2017年7月9日(日) 江の島天王祭を見て来ました
江島神社の辺津宮より、10時に発輿した神輿は、いくつかの狭い急な厳しい階段を下り
土産物店が並ぶ参道を通り、青銅の鳥居を過ぎた所で、海中渡御の為の準備を行い、
一休みして渡御の為のエネルギーを蓄えます(前編まで)
11時よりいよいよクライマックスの海中渡御が始まります
弁天橋に近い海辺に作られたスロープを掛け声勇ましく下りて行きます
神輿と周りの観客の両方を入れて撮ろうとしていると、目の前に沢山の人が
入って来た これじゃ上手く写せないと神輿の近くへ駆け寄った
男衆に担がれた神輿は威勢の良い掛け声と共に沖を目指して行きます
この元気なカメラマンは膝あたりまでつかりながら神輿を追っかけている
神職船が近づいて来た
今日は波は穏やかだが、霞んでいて遠くの東浜辺りが良く見えない
神輿は結構深い所までやって来た
この先遠くの東浜では、小動神社の神輿の海中渡御が行われて
いると思われるが、霞んでいて見えない
望遠で眺めると、胸のあたりまで浸かって神輿を担いでいる
黒い担ぎ棒の下に追加した長い担ぎ棒があり、これが見えないので
神輿は浮いて相当軽くなっているか、担ぎ棒で浮いているのかも・・・
この辺りで大きな波が神輿に当り、波が弾け散ると海中渡御の勇ましさが
倍加されるのだが、今日は穏やかでのんびりムードのようだ
神職船が近づいて来て、5色の旗をなびかせながら海上からお祓いをする
東浜の浜辺では残った担ぎ手とカメラマン達が沖を見守っている
おやおや~このカメラマンは元気があるね~気迫充分~立派なもんだ~
膝上まで濡らしながら、お神輿を狙っている
禊が終わって浜に引上げる
特設のスロープを神輿は担ぎ上げられる
この時もカメラマンが集まって、至難の撮影だった
北緑地に上がった後、神輿は「東浦の祭典」の為に
ヨットハーバーの方へ向かう
ヨットハーバーが左に見える聖天島公園の先を右に入り
神輿は担がれたままで真水で洗われる
藤沢消防署のホースで頭から冷たい真水をかぶりブルブルッとしたようだ
戸板に安置された神輿は延長した担ぎ棒が外され、
神輿を固定しているロープが元のロープに置き換えられる
黒い担ぎ棒の下に丸い木の担ぎ棒が写っている
【 御鎮座の故事を再現する東浦祭典 】
『 その昔、大海士が住んでいた江の島の「東浦」という区域に進み、かつて大海士
が海から引き上げた御神像を仮安置したとされる場所にお神輿を据えます。
当時、大海士は御神像をありがたい物として、木臼4つに戸板を乗せ、
その上に御神像をお載せしたのですが、今もお神輿がこの場所に着くと、
そのときの木臼と戸板の上に奉安されるのです 』
(大海士:素潜りの魚師のことで、江の島独特の呼び名だそうです)
(注)上記東浦祭典の部分は、「江島神社 お祭りと行事:八坂神社例祭」のHPより引用した
http://enoshimajinja.or.jp/yasakajinjareisai/
この後、13:00より東浦発輿
神輿は弁天橋を渡り腰越に向かう、 片瀬龍口寺の前で、お迎えの
小動神社のお神輿と合流し、2基並んで小動神社まで渡御します
東浦発輿以後の部分については、一昨年の下記ブログを参照下さい
「江の島天王祭 奮闘記 2015」
http://blog.goo.ne.jp/masa1128tarou/d/20150721
2017、7、9 江の島天王祭にて