前稿でクヌギを見つけた後、森に入って行くと今度はコナラを見つけた
どんぐりの姿や形、大きさ、樹皮、葉っぱの大きさや形などから
どんぐり図鑑と照合してコナラだと決めた
照合したどんぐり図鑑は日本産30種が掲載されていて、樹形、花の姿、
雄しべ雌しべの姿、樹皮や冬芽など写真と共に詳細に記されている
ブナ科コナラ属の落葉樹、漢字では小楢と書く、大きなミズナラに比べて
それほど大きくならないのでコナラと名付けられた
日本の里山の雑木林を代表する樹木で、材は建築・家具などに使われ、
葉や実、樹皮はタンニンを多く含み、染料に利用されるそうだ
コナラは落葉樹で、撮影した樹は若木のようで、手の届く
近さの所にどんぐりがあり、楽に撮影ができた
樹皮は縦に不規則な割れ目が入り、若い樹の樹皮はクヌギに比べて
明るい灰褐色をしている、 どんぐりの樹の種名を決めるにはお皿(殻斗)
どんぐりの特徴、葉っぱの特徴の他にこの樹皮の特徴が決め手になる
はじめにシラカシかと思ったが、この樹皮が全然異なる樹皮でコナラに決定した
コナラの果実は、細長いもの、丸っこいものなど色々な形がある
コナラを撮影した場所は、もみじ休憩所から東門への途中の左手です
上の写真の右の方に東門が写っています
コナラを撮影した後、雑木林の坂道を下り、耕作体験田んぼに
出て、小さな畦道で花や樹の実など、田園風景を楽しんだ
日差しは強かったが時折吹く風は秋の香りがした
2020、8、24 舞岡公園にて
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