『蜂蜜と遠雷』は原作を読んでいて、とても感動した本でした。その映画をWOWOWで放送していたので見ました。とてもいい映画になっていました。感動しました。
監督・脚本・編集石川慶
キャスト 松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士 平田満 アンジェイ・ヒラ 斉藤由貴 鹿賀丈史
原作は長いのですが、映画では非常にうまく省略されていました。見ていて違和感がありません。
役者の演技は抑え気味で、セリフも多くなく、表情と音楽で表現されていきます。役者の表情が本当に物語っています。その表情によって心が揺れていくさまが描かれていきます。
松岡茉優が最後に雨の音から母親との思い出をよみがえらせ、それによって再生していく映像はとても泣けました。
ただひとつ、本線の演奏中に斉藤由貴が話を始めるのはさすがにあり得ない。いくら映画だからと言ってやっていいことと悪いことがある。今からでも編集しなおしてもらいたいと思いました。