「終末のイゼッタ」第3話でのラスト、兵士皆が国歌を大合唱するシーンでは涙がこみあげてきました。
国歌や軍歌などを合唱する映画は歴史に残る名画も多いのでこれはますます期待が膨らみます。
1カ月近くを要してやっとハセガワ1/48スケールプラモのスウェーデン戦闘機「SAAB35 ドラケン(「エリア88」風間真搭乗機仕様)」が完成しました。
子どものころは買ってきたプラモはすぐに作り始め、パーツ数がそんなに多くはない飛行機なんてものの2時間程度で完成していた気もします。
でも大人となった今組み立てるとどうしてもパーツ合わせ目消しや細かな塗装をせざるおえなく大変時間がかかってしまいました。
大した制作技術も無く指南的なものはなにも書くことができないのですが、唯一工夫した点は半ツヤをまばらに出していることです。
特にエリア88というマンガの舞台は激戦区であり、そのうえにこのドラケンはフィンランドでスクラップとなっていた機体を買い叩いて調達し、それを2機合わせたニコイチ機という設定なのでベコベコ感をこのまばらな半ツヤで出したつもりです。
実はエアインテークの塗り分けラインを間違えています。
どうして製作時にはまったく気づかないのに完成した後にそれに気づいちゃうんだろーなー
エアインテークがパーツが別れているのでてっきりそこが塗り分けの境界だと思っていたのですが……
ぼくの制作スキルはしょぼくてもやっぱりドラケンはカッコイイ。
この特徴的なダブルデルタですが、それに近い形状を持つF16XL、スペースシャトルオービター、コンコルド、そしてウルトラホーク1号とどれも大好きな機体です。
懸架される武装はAIM7Lサイドワインダー✕4とAIM4Dファルコン✕2の6本を選びました。
武装は別売りで「エアクラフトウエポンCアメリカミサイルセット」を使っています。
ほんとプラモひとつ作るのに塗料を含めるとかなりの金額がかかってしまうようになりました。
この「エリア88」と出会ったのは子どものころ、一人で祖母の家に行く時に新幹線に乗る際に仕事途中の父が買ってきてくれたコミックス単行本数冊がこのエリア88だったんです。
小さなころから戦闘機好きだったので特にクフィルに乗り込むシンの姿が描かれた表紙の第3巻を見てこのマンガをチョイスしたのでしょう。
さっそく新幹線車内で読んだこの作品は衝撃でした。
掲載誌は少年誌だったのですが間違いなく当時のぼくにとって大人の雰囲気を感じる作品でした。
後半こそ少年誌らしいストーリーに変化していくのですが3巻あたりまでの読み切りに近い毎話完結のころが特に大人っぽさに溢れていました。
このエリア88は金儲けの為(主人公のシンは友人に騙されて)に集まる傭兵たちのストーリーです。
報酬も超高額ながら機体や弾薬燃料、整備費までも自分で支払うといった設定はトンデモないのですが、そこがまたマンガとして面白いのです。
機体も自分で買うので当然ほとんどのパイロットがベトナム戦争等で使い古された中古にもほどがあるだろってくらいのオンボロA4スカイホークやF8クルセイダーなどに乗っているところがまた魅力となっています。
第1話では作戦前のブリーフィングで一人のキャラクターが作戦参加拒否をします。
自分の機体は金が足らなく後方警戒装置が故障したままにしており針の山のように対空ミサイルが配置されているその空域を飛ぶのはイヤだとの判断です。
このエリア88基地では拒否をする自由も与えられていろのですが、その為には莫大な違約金も支払わなければならないのです。
そこでエース級の活躍でたんまり儲けているであろう主人公のシンに言うのです。
「金を貸してくれ」と。
それまでぼくが読んでいた少年マンガでの主人公たちはみな友情にも熱いので当然助け舟を出していたわけですよ。
ところがこのシンはただ一言「死んでこい」と突き放します。
それも自分にはお前のことなど興味無いと言いたげな無表情で。
子どもゴコロにはこのヒトコトは衝撃だったんですよ。
そんな主人公などそれまで読んできたマンガの中には一人もいないわけですから。
しかもその後のオチがまた後味が悪く印象的でした。
結局誰からも金を貸してもらえなかったそいつはあるお人好しの「俺が後ろを守ってやるから」との言葉で戦場へと飛び立ちます。
ところが激戦をくぐり抜け帰還した数機の中にそいつは残っており、そして後ろを護ってやるといったパイロットはいません。
どうしたのか尋ねると「あいつは運が悪かったのさ」とだけ言うと金勘定を始めたのです。
それは生き残りが少なければ少ないほど報奨金の山分け人数も減り結果儲けが増えるからなんです。
その下品な顔ときたら……
幼いぼくは一気にノックアウトされました。
こうして大人となったぼくが今でも社会を渡っていくために、そして生きていくために心がけている幾つかの事柄はこのエリア88に教えて貰ったことなのです。
国歌や軍歌などを合唱する映画は歴史に残る名画も多いのでこれはますます期待が膨らみます。
1カ月近くを要してやっとハセガワ1/48スケールプラモのスウェーデン戦闘機「SAAB35 ドラケン(「エリア88」風間真搭乗機仕様)」が完成しました。
子どものころは買ってきたプラモはすぐに作り始め、パーツ数がそんなに多くはない飛行機なんてものの2時間程度で完成していた気もします。
でも大人となった今組み立てるとどうしてもパーツ合わせ目消しや細かな塗装をせざるおえなく大変時間がかかってしまいました。
大した制作技術も無く指南的なものはなにも書くことができないのですが、唯一工夫した点は半ツヤをまばらに出していることです。
特にエリア88というマンガの舞台は激戦区であり、そのうえにこのドラケンはフィンランドでスクラップとなっていた機体を買い叩いて調達し、それを2機合わせたニコイチ機という設定なのでベコベコ感をこのまばらな半ツヤで出したつもりです。
実はエアインテークの塗り分けラインを間違えています。
どうして製作時にはまったく気づかないのに完成した後にそれに気づいちゃうんだろーなー
エアインテークがパーツが別れているのでてっきりそこが塗り分けの境界だと思っていたのですが……
ぼくの制作スキルはしょぼくてもやっぱりドラケンはカッコイイ。
この特徴的なダブルデルタですが、それに近い形状を持つF16XL、スペースシャトルオービター、コンコルド、そしてウルトラホーク1号とどれも大好きな機体です。
懸架される武装はAIM7Lサイドワインダー✕4とAIM4Dファルコン✕2の6本を選びました。
武装は別売りで「エアクラフトウエポンCアメリカミサイルセット」を使っています。
ほんとプラモひとつ作るのに塗料を含めるとかなりの金額がかかってしまうようになりました。
この「エリア88」と出会ったのは子どものころ、一人で祖母の家に行く時に新幹線に乗る際に仕事途中の父が買ってきてくれたコミックス単行本数冊がこのエリア88だったんです。
小さなころから戦闘機好きだったので特にクフィルに乗り込むシンの姿が描かれた表紙の第3巻を見てこのマンガをチョイスしたのでしょう。
さっそく新幹線車内で読んだこの作品は衝撃でした。
掲載誌は少年誌だったのですが間違いなく当時のぼくにとって大人の雰囲気を感じる作品でした。
後半こそ少年誌らしいストーリーに変化していくのですが3巻あたりまでの読み切りに近い毎話完結のころが特に大人っぽさに溢れていました。
このエリア88は金儲けの為(主人公のシンは友人に騙されて)に集まる傭兵たちのストーリーです。
報酬も超高額ながら機体や弾薬燃料、整備費までも自分で支払うといった設定はトンデモないのですが、そこがまたマンガとして面白いのです。
機体も自分で買うので当然ほとんどのパイロットがベトナム戦争等で使い古された中古にもほどがあるだろってくらいのオンボロA4スカイホークやF8クルセイダーなどに乗っているところがまた魅力となっています。
第1話では作戦前のブリーフィングで一人のキャラクターが作戦参加拒否をします。
自分の機体は金が足らなく後方警戒装置が故障したままにしており針の山のように対空ミサイルが配置されているその空域を飛ぶのはイヤだとの判断です。
このエリア88基地では拒否をする自由も与えられていろのですが、その為には莫大な違約金も支払わなければならないのです。
そこでエース級の活躍でたんまり儲けているであろう主人公のシンに言うのです。
「金を貸してくれ」と。
それまでぼくが読んでいた少年マンガでの主人公たちはみな友情にも熱いので当然助け舟を出していたわけですよ。
ところがこのシンはただ一言「死んでこい」と突き放します。
それも自分にはお前のことなど興味無いと言いたげな無表情で。
子どもゴコロにはこのヒトコトは衝撃だったんですよ。
そんな主人公などそれまで読んできたマンガの中には一人もいないわけですから。
しかもその後のオチがまた後味が悪く印象的でした。
結局誰からも金を貸してもらえなかったそいつはあるお人好しの「俺が後ろを守ってやるから」との言葉で戦場へと飛び立ちます。
ところが激戦をくぐり抜け帰還した数機の中にそいつは残っており、そして後ろを護ってやるといったパイロットはいません。
どうしたのか尋ねると「あいつは運が悪かったのさ」とだけ言うと金勘定を始めたのです。
それは生き残りが少なければ少ないほど報奨金の山分け人数も減り結果儲けが増えるからなんです。
その下品な顔ときたら……
幼いぼくは一気にノックアウトされました。
こうして大人となったぼくが今でも社会を渡っていくために、そして生きていくために心がけている幾つかの事柄はこのエリア88に教えて貰ったことなのです。