噺は古くて恐縮である。2013年にハノイに半年滞在していた。その2013年9月初旬に、大統領官邸前を通りかかると、ベトナム国旗とともに韓国の太極旗がたなびいている。韓国の朴大統領が来たのかと調べてみると、9月7日夜に到着し、11日まで国賓として滞在するとのことであった。
2013年9月は、9日午前中の歓迎式典の後、共産党書記長、首相や国会議長と会談。
朴大統領の目的は原発の売り込みである。ベトナムは10基の原発建設を計画しており、第一期の2基分はロシア、第二期の2基は日本が既に受注しており、残る6基を受注するためである。その第三期分として、両政府は事業調査に着手したとのことで、韓国の受注が有力視されている。
2015年現在、ベトナムの計画実行は大幅に遅延しており、第三期分の韓国受注は、どうもペンディング状態のようである。写真は大統領府正面を車中から写したもので、韓国国旗がたなびている。
今回はそのような噺ではない。朴槿恵は日本には執拗に謝罪要求するが、韓国が迷惑を掛けた他国には謝罪の謝の字すら表明していない。
1965年、日韓基本条約において、日本から韓国へ経済協力が決まり、それに伴い韓国から日本に対する、一切の請求権を放棄することで解決済みであるにも関わらず、執拗に謝罪請求している。
その経済協力は総額11億ドルで、当時の韓国の国家予算は3.5億ドルであり、当時としては膨大な資金協力であった。その11億ドルのうち3億ドルが無償資金協力で、第2次大戦で日本に召集・徴集された遺族に個人補償金として、その5.4%にあたる91億8000万ウォンが支給されたが、元慰安婦は補償対象から外された。これは何を物語るのか、まさに朴槿恵の父親朴正煕の内政問題である。
この内政問題をなぜも、執拗に外交問題化するのか?もはや正常な感覚ではなかろう。
朴槿恵は現在訪米中だが、ついに口を閉ざしていたベトナムが動き始めた。個人的には感謝の気持ちでいっぱいである。10月15日、在米ベトナム人の団体とベトナム戦争当時、韓国軍兵士から性的暴行を受けたというベトナム人女性らが、訪米の朴槿恵に謝罪を求めた。あわせてウォールストリート・ジャーナルに、被害者に対する公式な謝罪を朴槿恵に求める広告を掲載したと報道されている。
ベトナム政府はなお慎重のようではあるが、それに謝意を表明しない朴槿恵の韓国は、ベトナム人にとっては大嫌いである。日本政府よベトナムとは更に良好な関係を築いて欲しい。安倍さんの再度の訪越が必要である。

朴大統領の目的は原発の売り込みである。ベトナムは10基の原発建設を計画しており、第一期の2基分はロシア、第二期の2基は日本が既に受注しており、残る6基を受注するためである。その第三期分として、両政府は事業調査に着手したとのことで、韓国の受注が有力視されている。
2015年現在、ベトナムの計画実行は大幅に遅延しており、第三期分の韓国受注は、どうもペンディング状態のようである。写真は大統領府正面を車中から写したもので、韓国国旗がたなびている。
今回はそのような噺ではない。朴槿恵は日本には執拗に謝罪要求するが、韓国が迷惑を掛けた他国には謝罪の謝の字すら表明していない。
1965年、日韓基本条約において、日本から韓国へ経済協力が決まり、それに伴い韓国から日本に対する、一切の請求権を放棄することで解決済みであるにも関わらず、執拗に謝罪請求している。
その経済協力は総額11億ドルで、当時の韓国の国家予算は3.5億ドルであり、当時としては膨大な資金協力であった。その11億ドルのうち3億ドルが無償資金協力で、第2次大戦で日本に召集・徴集された遺族に個人補償金として、その5.4%にあたる91億8000万ウォンが支給されたが、元慰安婦は補償対象から外された。これは何を物語るのか、まさに朴槿恵の父親朴正煕の内政問題である。
この内政問題をなぜも、執拗に外交問題化するのか?もはや正常な感覚ではなかろう。
朴槿恵は現在訪米中だが、ついに口を閉ざしていたベトナムが動き始めた。個人的には感謝の気持ちでいっぱいである。10月15日、在米ベトナム人の団体とベトナム戦争当時、韓国軍兵士から性的暴行を受けたというベトナム人女性らが、訪米の朴槿恵に謝罪を求めた。あわせてウォールストリート・ジャーナルに、被害者に対する公式な謝罪を朴槿恵に求める広告を掲載したと報道されている。
ベトナム政府はなお慎重のようではあるが、それに謝意を表明しない朴槿恵の韓国は、ベトナム人にとっては大嫌いである。日本政府よベトナムとは更に良好な関係を築いて欲しい。安倍さんの再度の訪越が必要である。