世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

霞むチェンマイの空

2018-03-17 07:47:02 | チェンマイ

一昨日の15日夕刻CNX着。投宿先の部屋は東に面しているようだ。昨16日朝カーテンを開けると、日の出が見えた。見えたのは良いが霞んでいる、特に東の高層建物は霞んで輪郭がぼやけている。

PM2.5指数は基準値を越えているようだ。ベストシーズンを過ぎて、一番暑くなる時期に来たのだから致し方ないが・・・。煙害は暫く続くであろう。

当面必要な雑貨類と食品を購入するため、知人の車に乗せてもらいMAYAへ出かけた。昨年8月以来である。リンカム交叉点のシンク・パークに赤色の鳥居が建っていた。昨年8月に来たときは無かったから、それ以降に建てたのであろう。目的は?・・・多分集客と思うが。

旭日旗のツクツクに朱色の鳥居、やってくれるではないかコン・ムアン(北タイ人)。これを見た韓国・中国人の顏がみたい。

上写真の後方の尖塔の建物は、ワン・ニマンと呼ぶショッピング・センターでその左の建物はU-ニマン・ホテル。昨年8月はワン・ニマンは工事中で営業していなかったが、昨日行ってみると営業中であった。

洒落た店が立ち並んでいものの客は少なく、手持無沙汰な店員がやけに目に付いた。

 

 


サイバージャヤのサムライ・タクシー

2018-03-16 07:37:40 | マレーシア

昨3月15日、KLIAからチェンマイに移動した。滞在先であったシタディーンからKLIAへは、荷物のこともありタクシー移動である。

タクシーに乗り込むとシフトレバーが何かに似ている。注視すると日本刀がモデルのようなシフトレバーである。

ドライバーに尋ねると、日本刀をマレーシアではサムライと呼ぶとのこと。ニンジャ、サムライはポピュラーな存在らしい。これもアニメ文化の影響であろう。

と云ことで、やけに飛ばす。まーマレーシアの高速の法定速度は110kmだから、驚くには値しないか。件のドライバー氏も日本大好き人間であった。

 


Dpulze Shopping Center の日系Shop

2018-03-14 07:44:06 | マレーシア

明日、チェンマイ(cnx)に移動する予定である。ここサイバージャヤのシタディーンに滞在して約3カ月になった。シタディーンの下層階がショッピングセンターとなっている。そこには日系の店舗もあり、それなりに利用した。ここから空港寄りに、2-3年前から三井アウトレック・パークができ、その関連の社員であろうか、若い日本人ビジネスマンを時々見かける。彼ら彼女らも利用しているのであろう。

ヤマハ音楽教室には用はなかった。いつも店の前を通過するのみであった。

吉野家は3カ月弱の期間中5度利用した。日本と変わらない味で裏切らないのが良かった。

寿司三昧は店舗の構えから期待したが騙された。飯のまずさが際立ち、一度きりで遠慮した。

The Loafなるベーカリー・ショップがある。KLを中心に店舗展開している。10RMでカードを購入すると、食事を含めて全商品10%引きとなる。活用させてもらった。ちなみにアンパンもある。

DAISOは、こちらで滞在を始めた当初、小物を中心に買いそろえた。当地では一律5RMで販売。となりに訳の分からない店舗あり。メイソウという。

お茶には苦労しなかった。メジャーではスタバ、東南アジアに多いコーヒー・ビーンズ&ティー・リーフである。

更にマレーシアで多店舗展開している、オールドタウン・ホワイト・コーヒーである。1週間に2度順番でりようした。

他にサブウェーも出店していたが、一度も行かなかった。ここサイバージャヤは暮らすには、それなりに便利である。

 


NUS Museumとアジア文明博物館へ遣って来た(2)

2018-03-13 07:24:20 | シンガポール

投宿先のHoliday Inn Express Singapore Clarke Quayから直線距離1km、徒歩20分のところにアジア文明博物館があり、シンガポール・リバーを川下方面に向かって歩いた。

そこは川の屈折点である。周囲はクラークキーのシーフード・レストランが立ち並ぶ。

年代物の建物が見えて来た。目的のアジア文明博物館であろう。ここも中国陶磁愛好家には必見である。豊富な歴代の中国陶磁を見ることができる。それらの展観記は別途紹介するが、1点の鞏縣(きょうけん)窯陶磁を紹介する。

これは藍彩か青花か? 鞏縣窯といえば唐時代の河南省の名窯で唐三彩を焼成した。唐三彩は主として緑、赤褐色、藍の三色の掛け分けである。藍はコバルトを用いた鉛釉である。漢の時代に西域からコバルトを含めて、その技術が伝播したとされるが、中国陶磁については疎いので、これ以上の詳述はできない。一般的に青花の初出は、至正十四年の紀年銘とされている。これは元朝末期のことであり、写真の鞏縣窯盤が初出とすれば、染付の歴史は大幅に早まることになる。

帰途、名前を失念したが写真の吊り橋を渡り、1928年建設のフラートン・ホテルを通過し、TAXIを拾ってホテルに戻った。ラッフルズ程ではないが、なかなか感じがよさそうである。

 


NUS Museumとアジア文明博物館へ遣って来た(1)

2018-03-12 08:02:45 | シンガポール

NUS(National University of Singapore)Museumとは、シンガポール大学付属博物館である。昨2017年に10カ月間に渡った”物原出土のミャンマー陶片展”が開催されていたが、残念ながら期間中に行くことができなかった。そのNUS Museumである。写真は、今回入手した”物原出土のミャンマー陶片展”のパンフレットである。

場所はKent Ridgeで、市中心部例えばMRTラッフルズ・プレイス駅から、博物館最寄りのケントリッジ駅へ行くには幾つかのルートが存在し、1度ないしは2度の乗り換えを要す。

ケントリッジ駅を地上に出ると、そこはすでにNUSの構内のようである。

後方のNUHは国立大学病院のようである。この写真手前がBUS停になっている。事前に調べたところによると、公共バスが構内を循環しているようだが、様子がわからない。そこで通りかかったtaxiを捕まえ、NUS Museumと告げたところまでは良かったが、ドライバーが博物館の建物を知らないようで、都合3箇所で場所を尋ねるありさま。お陰で時間と距離、つまりは料金を要し、結局9.8sgd(約800円)支払った。

NUS Museumは中国陶磁愛好家なら是非観覧してみたい博物館であろう。観覧記は別途紹介する。

帰途、帰りの方法について、博物館のスタッフに尋ねると、博物館の玄関をでて左側歩道30mでバス停があり、そこで『D2』バスという無料の構内循環バスがあるので、それに乗りケントリッジ駅前で降車するとよいとのこと。玄関からバス停へ移動する途中『豊中高校』と張り紙を掲げたマイクロバスが通過した。3月7日のこの時期、豊中高校生は何の目的で、NUSに来たのか? Times Higher Education World University Ranking 2018でNUSは世界ランク22位とのこと。東大は足元にも及ばなくなった。バスは幾つかのバス停で乗降を繰り返したが、国際色豊かな学生が乗り降りしていた。