまた18度くらいまで上がる日もあるようです。私も外に出るときは気を引き締めて出なければと思っています。

このところ何となく寂しい気持ちで落ち着かない日々を送っています。
先月21日に可愛い孫が大阪を離れてアフリカに旅立ちました。23日の夕刻、現地に到着したようです。
孫が日本に居る時は近いということもあってそれほど寂しいとは思わなかったのですが出発してからは果てしなく遠くに行ってしまったようでとても寂しく思います。

母が何度も私に電話をかけて来ていました。「もう直ぐ出発だね~」「今頃飛行機の中よね」「いつ頃到着するの?」「今頃到着したころよね?」などなどです。母もきっと寂しいんだろうなと思います。

思い返せば30数年前、私も同じように日本で里帰り出産をし同じようにアフリカに戻りました。あの時の父や母も今の私の気持ちと同じだったんだろうなと今初めてわかりました。

私自身は子供と一緒の生活が始まったことで毎日がとても充実していて楽しかったのできっと娘も同じだろうと思えるのが唯一の気休めになっています。

孫の名前は「翔之介」、「大空を翔け回って人と人、国と国を支えるような人になってもらいたい」と言う思いからこの名前にしたとのことです。そして「和」の名前と言うことも。

私の予想とは全くかけ離れてはいましたがこの名前を聞いたときは直ぐにいい名前だなと感じました。親の願い通り元気に大空を翔け回って人の役に立てるような人間になってほしいと思います。

実はこの名前外国人には覚えにくい名前なのでは?と思いましたが意外にあっさり覚えてもらえるのです。
特にモンゴル人にとてもよい名前だと言われます。
それは相撲の行司に「木村庄之助」という人が居るのでみんな良く知っているのです。
名前を聞かれて「ショウノスケ」と言うとみんな「それはいい名前だ。一番高いランクの名前だ」と言うのです。
私は最初なぜランクが高いと言うのか分からなかったのですが行司の「木村庄之助」さんのことを説明されてようやくわかりました。
モンゴル人は私以上に相撲のことには詳しいかもしれません。
アメリカ人にも同じような事を言われました。
字は違うのですが素直に喜んでいます。

先日MSNの映像チャットで孫の元気な姿を見ることができました。
日本で会った時より少し大きくなっていたので安心しましたが目の前に居るのに手を差し出しても抱けないのがちょっとザンネン!
でも現在はこうしてパソコンを通して目の前で生の孫の姿を見ることが出来るのでまだ良いのかもしれません。
パソコン教室に通ってパソコンの楽しさをわかり日本を離れたことは本当に良かったとしみじみ思います。






「チャンス」 撮影現場

2010-09-24 12:23:55 | その他
サェンバェノー!



今NHKで放映中のドラマ「チャンス」の撮影で、スタッフより一足早くモンゴル入りした「藤原紀香」さんと、一日一緒に過ごしたことは以前書きましたが今回は撮影現場の様子です。

7月10日(土)はウランバートル市内でのロケでした。
私は市内近郊と聞いていたので少し遠くに行くのかと思っていたのに運転手の話ではそうでもなさそう。
運転手同士で連絡を取っていたようで現場は我が家の直ぐ近くです。大きな銀行の隣の建物の中だということなのですがなかなかわかりません。銀行の前を行ったり来たりしてもわからないのです。
ウランバートル警察署があるので出てきた警察官に聞いてみました。「住所ではここだよ。でも撮影なんてやっていないよ」と言うのです。
また行ったり来たり、そのとき先日の車を運転手が発見しました。それは正に警察の敷地の中の裏庭のような所です。
ゲートが閉まっているのでクラクションを鳴らすと無人のゲートが開きました。
中に入ると確かに撮影機材などを積んだ車も駐車しています。
撮影現場はウランバートル市警の一会議室でした。

廊下で待機している関係者の中にマネージャーさんを見つけ「おにぎり」の差し入れをしました。もう直ぐ終わるので少し待って欲しいと言うので控え室で待っていると今終わったからと呼ばれました。
部屋に入って行くとせっかくだからここで記念写真撮りましょうよと思いがけない言葉です。

側に居た運転手も一緒に入って記念写真を撮らせていただきました。
実はこの運転手、観光に行った日、家に帰って奥さんに紀香さんの話をしたそうです。「そんなに有名な人なら一緒に写真を撮ってもらえば良かったのに・・・」と言われたらしいのです。運転手はとても喜んでいました。
初日の観光の時はプライベートな時間だったので写真など撮られたくはないだろうとあまり撮らないよう私も遠慮していました。

その後近くのスフバートル広場に移動し紀香さんはそこでこちらのメディアのインタビューを受けその後撮影に入りました。
インタビューを受けている間夫を迎えに行き終了後に一緒に記念撮影させていただきました。

その時紀香さんが「今度はここで撮影に入ります。あそこのビルの上にNHKのカメラがあるんですがここに居ると皆さんも入ると思います。カメラの方を見ないでくださいね」と言うのです。一緒に写りたいようなちょっと恥ずかしいような気持ちでした。いつカメラが回ったかは分かりませんが少し離れたところに移動しました。

広場は土曜日のお昼の時間だったため幸い人は少なかったのですが3人組の若い女性が近くで紀香さんを見つけて騒いでいました。
運転手が「日本人が紀香さんに気がついたみたい」と言うので見ていると彼女達は韓国人でした。疑心暗鬼ながら「ノリカ フジワラ」を連発していましたが撮影が始まると確信したようにパチパチとカメラを向けてかなり興奮していました。

このときモンゴルはちょうど「ナーダム」(独立・革命記念日)のお祭りで3日間祝日だったのです。1年で一番大きなお祭りです。
翌日はそれのメインイベントと言ってもいいほどの競馬があるのです。撮影隊はその競馬の様子を撮影するようでしたが紀香さんたちは翌日は1日オフだというのです。
私たちはその競馬を見に行くことにしていましたので「一緒にどうですか?」とお誘いしてみました。

翌日ウチの車で一緒に行くことになり紀香さんの他マネージャーさん、スタイリストさん、メイクさんも一緒に出かけました。
この紀香さんチームはいつも一緒だとかで和気藹々でとても雰囲気のよいチームでした。
紀香さん、マネージャーさんだけでなくメイクさんスタイリストさんたちも本当に気持ちの良い気さくな人柄で楽しい人たちでした。


モンゴルでの撮影は明日25日(土)に放送されるようです。夜9時からです。
時間があったら是非見てください。


紀香さん胃の調子が悪いと言っていましたがその後は大丈夫でしたでしょうか?
これからの益々のご活躍応援しています。
マネージャーさん、スタイリストさん、メイクさん、いつまでもお元気でお仕事楽しんでくださいね。

寒い!

2010-09-22 00:12:58 | その他
サェンバェノー!

今日の夕方から暖房が入りました。

毎年9月15日から入ると聞いていましたが一向にその気配はありませんでした。
それほど寒くはないからと気にしないでいましたが昨日からはやはり寒いと思うようになりました。
それもそのはずです。昨日の最低気温は今シーズン初めてマイナスになりました。早朝には雪も降ったそうです。

今日午後から買い物に出かけたのですが寒いからと薄手のジャケットを手にして外に出たら寒っ! 直ぐに着込みましたが車から降りると背中が丸まってしまいそうでした。
今日の最高気温は11℃だったようです。

暖房は入ったもののあまり強いと言う感じではなく心もとなく感じます。初日だからこんなものなのかと思っていますが。

1週間くらい前からは日本で真冬に着る厚手のキルティングのパジャマを着ています。暖房が効いてくるとこれは暑くて着れないんですけどね。

酷寒の季節にいよいよ突入です。でも既に経験済みなので気持ちの余裕があるのが幸いです。
まだまだ日本は残暑が厳しいようですがお体には気をつけましょうね。お互いに!


* 先週一人旅、2日目を書き上げたのに投稿をクリックしたらどこかに飛んで行ってしまいました。チョウショック!!
気をあらためてと思ったのですがなかなか改まりません。今日は別の話題で書いてみました。 それではおやすみ~

一人夏休み決行

2010-08-16 03:35:23 | その他
サェンバェノー!

明日16日(月)から3泊4日で夏休み一人旅をしてきます。
夫はどうしても休めない仕事が入り残念ながら行くことが出来ません。
月末に初孫に会いに帰ることができるかどうかも怪しいところです。
夫がバタバタと忙しそうにしているのに(この土・日も出勤)私だけ夏休みなんてちょっと気が引けるのですが当地はもう秋、延期することができないのでキャンセルせずに私一人で行くことにしました。

予報では明日から3日間雨で気温も最高が10℃~20℃、最低気温は4日間とも10℃以下となっています。

先週13日の金曜日に我が家でホームパーティーをしました。土・日に後片付け、そして慌しく旅の準備です。トイレットペーパー、ウエットティッシュ、飲み水、手洗い用の水、食料なども欠かせません。
友人に「行きは日本人、帰って来たらモンゴル人になってるよ」と言われました。本人がそう実感しているそうです。
果たしてどんな旅になりますか乞うご期待!

*一人旅と言っても車で行きます。運転手がいるので心配しないでくださいね。
とっくに日付が変わってしまいました。これから3時間くらい寝ます。





パソコンの調子が・・・

2010-08-15 00:42:44 | その他
サェンバェノー!

ご無沙汰していますがお変わりなくお過ごしでしょうか?

当地は7月末より急に気温が低くなり40度前後あった気温から1日で10度下がりその翌日にも10度下がって現在は20度前後の日々が続いています。
風がなければ快適ですが風があるとひんやりとした秋の風のようです。

ブログの更新がなかなかないのでまた病気ではないかと気をもんでいるいる人もおいでのようですが毎日元気にモンゴルの短い夏を謳歌していますのでご安心ください。

最近パソコンの調子が悪く毎日四苦八苦していました。
ローカルエリアには接続されているのに全く画面が出てこないのです。
ヘルプを使うにも画面が出てこないのでウイルスにでもやられたかと思ったりしていました。修理を依頼するところもなく(あっても心配で依頼出来ませんが)今度帰国する時持ち帰って修理に出すべきかと考えたりしていました。

ブログのUPが出来ないのも勿論ですが孫の写真も見れないし何よりも今度帰国する時の細かい打ち合わせなどでメールを使いたいのに出来ないのが何より不便を感じます。
しかもこちらで買った私の携帯もなかなか繋がらないらしく(私が掛ける分には特に問題はないのですが)緊急の場合を考えて何か対処しなくてはいけません。


もしかしてチェコ時代からの写真が一杯でパソコンが重くなって起動が遅いだけなのかもしれないと思い、毎日毎日写真を整理してメモリースティックに移してみました。
そうしたところ何とか起動し画面が出てきました。メールチェックだけは出来ましたがまだまだ重すぎて動きが鈍いのでもう少し写真を落としました。
今日はブログもUPできるほどに回復しています。

今までパソコンが私と同じ状態になっていると言う人の話をよく耳にしていましたがそのほとんどの人が修理に出したとか壊れたので新しい物を買ったと言っていましたが、その前にもしかしたら写真かも?と思って一度写真の整理をしてみるといいかもしれませんね。


月曜日から3泊4日でハラホリンという所に行ってきます。
UBから西に380kmの所です。近くにはモンゴルに2つある世界遺産の1つがあります。
お土産話をお楽しみに!

日本はまだまだ猛暑が続くようですね。お体ご自愛ください。




「チャンス」

2010-07-17 03:48:21 | その他
サェンバェノー!

来る8月28日(土)夜9時~ NHKで「チャンス」(全6回)というドラマが放映される予定だそうです。
そのドラマの撮影のため「藤原紀香」さんはやってきました。
7日の観光は前回UPしたのでその続きです。

昼食は「王様のゲル」の中でモンゴル料理でした。
”13世紀村”の入場料金の中にはランチの料金も含まれているので私は少し楽しみでもありました。モンゴル料理だろうとは予想していましたが選択の余地のない、いわゆるセットランチでした。皆これしか食べる物はありません。

紀香さんたちの口に合うものはあるだろうかと少々心配になってきました。
モンゴル料理の中で羊以外に美味しい物は何かと聞かれ返事に困っていたのです。
「私たちはあの羊独特の臭いがダメなんです。羊ちゃんは見ているだけでいいんです」と。

先ずはお茶(スーテーツァィ) こちらの人が毎日欠かさず飲む一般的なお茶(ミルクティー)です。各家庭によって味は違いますがここは薄い塩味でミルクも控えめでした。私が一番最初に飲んだスーテーツァィは日本で言うロイヤルミルクティーと同じでした。

次はサラダ。一行はすでにモンゴルの洗礼を受けたらしく原因はサラダだろうと言うことで撮影に影響するのでサラダは食べないように言われているそうです。

次は韓国料理のチジミのようなものでこれは皆美味しいと言って食べましたが1・2切れだけです。

一行は隣のテーブルに運ばれたうどんのような物に期待を膨らませています。「わぁ~ おいしそう~」と。でもこのスープは羊の出汁でこれもダメです。

次は見た目は揚げパンのようなもの(ホーショル)ですが中は肉です。3人は1口食べて「おいしい~!」と満面の笑顔でした。モンゴル人の3人もホッとしたようで笑みがこぼれています。私はまだこれを食べたことがありません。
うどんを食べ終わってこのホーショルを口にしました。カリッと揚がったパイ生地、「う~ん!本当に美味しいですね~」と言いながら3人を見るとホーショルは1口食べただけでお皿に乗っていました。「油がちょっと多くてね~」と言っていましたが中の肉はしっかり羊でした。満面の笑顔はパイ生地だったようです。

食事の最中に民族衣装を着た人が馬頭琴と琴の演奏をしてくれました。馬頭琴は日本にいるときから興味があったので寒くなったら習いに行きたいなと思っています。

3人は飲み物も食べ物も全部ダメでした。期待をしていただけにさぞガッカリしたことでしょう。私は反対に全て美味しくいただきました。
草原の中、しかも13世紀を再現しているテーマパークなので周りにはお店などは何もありません。これから行かれる方で羊がダメな方は何か食べ物を持参した方が良いかと思います。

その後「遊牧民の家」に行って馬やらくだに乗って記念写真を撮り”13世紀村”を後にしました。

ウランバートルでカシミアの工場直営のお店に行って買い物をし夜は韓国料理レストランで夕食をご馳走になりました。
美味しい韓国料理レストランを教えてと言われたのですが当地では韓国料理レストランが数え切れないくらい沢山あります。知り合いの韓国人たちが1番美味しいと言うレストランに案内しました。

翌日から撮影が始まったのですがロケ地は南のゴビ砂漠に近いところ、前日までの快晴がうそのように大嵐だったそうです。



女優さんと一緒に

2010-07-10 04:25:23 | その他
サェンバェノー!

7月7日も暑い暑い1日でした。夜7時半でも気温はまだ33℃もありました。
日本では七夕、タンザニアでは独立記念日で「サバサバ(サバは数字の7)」という1年で一番大切なお祭りの日です。そしてモンゴルでは・・・特に何もありません。でも私にはとても大きなイベントがありました。

俳優(今は女優という言葉は使わないらしいです)の「藤原紀香」という人と1日を一緒に過ごしたのです。「えっ? あの有名な藤原紀香?」という声が聞こえそうですがそうなのです。その「藤原紀香」なのです。

8月28日(土)から始まるNHKの「チャンス」というTVドラマの撮影のために6日にモンゴル入りをしたのです。
モンゴルに行くことを知った彼女の友人がモンゴル人の友人Bさんを紹介したそうです。そのBさんは私の友人でもあるのです。

「藤原紀香さんと言う人知っていますか? 友人から宜しくって頼まれたんだけれど大丈夫かと心配なのです。もし良かったら一緒に行きませんか?」と誘いの電話がありました。
彼女は日本語がとても上手なのですがガイドをした経験などなくその上実はモンゴルのことをあまり知らないと言うのです。彼女は10年間日本で生活し昨年モンゴルに帰って来たのです。日々変わりゆくモンゴルにまだ慣れていないというところでしょう。

「チンギスハーン・モニュメントと”13世紀村”に行きたいらしいのですが私はまだそこに行ったことがなくてしかもちゃんと通訳が出来るかどうか心配です。」と。
私の返事は勿論「行く行く、喜んで、チョウうれし~い!」でした。
ということで7日朝10時にホテルで待ち合わせをしました。

先方は「藤原紀香」とマネージャーさん、スタイリストさんの3人です。いざ出発しようとした時、チャーターしている車の運転手が英語も日本語も出来ないのでマネージャーを私の車に乗せて私が一行の車に乗ってくれないかと言われ「えっ!私モンゴル語は出来ないんですけど…」と言うと「紀香さんと話をしてくれればいいんです。」との事なので喜んで同乗させてもらいました。

「藤原紀香」は俳優、モデル、タレントなどとして幅広く活躍していますが私はむしろ日韓交流親善大使(正式な名前は忘れました)として活躍していたことの方がイメージとして強いのです。彼女は今でも国際的な活動や人道支援にも積極的に活動していますしエイズや環境問題、途上国の子供達のことにも目を向け積極的に支援活動しています。
車中の会話でもそれがよくわかりました。

「藤原紀香」は日本人ならほとんどの人が知っている有名人。ミーハー気分で「行く行く」と言ってしまいましたが少し緊張していました。
しかし紀香さん(いつの間にかこう呼んでいました)はとても気さくで飾らない人だったのでいつの間にか私のバリアも解き放たれていました。とても素直なお嬢さんと言う感じです。
一般人に写真なんか撮られるのは嫌だろうなと思って最初は遠慮していたのですが紀香さんの方から「ねぇ~、一緒に写真撮りましょうよ~」なんて言われて正直とても嬉しかったです。その後は遠慮なく撮らせて頂きましたが普通に職場の仲間と観光を楽しんでいるという感じでした。
さすが~と思ったのは写真を撮られるときのポーズがきまってるんですよ。私なんかはせいぜい「ピース」くらいですけどね。

13世紀村はチンギスハーンが生きていた時代を再現したモンゴル初のテーマパークで2年前にオープンしたそうです。
6つのゲル(移動式住居)があって各ゲルはそれぞれ「郵便局」「職人の家」「シャーマン教の家」「教育の家」「遊牧民の家」「王の家」とテーマを決めています。
道具を触ったり、当時の民族衣装を来たり、当時の食べ物を食べたり、当時の字で名前を書いてくれたり(自分でも書ける)昼食は王様のゲルでモンゴル料理をフルコースでいただきます。
私は全て満足だったのですが3人は昼食が全くダメでした。お腹がすいているのでゲルを飛ばしてまで王様のゲルに行ったのにです。羊の肉がやはりダメでちょっと可哀想でした。

それにしても6つのゲルを移動するのに近いところでも2km、遠い所では10kmも離れているのです。あらためてモンゴルの広さを実感しました。資料によるとチンギスハーン・モニュメントから車で20分となっていたのですが1時間くらいかかりました。

その後カシミヤの工場直営のお店に行って買い物をし夜は韓国料理を食べて少し元気を取り戻したようでした。

紀香さん、マネージャーさん、スタイリストさんお疲れ様でした。
1日お付き合いをさせていただきお陰様で楽しい思い出がまた1つ増えました。有難うございました。


追記: 紀香さんは「雨女」だと以前何かに書かれていたので本当かどうか聞いてみたら「本人はそうでもないと思っているけれど回りが皆、雨女だと言ってるだけ」とのことでした。撮影が始まる日からは雨でした。ゴビ砂漠に近いロケ地は大嵐だとブログに書かれていました。あんなに続いていた40℃近い日々はどこかに消え天気予報では明日も雨です。
食事が合わないのですからせめてお天気だけでも良くなって欲しいと願っています。





新おばあちゃん

2010-06-28 05:03:41 | その他
サェンバェノー!

6月26日(土)初孫が生まれました。
男の子です。
名前は決まっていますがまだ許可をもらっていないので(こんな時間ですし)お伝えできませんが愛情がこもったとてもいい名前です。(既におばあちゃんバカ)
12時間近く陣痛に苦しんだようですがこの夜7時半ごろ無事に出産したようです。
母子共に元気なようでホッとしています。
婿さんのご両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。

この週末キャンプに行っていたのでなかなか連絡が取れず私が知ったのは誕生から4時間後でした。現地に着いたとき電波が届いていないのを知り夕方電波状態の良いところに行って電話をしてみました。その時はまだでしたが10時半ごろもう一度行って息子に電話をして生まれたことを知りました。

出発の前日に”今夜入院をする”と聞いていたのでずっと気になっていました。
先日下見をした場所より少し奥のベストポジションだったのですが生憎電波は届いていませんでした。
家に帰りパソコンを開くと何度も電話をしたけれど連絡が取れないのでと婿さんから無事出産のメールも届いていました。そしてその後娘と赤ちゃんの写真もメールで届いていました。
直ぐにでも抱き上げたい気持ちです。久し振りに感動の涙を流してしまいました。

ピカピカのおばあちゃん1年生より先ずは第一報です。










乗馬初体験

2010-06-23 23:41:17 | その他
サェンバェノー!

キャンプ地の下調べが無事に終わった後は皆でお昼ごはんを食べることになっていました。しかしこの辺りにはそれらしきお店はどこにもありません。心配していると「今から食べに行きましょう。そして乗馬でもしませんか?」と聞かれ私は即「やりた~い!」と手を上げました。勿論今まで乗馬の経験は全くありません。それでも大丈夫とのことです。

「今電話でお昼ごはんを10人分頼んでおきましたので大丈夫です」と夫と私の心配を軽く跳ね除けてくれました。それにしてもこの大草原で携帯の電波が届いていることにちょっと驚きです。直ぐ近くかと思いきや延々と1時間くらい走ってやっと辿りつきました。
そこは彼らがいつも利用しているところのようです。

場所はUBから東北東に直線距離で50kmの所にある一番近い静かな保養地です。
UB市街地や草原とはまた違った風景で樹木の緑がいっそう濃く(これが普通かも?)林や小川があったりでここは本当にモンゴルなのかなとふと感じます。かろうじて時々目にする観光客用の白いゲルがモンゴルだと主張しているようです。

ゲルの中がレストランです。最初に”スーテー・ツァイ(ミルクティー)”と言う飲み物を出されとても美味しくいただきました。皆は直ぐに外に出て行きましたが私はのんびり座っていると「先に馬に乗りましょう」と呼びに来てくれました。”え~ご飯はどうなったの~?”と独り言をつぶやき外に出ると乗馬をする7人はもう馬を選んで乗っています。

私は始めてということを伝えていたので一番おとなしいという馬を残しておいてくれました。
乗馬と言うと乗馬用の靴や帽子など何となく気になるものですがここではそんな物は無用です。私だけ長靴代わりか着脱式の皮でできた物をすねに巻いてくれました。
みんなジーパンにスニーカーです。何もつけてはいません。
あぶみに足の先は届きましたが一人では乗れなくて手を借りてどうにか乗ることが出来ました。
乗り方や注意することなどの話もなくいきなりの乗馬です。ここでは皆小さい頃(5~6才)から馬に乗るそうですがみんな私と同じようにいきなり抱え上げられて馬に乗り落ちないようにしっかりつかまっていることから始まるのだそうです。

私が乗馬すると同時に皆それぞれ走り始めました。「え~~チョット待って~~誰か私に付いていてくれるんでしょう~?」と叫んでしまいました。
ちゃんと話は付いていたようでここのゲルのお兄さんが別の馬に乗って終始私の手綱を引いてくれました。

最初は必死にただつかまっているだけでしたがだんだん慣れてきて景色を眺める余裕も出てきました。林の中では木の枝に咲いた白い花のいい香りがし、下を見ると緑の芝生の中に黄色い小さな花が一面に咲いていたり綺麗な水が流れている小川を渡ったりちょっと深くて流れの速い小さな川を渡ったりしました。途中で少し小走りしたり本当に楽しくてあっという間の1時間でした。

私以外は皆モンゴル人でした。彼らはやはりとても馬が好きなようで童心に返ったようなとてもいい笑顔でした。とても楽しそうに雑談をしながら乗っているのですが広いところに出ると一斉に馬を飛ばして走って行きます。でも必ず誰か一人は私の側に居てくれるのです。
モンゴル人は年寄りをとても大事に扱ってくれます。これはいつも感じていることですがこのときもそれを強く感じました。側に知っている人が居てくれるだけで安心しますからね。
彼らは時々馬に「チュッ、チュッ」と話しかけていました。

戻った時ちょうど食事が出来上がったようです。
「ホルホグ」と言うモンゴル料理でした。お祝い事やお客さんをもてなす時に出すのだそうです。これは鍋に羊の肉とジャガイモ、人参、玉ねぎなどの野菜に熱く焼いた石を数個一緒に入れ鍋をダンボールで包むようにして蒸し焼きにしたものだそうです。
肉が柔らかくてとても美味しくいただきました。野菜も野菜本来の味がしてこれまた美味しかったです。

料理がお皿に取り分けられている時皆一斉に席を立って鍋の所に行きます。そして熱い石を持っています。隣に座っている人が私に一つ持って来てくれました。この熱を体に取り入れると幸運がやってくると言われているそうです。
触れないくらい熱いのですが私も何とかしっかり熱を取り込んでおきました。

















































































































































キャンプ地の下調べ

2010-06-21 02:44:30 | その他
サェンバェノー!

車が使えるようになって最初の土曜日(12日)に夫の職場の仲間やその家族、総勢10人で来週(26・27日)に予定している草原キャンプの下調べに行ってきました。
チンギスハーン・モニュメントがあるところより少し先です。(モンゴルではジンギスカンではなくチンギスハーンと言います)
周りには牛や馬、羊、山羊などが草を食んだり、水を飲んだり、寝ていたりとのんびり大自然に溶け込んでいました。
青い空に白い雲、気温は27℃でしたがとても爽やかでモンゴルの夏は話には聞いていたけれど本当に素晴らしいとしばし幸せな気分に浸りました。

その後少し離れたところにある観光客用のゲル(移動式住居)があるところに行き値段や当日空き部屋ならぬ空きゲル状態などを聞いていました。その後彼が私たちの所に来て「空きゲルはあるそうですがどうしますか?」と聞くのです。どうしますかって聞かれても、他の人はどうするの?」と言うと皆テントに寝るとのこと。(キャンプなんだからあたりまえか~)夫は選択は私に任せると言います。

実は自然の中でのキャンプなのでトイレの設備などはないのです。他の人たちはそれでもOKなのですが皆は私のことを心配してゲルホテルの近くの場所をキャンプ地に選んだそうなのです。この日の下見と言うのは私がどちらに決めるかの下見が大きな目的だったそうなのです。夫は事前にそれを知っていたようですが。

見た目では近いことは近いのですが直線距離で1kmくらいでしょうか?(もっとあるかも)車で移動すると2~3kmくらいありそうです。
せっかく皆で夜遅くまで楽しもうとキャンプに行くのに盛り上がったところで「ではホテルに戻ります」ではしらけるし翌朝また迎えに来てもらうのもね~と考えてしまいます。
ゲルにも泊まりたいけれど観光客用のゲルはあちこち沢山ありいつでも利用できます。しかし皆でキャンプとなるとそうはいきません。

下見をした設営地の周りは樹木が沢山あり人目を気にせず用は足せそうだったしガイドブックで得た知識もあったので意を決して皆とキャンプの方を選びました。大自然の中で童心に返る、モンゴル人になると言う言葉が頭をよぎりました。
皆は私がどちらを選択するか固唾を呑んで見守って(私にはそう思えましたが)いたようですが日本語を解せないはずのモンゴル人達が私の返事を聞いてどっと笑ったのです。「トイレ」「大丈夫」と言う単語だけ分かったのでしょう。
私たちが皆と一緒に過ごすことが決まりとても喜んでいるような笑顔が嬉しかったです。





新しい車

2010-06-13 23:59:16 | その他
サェンバェノー!

今週は先週とはうって変わって雨が降ったり止んだりの肌寒い日々でした。
気温も10℃前後で先週より20℃も低い日々でしたがその雨のお陰で四方の山々も一段と緑が濃くなりました。

ところで待ちに待った新しい車がやっと使えるようになりました。
先日一時帰国したとき中古のランクルを購入してモンゴルに送ってもらったのです。
予定より3週間近くも早く到着したので喜んでいたのですがいろんな手続きに時間がかかり結局6月9日(水)の午後から使えるようになりました。その間約1ヶ月です。

今までの車はあちこち調子が悪くアメ車だったので部品も手に入らなく危なくて郊外には出られない車でした。これからは郊外にも行くことができます。
10日(木)に早速郊外(UB市内から東に約60km)のチンギスハーン・モニュメントがある所まで行ってきました。

今までの車は左ハンドル、これからは右ハンドルのため運転手に慣れてもらうためでもあります。と言っても彼の私用車は日本車で右ハンドルなので慣れてはいるのですが今度の車は少し大きいので早く慣れてもらいたくて。(ただ単に自分が行きたかっただけかも?)

この日の天気予報は一日中雨。でも何となく午後から晴れるのではないか、晴れて欲しいと願いつつ午後1時45分に雨なら郊外には行かないで買い物、雨が降っていなければ郊外に行くと決めました。
1時40分になんと雨は止んで薄日まで差してきました。(微笑)勿論郊外に行くことが出来モンゴルに来てやっと草原に出会いました。








砂嵐

2010-06-04 23:47:05 | その他
サェンバェノー!

このところ30℃を越す気温が続いていましたが(昨日は34℃だったとか)今日からまたしばらく涼しくなるようです。今日の最高気温は22℃となっています。

昨日はお昼頃砂嵐になりました。はじめて目にする砂嵐はちょっと怖かったですが家の中にいたのでよかったです。
最初は山が霞んできたので雨でも降るのかなと思っていましたがそうでもなく西側の窓辺に行ってはじめて砂嵐だとわかりました。
空は青空も見えているのに遠くの景色は全くみえません。
手前の樹木は全然ゆれていないのでここは大丈夫なのだと思いしばらく眺めていました。

その内砂煙がこちらに近づいているような気がして近くの樹木を見ると少し揺れていました。少しだけ揺れている感じだったのに目を戻すと砂煙の壁(壁のように感じました)はもうすぐ側までやって来ています。
ちょっと怖かったのですが私は家の中にいるんだから大丈夫と思い慌ててカメラを取りに行きました。


下の写真の左は4月20日に撮ったもの。右は5月31日に撮ったものです。
 


下の左の写真は上の写真と同じ所を同じ場所から撮ったもの。右は南側の窓から撮ったものです。
 

上の砂嵐の写真は壁のようなものが既に過ぎ去った後の写真です。


3時から買い物に行く予定だったのでキャンセルしようかなと迷いましたが砂嵐は30分程で過ぎ去りました。
買い物に出たときは気温34℃。そよ風が吹いていて汗をかくこともなくとても気持ちよく買い物ができました。