米国務省が日本については国内外の業者が外国人技能実習制度を「外国人労働者搾取のために悪用し続けている」として問題視しているというニュースが流れていた。
私の住んでいる山形県でも、最近多くの外国人の労働者が働いている。山形県はベトナム人が多いそうである。少子高齢化で労働者不足に陥っている日本にとって外国人の労働者は必要であり、閉鎖的であった日本にとってこれはいいことのように思っていた。
しかし外国人技能実習制度は非熟練労働者受け入れのための制度になっており、低賃金で単純労働をさせるための方便になっている危険性もあるのである。これは人身売買と言われてもおかしくない制度なのだ。
米国務省は日本の外国人技能実習制度では政府当局の監視強化などが必要だと報告者に明記しているという。
少子高齢化に日本は苦しめられている。だからと言って発展途上国の人々をだますようなことをしてはいけないのは当然である。疑われるようなことは絶対にしてはいけない。