有明の東京ビッグサイトーっ!
さぁブシロードブースのラブライブ!スクフェス限定グッズを目指して……って違う。
「JA2016国際航空宇宙展」を見てきました。
ゲートの飾りは「OH1ニンジャ?」「ミラージュ2000?」「H-IIBロケット」「ポジショニング衛星?」「A380」「オスプレイ」っぽい?
招待状やネットでダウンロードした登録証をこのストラップケースに入れて入場です。
水曜日から金曜日がビジネスデーとして事前登録制。
といっても仕事に就いている人であれば職種関係なくエントリーできます。
招待状が無いなら2000円が必要ですが、この場で登録すると5000円かかるので事前登録しておいたほうが良いですよ。
プリントアウトするのでここでスマホでちょちょいっと登録……というわけにはいかなさそうです。
土曜日になれば一般公開があるのでそこでは登録は不必要。
しかも1000円(学生はタダ)
でも土曜は混むからね。
ストラップはノースロップ・グラマン社が提供ですね。
ノースロップ・グラマン……
F5タイガーIIやB1BなどのノースロップとF14トムキャットのグラマンがくっついてできた会社なのですが……
最近あまり聞かないなぁ……と思ったら軍用艦造船ではトップなんですね。
知らなかった。
入場後に各ブースの綺麗なお嬢さんたちの笑顔を振り切り真っ直ぐに屋外展示場を目指します。
航空自衛隊の次期戦闘機「F35AライトニングII」です。
と、いっても先日航空自衛隊用としてロールアウトした機体はまだアメリカでテスト飛行中なのでこれはモックアップですが。
日の丸をつけています。
でもグレー……
ステルス能力が高いこのF35はレーダー波を吸収する塗料を使っているのでカラーリングも自由ではない……といってもやっぱり日の丸は赤にして欲しいよね。
日本ならレーダー波を拡散減衰させるハニカム構造をもった極薄カラーシートくらいつくれちゃうんじゃないの?
この四角い垂直尾翼がカッコ良く無いんだよなぁ。
やっぱり垂直尾翼は台形じゃなきゃねー
モックアップなのでエンジンは入っていません。
でもこういった展示では実機であっても赤いフタを被せられてしまうけれどもね。
前脚庫に潜り込んでみるとステッカーがいっぱい貼ってあった。
空自の302飛行隊マークも!
ウエポンベイ内に懸架されているのはAIM120AMRAAMのダミー。
エアインテーク外からはエンジンやファンブレードが見えないというのもステルス機の必須条件です。
レーダ波を返してしまうエンジンブレードは隠したいのだけれども上手く造らないと特に超音速時に空気を綺麗に取り入れることができなくなってしまうのでそこが難しいところなようです。
後輪庫ドアはギザギザで潜り込む時に気をつけないと頭に刺さりそうで怖い。
このギザギザも前から来たレーダー波を真っ直ぐ返してしまわないように工夫した形状です。
エンジンに黒いボックス状の物がくっついているとマッコイじいさんが爆発に巻き込まれそうでヒヤヒヤしてしまう世代です。
コックピットパネルの表示は印刷されたものを貼り付けているだけですね。
F35ってイマイチ好きではなかったのですがこうして見ていると段々と愛おしくなってきましたよ。
お隣では米陸軍のブラックホークがいました。
これは直接飛来してきたのでしょうね。
RPGぃーっ!!!
屋内には内外大小数百社がブースを構えています。
エアバスのA380はさすがにデカすぎて模型展示のみ。
エアバス社ヘリのローターブレードが殺る気マンマンで怖い。
いや…… ローターブレードに巻き込まれたらどんなカタチであろうと首は飛ぶけどね。
川崎重工のベストセラー機BK117もけっこう変わってきているんだね。
乗ってみたい。
ヘリって乗ったことないんだよな。
でもドクターヘリにはお世話になりたくはないな。
川崎重工120周年ロゴ上手いなぁ。
IHI展示ブースには
「橘花」のエンジンが!
町工場的なメーカーブースのドリル刃がとても綺麗。
どう見てもエヴァ初号機。
こんなマジメなビジネス展でも萌えあり。
JAXAブースの「こうのとり」模型を見ているとビールが飲みたくなってきた。
そういえば屋外展示のところにワゴンが来ていたな。
もう一度出てみると……
F35Aモックアップのキャノピーが開いてる!
そして長蛇の列。
コックピットに座らせてもらえるらしい。
もちろん並ぶよ。
ロッキード・マーチンという国際的大メーカーのおっちゃんなのに一日中ああしてカメラ係をしているのかな。
サービス満点でこうして乗り出して前方からも撮ってくれているんだけれどそのうち人のスマホ落っことして中止になるなこれ。
綺麗で若い女性には「サイドスティックを優しく包み込むように握って。 そう、そしてここのスロットルをゆっくりと押してごらん。 キミ最高だよ」みたいなことを言っているっぽい。
スケベなおっちゃんやな……って妄想だけど。
でも仕草や表情からそんな感じのことを言っていたのだと思うの。
ひざのところの高さまでキャノピーなのは見晴らしは良さそうだけれどもなんか怖そう。
いよいよ自分の番。
ああっ!ベイルアウト(脱出)ハンドル引っ張りたい!
もちろんモックアップなので作動するわけが無いのだけれども万一にも作動したら……
ボーンッとえらい加速度で座席ごと射出されて鍛えていないぼくの身体はその時点でボロボロだ。
そして当然パラシュートに繋がれていないのでそのまま地面に激突して……
やっちゃいけないと意識すればするほどにやってみろよと誰かが頭の中で囁く。
きっと観光地とかでやっている吹きガラス体験でも思いっきり息を吸い込みたくなるタイプだと思う。
まぁこんなモックアップで作動する可能性は無くともロッキード・マーチンのおっちゃんに怒られるのは間違いないのだからやらないでおこう。
日本を護ってくれる新しい翼に乾杯!
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