リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

急遽一時帰国

2016-12-23 14:01:59 | NZにて
ハロー!

11月18日(金)母は食事が取れなくなったとのことで入院をしたと連絡が来ていたので入院の事は知っていました。

しかし27日(日)の夕方原因不明の高熱が出たため急遽ナースステーションの近くの個室に移りいろいろ検査をしている、医師から常に携帯に出られるようにしておいて欲しいと連絡があったとのことでした。
甥夫婦が病室に泊まり込んで見守ってくれていました。

状況を常にLINEで報告してくれていましたが「1時間くらい前から血圧が低下、現在上が78まで下がったので昇圧剤を使っている」とのこと。今夜が山で8割がた難しい、朝まで持てば改善の余地はあるが高齢であるため難しいと医師に言われたそうです。

その後血圧も改善され90まで上がったとのこと、一時、声をかけても反応がなかったので心配したが今は声をかけるとうなずくのまでに意識は戻ったとのこと。

翌日の午前中雑用を済ませ、日本行きのチケットも確保して帰宅すると甥からLINEのビデオ通話で母に呼びかけて欲しいとのことなのでこれはいいアイデアだと思いました。

携帯画面を母は見ていて私を認識しました。「もしもし、私だよ、リョウだよ!」と言うと頷きました。
明日帰るからね~ と言うと何度も何度も頷いていました。
私は取り敢えずホッとしました。良かった~ 甥っ子に感謝です。

11月29日(火)の早朝にNZを出発することができました。
夜遅く娘の家に到着し翌日30日母に面会できました。
母は声に出して私の名前を呼びました。従妹がずっとリョウが今日帰って来るからねと言い続けていたそうで名前も自然と出てきたのかもしれません。

大正15年生まれの母ですからいつ、何が起きても自然の成り行きです。私も新たに覚悟を決めて12月16日(金)に戻ってきました。

最後に見舞った時か細い声ではありましたが母は「きをつけてね~」と言って手を振りました。
その顔は今までになくとても良い顔でした。
もしこのまま永遠の別れとなってもあのいい顔で別れられたことは私にとっても良かったと思います。