リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

副腎に腫瘍

2008-04-09 15:26:31 | チェコ共和国
ドブリーデン!

4月6日(日)に無事プラハに戻ってきました。

日本での検査の結果、副腎に腫瘍が見つかりました。でも今のところ小さい(1,5cm)ので特に心配しなくても良いとのことです。
これが3cm以上になると癌になる可能性が高いので半年に一度CTの検査が必要との事です。変化が無ければ1年に1回でよいとのことです。
その為また半年後に日本に一時帰国することになりました。

3月4日、夫と共にプラハを出発、翌日成田に到着。(約18時間)
せっかく日本に帰ったので糖尿病の教育入院をする前に美味しい物を一杯食べておこうと(しっかり治す気あるの???)夕食は息子と3人で焼肉。

6日、夫は持病の検査のため午前中病院へ、息子は休暇を取っていたのでお昼は3人で西麻布のうなぎ屋さん(浜松直送の老舗)へ、夜は赤羽の銀座アスターで中華料理。
この料理は帰国したら食べたいと2人とも楽しみに帰ってきました。
うなぎは夫の希望、私はまだふかひれの姿煮を食べたことが無いのでこれを希望。

7日新幹線で福岡の実家へ。夫は何年ぶりかの新幹線にやや興奮。

8日信頼するDr.の医院へ。
まず腎臓を診てもらって正常であれば糖尿の教育入院と手はずがついていました。
レントゲンとエコーを撮ったら腎臓に1円玉くらいの白い影が。(チェコでも同じ検査をしたのに何も写っていなかった)

Dr.:「何かありますね~。これだけでは解りませんのでCTでの検査をしましょう。予約が必要なので自分が予約を取って後日連絡しますので・・・」

夫は私の報告を聞いてみるみる顔色が変わる。
良性か悪性か解らないけど手術をすることになるんだと私も夫も覚悟を決める。
手術は東京でしようと決めた。

9日夫は東京へ。
私のCT検査は13日に。車で15分くらいの大きな病院で受けることに。
3月13日は父の命日、しかも父が息を引き取った病院でもある。
きっと父が守ってくれる、良い結果になるような気がした。

夫は東京での予定を少し変更し私が手術を受ける病院決め段取りを整えていた。
手術の日が決まったら娘がモロッコから帰って来てくれることまで決めていた。

13日、CT検査が終わり結果を聞くとき
「あの~先生、申し訳ありませんが手術は東京でしたいのです・・・」と私。
Dr.「あ~それは別にかまいませんよ。その時はこちらから紹介状も書きますしデーターも提供しますが特に手術は必要ないと思いますよ。」
え~~っ? 何ですって?」

この白い影は「のう胞」というもので風船のようなもの。そこに血液の上澄みなどが溜まったもので普通は自覚症状も無く何の問題も無い。
加齢と共に出来る物でいろんな臓器にできるとのこと。
最近は医療機器も性能が良くなって今までは発見できなかった物まで見えてくるのでどこかが悪くて検査をした時たまたま見つかるとのこと。
確かに古い「家庭の医学」には書かれていないが2006年版を買ったらちゃんと書かれていた。

のう胞と高熱は全然関係が無い。高熱の原因を知りたいのでもう一度放射線科のDr.にこの画像を見てもらいたいとのことで再度日を改めて病院へ。

そして後日副腎に腫瘍が見つかる。
この腫瘍は高熱が出たり血糖値が急激に上がったり血圧が上がったりするとの事。
症状が出ている時に検査をすればある程度断定は出来るが今は症状も無いので高熱の原因はこれと断定は出来ないが可能性はあるとのこと。

尿検査も腎機能も全く異常なし。ホルモンのバランスも正常との事でとりあえず安心。
ヘモグロビンA1cが7,1、血糖値も132でやや高めだが教育入院の必要も無いとのこと。1時間の栄養指導だけを受ける。

日本での滞在で5㎏重くなって帰ってきました。やはり癌ではないことが証明されました。(笑)

これからはまじめに健康的に食べ、運動もして痩せようと思っています。
大きな心配をおかけしましたがとりあえずご安心ください。

長くなりましたが心配してくださった方々にご報告です。
それではまた。