この時期のチェンマイは、シーロに拡声器を載せ、♪ローイカトーン~ローイカトンとの歌声を流し市中を巡回する。涼しい朝晩で、日中も比較的過ごしやすい季節で、本格的な観光シーズン入りとなる。2022年のイーペンは、11月8日~9日とのこと。
ローイカトンとはバナナの幹を芯に季節の花で飾り付け、ロウソクに火を灯すフロートである。それを日暮れと共にピン川に流す、精霊送りである。ピン川に多くのフロートが浮かぶさまは幻想的でさえある。空を見上げればコムローイ(熱気球)が次々と舞い上がった姿が見られる。壮観そのものだが、民家の屋根に落下し毎年火災が発生するものの、舞上げ禁止の沙汰はでない。今年は何軒犠牲になるのか?日暮れと共に飛行機は、運航を停止する。多くの舞い上がったコムローイで航空機事故など、シャレにもならないからだ。
ところで今年のイーペンは、ドブ川であったメーカー運河が浄化(ココ参照)され、フロートも浮かび祭りに参加するとの、過日のChiangmaiNewsである。
多くのランタンが吊り下がる木橋は新設したようだ。11月8日ー9日の前から、写真の人出である。町興し・地興しのノウハウをコン・ムアン(チェンマイ人)から習ったらどうであろうか。
<了>
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