リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

レセプション

2009-12-28 17:26:42 | 催事
サェンバェノー!

着任してから10日後、大きなレセプションがありました。
会場は旧体制時代の迎賓館です。それは北朝鮮や旧ソ連などと同じく広大な敷地(山)の中にありました。
民主化されてからはその広大な敷地は国定公園となり旧迎賓館は一応ホテルとして一般の人でも使えるようになったそうです。

市街地からはずれ民家など何もない山の中を進んで行くと検問所らしき所がありました。昔はここでチェックを受けたんだろうと思います。
迎賓館はそこから直ぐの所にありました。予想通りの国を誇示するかのような立派な建物です。

大物政治家や俳優、歌手の人たちも来ていましたが、私が興味を持ったのは朝青龍のご両親、白鵬のお父さんが来ると言う情報でした。
しかも有難いことにモンゴル語が出来ない私に通訳を付けてくれたのです。招待しているモンゴル人はほとんど英語は出来ないとの事です。

私に付いてくれた通訳の人は夫の職場の現地職員、とても綺麗な人で上品で綺麗な日本語を話す人でした。
会場に到着すると直ぐに私の側に寄り添ってくれていました。

少し早めに到着した白鵬のお父さんを見て直ぐに教えてくれました。私はテレビで顔を見たことがあったのですが帽子をかぶりコートを着たその人を見ても本当にそうなのか全くわかりませんでした。ミーハーな私は「話ができると嬉しいね」と何気なく言っておきました。

その一言が効いたのか、彼女が白鵬のお父さんを紹介しましょうと言って連れて行ってくれしばし歓談しました。モンゴルの民族衣装ではなくスーツ姿です。
「10日前にモンゴルに来ました」と言うと、自分は東京には何度か行ったことがあるけれど話せる日本語は「こんにちは、ありがとう、さようならだけです」とモンゴル語で言ったので「私はそれプラス、こんばんわも言えます」とモンゴル語で言うと「では貴女の勝ちです」と言って笑いました。
最初の訪日は東京オリンピックの時だと言っていました。

通訳さんが側に居ることに慣れていない私は勝手にあちこち動いては悪いような感じがして最初は落ち着きませんでしたが移動してもぴったり付いてくるので(あたり前ですね)いろんな人と深い話ができてとても楽しいレセプションでした。

一人の人は話していると大学で日本語を教えていると言うのです。日本語はちょっとだけと言っていたので謙遜かと思っていたらやはりしゃべる方はあまりできないとモンゴル語で話しました。
彼女は中学生の時日本に憧れ日本語を勉強し始めたこと、弁論大会で優勝して日本に招待されて行き日本人がとても優しいのに感動し、益々日本語を勉強したいと思うようになった事などを一気に話してくれました。

通訳さんがいたのでありきたりの会話ではなく相手も深く話ができたんだろうなと思いました。
最後に「モンゴルで困ったことがあったら力になりたいから連絡ください」と名刺を出してくれました。

レセプションはいろいろ経験はしましたが今回は本当に楽しく歓談できました。
残念ながら朝青龍のご両親とは話をするチャンスはありませんでしたが白鵬のお父さんとは一緒に写真も撮らせていただきました。

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2 コメント

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羨ましいわ (恵子)
2010-01-06 22:46:41
現地の人と突っ込んだ話しが出来て良かったこと。

早くモンゴル語を会得して ちょっとした会話が出来るようになるといいわね。
いつでも確認出来る環境にいるんだから 勉強のしがいがあるってもんです。

たっぷり閉ざされた冬場は 語学の勉強すればいいのよ。
貴女のモンゴル語 楽しみにしています。
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恵子さん (リョウ)
2010-01-07 23:07:20
このコーナー見つけてくれてありがとう!
現地の人と接していると本当に日本人が好きなんだということが良くわかるんですよ。
だからいろんな人ともっともっと話したいと思っています。
確認できる環境、正にそうですよね。留学しているようなものなので少し頑張ってみます。
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