見たさ逢いたさ 思いが募る 恋の八尾は オワラ 雪の中~
艶やかで優雅な悲しげな、むせぶような響き、哀調豊かな胡弓と三味線の音色に
合わせて踊り哀調を醸し出す
仇やおろかで 添われるならば 神にご苦労は オワラ かけやせぬ
胡弓と三味線の音色に合わせて踊りは続く
町流しは、古来からのおわらの姿を伝えるものとされ
地方(じかた)の演奏とともに町の踊り手たちがおわらを踊りながら
町内を練り歩くものである
心配されたお天気も幸いに止んで予定の6時半にスタートした
多くの観衆が見守る中しなやかなゆっくりとした踊りが始まった
越中おわら節の踊りを今日始めて見た
写真や話には聞いた事があるが見るのは始めてで、大変興味深い
越中おわら節は、富山県富山市八尾地域で歌い継がれている民謡である
毎年多くの観光客が訪れるおわら風の盆では、この越中おわら節の旋律にのせて踊り手が踊りを披露する
おわら風の盆は、富山県富山市八尾(やつお)地域で毎年9月1日から
3日にかけて行われている富山県を代表する行事(祭り)である。
女性の踊り手は、編笠を深く被り浴衣に白足袋姿である
衣装でひと際目立つ黒帯は「お太鼓」に結ばれており
艶やかで大人びた印象を与える
男性の踊り手は黒の法被(半纏)に猿股、黒足袋姿
編笠を深く被るのが特徴である
このように顔を隠すようにして編笠を被るのは
かつて手ぬぐいで顔を隠して踊っていたことの名残りである
おわら節の唄い手とともに、地方(じかた)としておわら風の盆の雰囲気を作り上げるのが
三味線、胡弓、太鼓の伴奏と囃子方の囃しである
とくに胡弓が入るのは民謡ではやや珍しく、この楽器がこの民謡に独特の味わい
【おわら節を唄い演奏する者を「地方(じかた)」といい、三味線・胡弓・太鼓が楽器として使われます】
男性の黒の法被(半纏)
【越中おわら節】
富山県婦負(ねい)郡八尾(やつお)町で毎年9月1日から3日間行われる〈風の盆〉にうたわれる歌
〈風の盆〉は豊年を祈って風の神を鎮める祭で3日間町中は《越中おわら節》の総出の踊りに明け暮れする
歌詞中に曲目名の由来でもある〈オワラ〉というはやしことばを伴い,かん高いうたい出しで
うたいこなすのがむずかしい 伴奏の胡弓の音がよくマッチし,踊りの振りも美しい
踊りが始まってから1時間程経った、観衆が増えて回りを取り囲み
場所の移動が出来ず撮影が難しくなってきた 踊りは尚も続く
しなやかな柔らかい動作の踊り~
哀調豊かな胡弓と三味線の音色に合わせて、どこか哀愁を帯びた控え目な踊り
町流しで踊られる「豊年踊り」は、えもいわれぬ幻想的な美しさを生み出します
その素朴な美しさが魅力です
女性の浴衣には
おわらの風の盆と染め抜かれている
力強い男踊り 観衆はその動きに魅了される
地方(じかた)の演奏に合わして踊りは続く
今回は、「越中おわら同好会」が相鉄線の三ツ境南口商店街で行った町流しを撮影した
お陰でにわか勉強し、投稿ができました
又写真下の説明文は富山市のHPや越中八尾観光協会のHP他を参考にして作成致した
【次回のお知らせ】
「越中おわら同好会」による「越中おわら節」の踊りが9月13日(日)
13:00より上大岡の港南区民文化センターひまわりの郷にて、ステージにて披露される
その後
16:00~20:00 同じく上大岡にて「町流し」が披露される予定です
この同好会は40年にわたり本場八尾町「おわら保存会」の
指導で研鑽を積んできたそうです
2015、7、5 三ツ境駅商店街にて撮影