長野県下伊那郡大鹿村という山里を、国道152号を通って南から北に通り抜けました。
長野県の南部にある大鹿村は、南側の飯田市(旧上村)、西側の上伊那郡中川村と豊丘村、北西側の下伊那郡松川町、北東側の駒ヶ根市と伊那市、東側の静岡県静岡市の7市町村に囲まれた山村です。
大鹿村の東側には南アルプスの3000メートル級の山々がほぼ南北に壁のようにそびえ立つ一方、西側は伊那山脈に隔てられた「農耕地の少ない典型的な山村です」と、Webページで自ら説明しています。
このため、大鹿村を囲む7市町村に向かうには山道・峠を越す必要があります。このため、大鹿村は「山また山の山村」を自称しています。周囲の山から流れ出した小渋川と青木川などは次々と合流し、下流で天竜川になります。
大鹿村を南北に通る国道152号線が、ほぼ直線状の幅広い片側1車線が通る中心部です。南側(飯田市上村)に向かって見た景色です。ここは国道の両側に山がせまっていない、開けた地域です。
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ここには“道の駅”らしい物販店と観光案内所があります。大鹿村には「コンビニエンスストアもハンバーガーチェーン店もゴルフ場もない」と自称しています。国道152号を漫然と通った印象では、確かにコンビニエンスストアは無かったように思います。
大鹿村の存在を一時有名にしたのは、2011年7月16日に公開された日本映画の「大鹿村騒動記」です。
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監督の阪本順治さんが原田芳雄を主演に据えた映画です。大鹿村に300年以上受け継がれている大鹿歌舞伎を題材にした映画です。主演の原田芳雄さんが公開直後に亡くなり、話題を集めました。
大鹿村には、2014年7月23日編でご紹介した、飯田市上村のしらびそ高原から向かいました。実は、飯田市上村を通る国道152号線は、飯田市上村と大鹿村を結ぶ地蔵峠部分はまだつくられていません(長年つなげられていません)。
このため、しらびそ高原側から林道経由で地蔵峠に向かいます。たぶん、この地蔵峠は江戸時代などの秋葉街道沿いの地蔵峠です。飯田市上村で一度切れている国道152号の延長線上とは、ずれています。
不思議なことに、この林道の先にある地蔵峠を越すと、急に国道152号になります。ほぼ直線状の国道152号線ができるまでの仮の国道のようです。
その地蔵峠に向かう林道で、アオバトに出会いました。
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羽根の色が微妙なグラデェーションで綺麗です。山麓でアオバトを観察したのは数年ぶりです。
長くなったので、今回はここまでです。
長野県の南部にある大鹿村は、南側の飯田市(旧上村)、西側の上伊那郡中川村と豊丘村、北西側の下伊那郡松川町、北東側の駒ヶ根市と伊那市、東側の静岡県静岡市の7市町村に囲まれた山村です。
大鹿村の東側には南アルプスの3000メートル級の山々がほぼ南北に壁のようにそびえ立つ一方、西側は伊那山脈に隔てられた「農耕地の少ない典型的な山村です」と、Webページで自ら説明しています。
このため、大鹿村を囲む7市町村に向かうには山道・峠を越す必要があります。このため、大鹿村は「山また山の山村」を自称しています。周囲の山から流れ出した小渋川と青木川などは次々と合流し、下流で天竜川になります。
大鹿村を南北に通る国道152号線が、ほぼ直線状の幅広い片側1車線が通る中心部です。南側(飯田市上村)に向かって見た景色です。ここは国道の両側に山がせまっていない、開けた地域です。
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ここには“道の駅”らしい物販店と観光案内所があります。大鹿村には「コンビニエンスストアもハンバーガーチェーン店もゴルフ場もない」と自称しています。国道152号を漫然と通った印象では、確かにコンビニエンスストアは無かったように思います。
大鹿村の存在を一時有名にしたのは、2011年7月16日に公開された日本映画の「大鹿村騒動記」です。
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監督の阪本順治さんが原田芳雄を主演に据えた映画です。大鹿村に300年以上受け継がれている大鹿歌舞伎を題材にした映画です。主演の原田芳雄さんが公開直後に亡くなり、話題を集めました。
大鹿村には、2014年7月23日編でご紹介した、飯田市上村のしらびそ高原から向かいました。実は、飯田市上村を通る国道152号線は、飯田市上村と大鹿村を結ぶ地蔵峠部分はまだつくられていません(長年つなげられていません)。
このため、しらびそ高原側から林道経由で地蔵峠に向かいます。たぶん、この地蔵峠は江戸時代などの秋葉街道沿いの地蔵峠です。飯田市上村で一度切れている国道152号の延長線上とは、ずれています。
不思議なことに、この林道の先にある地蔵峠を越すと、急に国道152号になります。ほぼ直線状の国道152号線ができるまでの仮の国道のようです。
その地蔵峠に向かう林道で、アオバトに出会いました。
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羽根の色が微妙なグラデェーションで綺麗です。山麓でアオバトを観察したのは数年ぶりです。
長くなったので、今回はここまでです。
大鹿村の住民以外も大勢観賞に訪れます。
村民も、この大鹿歌舞伎の保存に力を入れています。
大鹿村は、鹿や猪を狩猟して食べるジビエ料理が有名です。
秋や冬などに狩猟した鹿肉を1年中販売しているお店があるそうです。食べてみたいです。
都道府県によって、コンビニの密度はかなり異なります。
大鹿村は、ご高齢の方々が互いに助け合って生活されているのではないかと思います
左門豊作様
それぞれにコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
大鹿村の物産館の冷蔵庫に、シカの肉が売られていました。
また、コンビニは現時点では多忙な勤め人や学生が主なユーザーであることは確かなようです。都市部では一部では、ご高齢向けの個食販売に力を入れていますが。
大鹿村では、夕方以降は買い物するお店が少なくなるようですが、これも昭和の時代までは当たり前のことでした。