リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

英語(ジャンダル・キューイ・蚤の市)

2017-10-02 13:50:10 | NZにて
ハロー!

突然ですが問題です。
英語でjandal(ジャンダル)という意味わかりますか?
NZでは誰でも、幼稚園の子供たちでも知っています。
もしかして・・・? と見当がつきましたか?

そうです。「ビーチ・サンダル」の事です。
ある日、海辺を散歩しちょっと休憩するためベンチに座りました。2・3分すると園児を連れた親子が隣に座っても良いかと言って隣に座りました。
子どもが暇つぶしにノートを広げ絵を描こうとしています。
そこにはページごとにテーマが書いてありました。
「花」「ヨット」「山」などです。次のページに「JANDAL」というのが出てきました。
私はこのジャンダルの意味を知りませんでした。初耳です。こんな小さな子が知っているのにです。

子どもが描いた絵は「ビーチ・サンダル」でした。
私はお母さんにこれはビーチ・サンダルではないのかと聞いてみると日本人はこれをジャンダルとは言わないのかと逆に聞かれ驚いていました。
この語源は「Japaneseとsandal」を合わせた言葉なのだそうです。
家に帰って辞書で調べてみると出ていました。NZ英語のようです。


第2問です。
kiwi(キューイ)の意味は?
これも私は知りませんでした。多くの人が集まっているところで自己紹介をするとき
「私はキューイです」という人がいます。最初はニックネームかと思っていました。

キューイとはニュージーランド人のことです。
果物のキューイはキューイ・フルーツ(kiwi fruit)
鳥はキューイ・バード(kiwi bird)と分けて使います。

尚、鳥のキューイ・バードはNZの国鳥で飛べない鳥なのです。
そんなことから航空関係者の地上職員や空軍関係の将校などのように飛行機に乗らない人も空を飛ばないのでキューイ・バードという事もあるそうです。


第3問です。
日本でフリー・マーケットを蚤の市という事がありますよね。なぜだかわかりますか?
私は誤解していました。
フリー・マーケットのフリーのスペルはflea(蚤)なのです。
私はfree(自由に)のスペルだとばかり思っていました。自由に何でも売っていいのだと。

では、どこからこの蚤という言葉が出てきたのかというと
昔(いつ頃からかは不明)パリの郊外で週末に自分が使わなくなった衣類や中古の家具、食器などを売る露店市が開かれるようになりました。それは本当にガラクタ品ばかりでまるで蚤が湧いているのでは思われるような物ばかりだったというのと、蚤が湧くように溢れていたというところから「蚤の市」と呼ぶようになったそうです。

現在ではフリー・マーケットの他に欧米では引っ越し前に自宅の駐車場を使って個人で「ガレージセール」をすることもあります。
日本ではあまりガレージ・セールは見ませんが「ガラクタ市、ボロ市、フリマ」などと呼ばれて週末に公園などで開催されていますね。

露店ではなくちゃんと店構えをして中古品(セカンド・ハンド)を売るリサイクル・ショップもあります。
セカンド・ハンドの事をセコハンとも言うのですが、私が子供の頃オートバイを買った近所の人が「これはセコハンだよ」と言っていたのですがその頃からこの言葉あったのでしょうか? 
それとも全く違ったオートバイの専門用語だったのか? セコハンと聞くといつもそのころ何だろうと思った事を思い出します。(笑)