大阪歴史博物館は旧・難波宮跡地の一画に建つ。先にも記したが訪れたのは、準構造船の埴輪を見たいがためであった。
先にも触れたが、準構造船には一体成形と二体成形の2種類が存在する。その双方の埴輪が、同一遺跡の長原高廻り2号墳から出土した。いずれも重要文化財に指定されているが、個人的には国宝と考えている。
古い話しで恐縮であるが、上掲パネルにあるように1989年の『なみはや号』の実験航海。この準構造船は長原高廻り2号墳出土の二体成形の船形埴輪を参考に建造された。
実際はもっと大きな排水量をもつ大型船が存在していたと、個人的には想定している。
その船形埴輪の出土地点がパネルにて表示されていた。
<続く>
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