どうしたJAXA、H3の打ち上げ失敗は。技術大国・日本は過去の遺物か。北朝鮮のロケット技術は日本を追い抜いた感がして、この悔しさをどこに求めればよいのか・・・文明は半島から南下した歴史の再来が頭をよぎる。
過日、装飾古墳である清戸迫横穴墓の大きな渦巻き文と、それが持つ意味合いを紹介した。
九州国立博物館開催の『伽耶』展を観覧した。ありました『渦巻き文』が。それは鉄製甲冑の装飾文様であった。
過日、渦巻き文は永遠の命を象徴していると紹介した。それは古墳時代からではなく、縄文時代から引き継がれた習俗であろうとも記した。甲冑は武具である。武器である鉄刀の柄にも渦巻き文が存在する。
それは、長野県の弥生遺跡が存在する木島平村から出土している。キャップションにあるように弁韓渡来であろう。弁韓と云えば、伽耶の一時代前である。これらの武具・武器は永遠の命、転じて敵の攻撃を封じ生命を全うする呪符としての文様と考えられる。
渦巻き文は、上古からのグローバル・スタンダードであった可能性が強そうだ。時間があれば、東半球の上古からの文様を調べてみたい。
<了>
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