ハロー!
タイトルを見て えっ!どういう事? と思ったでしょう?
NZでは11月5日を「ガイ・フォークス・デー(Guy Fawkes Day)」と言って祝日ではありませんが花火をしても良いという日なのです。
実はここNZは花火禁止国なのです。なぜなら火事になるから、家畜や野生の動物が怖がりストレスを与える事からそれらを避けるためということだそうです。
しかし毎年11月5日は個人で花火をしても良いという日なのです。その3日前から販売しても良いとの事でスーパーやホームセンターで花火が売られていました。
正確には花火を買える日が1年の間この3日間だけということで法律では一応いつ花火をしても良いことにはなっているそうですが、現実はいつまでも保管するのは大変なのでこの日にみんなで楽しむそうです。
先週の土曜日(11月5日)は暗くなる9時少し前からあちこちで花火が上がっていました。私のアパートの周りは公共の場所ばかりなので花火の音は聞こえませんでしたが入り江の対岸ではみんなで楽しんでいる様子が見えました。
法律ではコンクリートの上で行う、公共の場所ではやってはいけない、花火を買えるのは大人だけ、18才以下の子供に花火を売ってはいけない(身分証明書の提示が義務付けされている)、花火をするときは必ず大人がいること。この条件が守られる人は花火をしても良いとのことです。消火用の水の用意は特にないそうですが。
なぜこの日なのか調べてみました。
それは約400年も前の英国の歴史にありました。
時は1605年、当時のプロテスタント信者のジェームズ1世はカトリック教徒を弾圧していました。
多くのカトリック信者が虐殺され、家や教会を焼き討ちされていたそうです。
そのため「ガイ・フォークス」という人が仲間12人と一緒に国王と貴族議員たちの一斉暗殺を計画しました。
国会の開会式の日に爆弾を爆発させるため地下トンネルを掘り貴族会館の地下に爆弾を仕掛け当日まで彼が爆弾の管理をしていました。
しかしその計画は直前に密告者によって通報され彼は逮捕されてしまいました。それが11月5日だったそうです。彼とその仲間は裁判後市中引き回しされ公開処刑されたそうです。
国民は王様が暗殺されなくて良かったと祝杯をあげて喜びました。
そしてこの事件を忘れないためにと翌年から「ガイ・フォークス人形」を作って火で燃やし祝杯をあげお祭りとしていたそうです。いつの頃からかこの日に花火もするようになりなりました。
それがこの「ガイ・フォークス。デー」の始まりとのことです。
NZは英国からの移民が多く彼らがそのお祭りを引き継いでいるのです。
しかし今では少なくともNZではただ単に花火をしてみんなで楽しむということだけのようですがたった1日だけというのはよくわかります。(実際には1週間くらい花火をしているようですが)
危ないのです。線香花火のような物もあるらしいのですが大多数の人は打ち上げ花火をするのです。しかも庭先で。花火を大量に買ってじぶんで改造してより大きな物を作ったりしている人もいるようです。
知人が子供と線香花火をしていたら燐家から打ち上げ花火の一つが横に飛んできて芝生が焦げ、その後その2つ先の家から同じく横に飛んできた花火が車のタイヤに直撃したとのことでした。
マナーが悪いので最近は禁止にするべきとの意見も出ているようです。
この日はあちこちで火災が起こるのは当たり前で消防署員は大変そうです。
チェコの年越し花火も似たような感じで辺りかまわず打ち上げるのでとても怖かったです。
余談ですが英語では「男・奴・友達」と言う単語の「ガイ(guy)」はこのガイ・フォークスという人を指す言葉が始まりで英国ではあまり良い意味では使わないそうですが現在のアメリカ英語では全く良い、悪いに関係なく普通に使われているそうです。
タイトルを見て えっ!どういう事? と思ったでしょう?
NZでは11月5日を「ガイ・フォークス・デー(Guy Fawkes Day)」と言って祝日ではありませんが花火をしても良いという日なのです。
実はここNZは花火禁止国なのです。なぜなら火事になるから、家畜や野生の動物が怖がりストレスを与える事からそれらを避けるためということだそうです。
しかし毎年11月5日は個人で花火をしても良いという日なのです。その3日前から販売しても良いとの事でスーパーやホームセンターで花火が売られていました。
正確には花火を買える日が1年の間この3日間だけということで法律では一応いつ花火をしても良いことにはなっているそうですが、現実はいつまでも保管するのは大変なのでこの日にみんなで楽しむそうです。
先週の土曜日(11月5日)は暗くなる9時少し前からあちこちで花火が上がっていました。私のアパートの周りは公共の場所ばかりなので花火の音は聞こえませんでしたが入り江の対岸ではみんなで楽しんでいる様子が見えました。
法律ではコンクリートの上で行う、公共の場所ではやってはいけない、花火を買えるのは大人だけ、18才以下の子供に花火を売ってはいけない(身分証明書の提示が義務付けされている)、花火をするときは必ず大人がいること。この条件が守られる人は花火をしても良いとのことです。消火用の水の用意は特にないそうですが。
なぜこの日なのか調べてみました。
それは約400年も前の英国の歴史にありました。
時は1605年、当時のプロテスタント信者のジェームズ1世はカトリック教徒を弾圧していました。
多くのカトリック信者が虐殺され、家や教会を焼き討ちされていたそうです。
そのため「ガイ・フォークス」という人が仲間12人と一緒に国王と貴族議員たちの一斉暗殺を計画しました。
国会の開会式の日に爆弾を爆発させるため地下トンネルを掘り貴族会館の地下に爆弾を仕掛け当日まで彼が爆弾の管理をしていました。
しかしその計画は直前に密告者によって通報され彼は逮捕されてしまいました。それが11月5日だったそうです。彼とその仲間は裁判後市中引き回しされ公開処刑されたそうです。
国民は王様が暗殺されなくて良かったと祝杯をあげて喜びました。
そしてこの事件を忘れないためにと翌年から「ガイ・フォークス人形」を作って火で燃やし祝杯をあげお祭りとしていたそうです。いつの頃からかこの日に花火もするようになりなりました。
それがこの「ガイ・フォークス。デー」の始まりとのことです。
NZは英国からの移民が多く彼らがそのお祭りを引き継いでいるのです。
しかし今では少なくともNZではただ単に花火をしてみんなで楽しむということだけのようですがたった1日だけというのはよくわかります。(実際には1週間くらい花火をしているようですが)
危ないのです。線香花火のような物もあるらしいのですが大多数の人は打ち上げ花火をするのです。しかも庭先で。花火を大量に買ってじぶんで改造してより大きな物を作ったりしている人もいるようです。
知人が子供と線香花火をしていたら燐家から打ち上げ花火の一つが横に飛んできて芝生が焦げ、その後その2つ先の家から同じく横に飛んできた花火が車のタイヤに直撃したとのことでした。
マナーが悪いので最近は禁止にするべきとの意見も出ているようです。
この日はあちこちで火災が起こるのは当たり前で消防署員は大変そうです。
チェコの年越し花火も似たような感じで辺りかまわず打ち上げるのでとても怖かったです。
余談ですが英語では「男・奴・友達」と言う単語の「ガイ(guy)」はこのガイ・フォークスという人を指す言葉が始まりで英国ではあまり良い意味では使わないそうですが現在のアメリカ英語では全く良い、悪いに関係なく普通に使われているそうです。