四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 江の島天王祭 奮闘記 2015

2015年07月21日 | お祭り

2015年7月12日(日) 『 江の島天王祭 』

多くの人が見に来ると言われる江の島天王祭が7月12日に行われると知って出掛けた

江の島の江島神社境内の「八坂神社」と、鎌倉市腰越にある

「小動神社」が合同で行う夏祭りで江の島東浜で海中渡御を行うと言う

  

発輿祭が開始された

 〈2015年712日(日)天王祭の日程〉 

 09:30  発輿祭(江島神社の境内の八坂神社) 

 10:00  発輿  (〃) 

 11:00  海上渡御(江の島弁天橋近く) 

 12:30  東浦祭典(江の島内) 

 13:00前 発輿(東浦) 

 14:00  龍口寺前到着(藤沢市片瀬) 

 15:00  小動神社着御祭(鎌倉市腰越) 

 16:10  小動神社 発輿(〃) 

 18:00  還御祭(江島神社)   の日程、駅前の観光案内所に立ち寄り幾つか説明を聞いた

 

 

宮司による祝辞奏上

 

本日の天王際が安全に無事終わるようにとのお話が合った

周りには氏子はじめ多くの方が来ていた

カメラマンの多いのにも驚いた

 

いよいよお神輿がスタートした 今迄静まり返っていた境内が急に賑やかになった

 

天狗が先導役だ

 

近づく観衆に前を空けてください~と呼びかけて、階段をゆっくり降りた

狭い通りや、次の急な階段もゆっくり降りて来た

 

エスカーの乗り口の前を通り過ぎた神輿を瑞心門の前で待ち構えていて窮屈ながら撮った

その後、あの狭いみやげ物店が並ぶ仲見世通りを掛け声大きく元気に進む

多くの観客がその後について行き道をふさいでいるので神輿の前に出られない

 

青銅の鳥居が見える直前までやって来た、神輿の前後が多くの人に取り囲まれている

この後、青銅の鳥居を過ぎた所で神輿一休み~

 

何と何と~ 一休みでなくて海中渡御の準備だった

神輿の飾り紐を変えて、担ぐ長い棒を追加した そして白褌の男集に担がれ動き始めた

こんなステキな外人さんも担いでいた

 

また元気な掛け声で動き出した この辺りはカメラマンで取り囲み撮影は大変だった

江の島大橋の袂にある北緑地(オリンピック記念噴水池)の方へ・・・

緑地の中を通り、岸壁に設置した坂を海へ下りて行く

海中渡御を見ようと岸壁は既に人の山~

あ~あ~ 先にここへ来るんだったと思ったが後の祭だった

 

入っていく神輿の足元に波が来るが浅瀬のようだ

 

カメラマン何人も神輿の後について行く

 

こりゃ~すごい人だわ~ ここじゃ上手く撮れないと思い江の島大橋へ急ぐ

わぁ~・・岸壁は人だらけ~人で埋まっている 

 

神輿は少し沖の方へ行った

 

波が来るから面白そうだと思ったが浅いので平気のようだ

 

海中でもんでいる 掛け声は聞こえてこない

 

長い担ぎ棒を足したので担ぎ手が多くなったようだ

傍に居るカメラマンはもうズボンも濡れている

 

大橋の上から左手を見ると、対岸の東浜からこの神輿の渡御を撮っている人が居る

 

神輿と見物人をなるべく多く撮り込もうと対角線に入れて見た

首をかしげて斜めになってご覧頂きたい

 

ひとしきり海中でもんだ後引き上げられた 海中渡御はわずか10分程で終わった

 時刻は只今 11:35 であった

神輿は引き上げていった  神輿を洗うのと担ぎ手のお昼だって・・・

 

弁天橋で待っていると八坂神社の一行がやって来た

 

弁天橋では神輿は手押し車に乗せられてやって来た

この後神輿は龍口寺門前へ向かう

 

洲鼻通りを抜けて江ノ電の江ノ島駅前の踏切を渡る

 

龍口寺の前までやって来た  多くの見物人やカメラマンを引き連れて・・・

 

急にピピーピピーと笛が鳴った  江ノ電がやって来た

江ノ電はゆっくりと申し訳無さそうに通り過ぎた

そう言えば朝来る時に、「本日は天王祭のため時刻表通りの運行が出来ません」と

車内放送をしていたのを思い出した

 

小動神社の神輿が先に来ていて待機していた

 

何人も出ている警備員さんは、お下がりくださいと笛を吹く

藤沢行きの江ノ電がやってきた

 

龍口寺前でも江ノ電に要注意~ 電車接近の表示が点灯している

 

手前の小動神社の神輿と八坂神社の神輿が併走する

多くの人で神輿を取り囲んでいるので撮影は非常に困難だ

 

2基の神輿はこの後小動神社へ向かう

小動神社で御祭儀を奉仕した後、神輿は再び担がれて江の島八坂神社へ戻って行く

 

既に小動神社も知っているし、もう海中渡御も無いのでここで神輿を見送った

江の島天王祭は毎年この時期に行われ、神奈川の祭50選にも選ばれている

今日は良いお天気でとても暑かった 随分と歩き回りクタクタになった

 

「江の島天王祭について」

『八坂神社は、大津波で流されてしまった対岸の腰越の小動神社の御神像・須佐之男命

(すさのおのみこと)を江の島の魚師が拾い上げて八坂神社に祀ったという史実を

再現したものと伝えられており夏の疫病や災いを祓いのけると言う意義も加わっている

現在は江島神社の末社であるが、江戸時代は天王社として祀られ、1844年に再建された

須佐之男命は京都の八坂神社と同様に祇園精舎の守護神・牛頭天王(ごずてんのう)の化身

とされ、牛頭天王を祀る社と言われるようになった 牛頭天王を祀る祭礼を天王祭という』

と説明書に書かれていた

 

 

  2015,7,12 江の島天王祭にて