自民党のドタバタがとまらない。私たちは内輪のドタバタは大好きだけど、それによって大切なことがおろそかになってしまってはいけない。
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策がとまってはいけない。確かに東京はピークアウトしたようだが、決して安心できるような状況になったわけではない。まだまだ感染者は増えるだろうし、それによって医療機関のひっ迫した状況は続くのである。忘れてしまったような態度をとってはいけない。マスコミもきちんと報道してほしい。ついでに言えば田崎史郎氏を出して偏向した情報を流すのもやめてほしい。
アフガニスタン情勢も予断を許さない。邦人の輸送が一人しかできなかったというのは明らかに失策であり、それは自民党総裁選のせいでバタバタしていたせいであると言われてもしょうがあるまい。重大事案であり、国家として毅然とした、しかも人道的な対応を緊急にしていかねばならない。
政治が空転している時間はないのだ。
自民党総裁選は政策なき人事抗争にしか見えない。注目に値しない内輪もめである。自民党議員も、それを報道するマスコミも、優先順位を間違えてはいけない。