5ヶ月振りの福岡と、大宰府を経由して大分に遣って来た。大分県立埋蔵文化財センターでは望外の喜びにつつまれた。
須恵器の鳥舟付器台である。この手の器台には、相撲をとる人物や動物が表現される肖形が取り付けられたものを、時たま眼にすることができるが、いわゆる『天の鳥舟』は初見である。キャップションにあるように他界観を示しているであろう。これについては、いずれ一文をupdateしたい。
残念なことは、大分歴史博物館が工事休館中であった。HPを事前確認した時には、掲載されてなかったようだが・・・残念。
残念と云えば、昼食をとる予定であった。『そば処・響』が本日休業であったこと。NHKラジオ『山Caffe』でおなじみの石丸謙二郎氏の兄君経営のそば処である。蕎麦大好き人間にとっては、是非賞味したかったが残念。
以上、残念なこともあったが、今回の北部九州は大満足であった。福岡市美術館の『本多コレクション』は、さすがで本多氏の眼の確かさを再認識した。九州国立博物館の『伽耶展』は、優品揃いであった。半島南部と日本列島は一衣帯水の関係であることが、理解できる展示であった。双方の展示内容については、いずれ紹介したいと考えている。
<了>
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