先日、15年ほど前に買って着続けているサンダーバード2号とバージル・トレーシーのTシャツを、今の職場に初めて着て行った。今までの職場でもそうだったが、あのTシャツはとても目立つ。そして必ず誰かが「驚嘆」の声をもって食いついてくる。そのほとんどが同じ年頃の方々。職場に入った途端にまず声が挙がったのは3つ下の管理職。だが彼は大人だ。管理職だ。「あっ!サンダーバード!」という表情をして小声で呟くだけ。落ち着いている。次に反応を見せたのは隣の席の主任さん。明らかに私より10才位年下のお姉様。彼女が大はしゃぎして聞いてくる。「知ってる子どもはいるんですか?それとも御趣味ですか?」「子どもの頃よく見た、なんて言っちゃうと歳がバレるよ!ねぇ、社長?」職場で唯一私より年上の管理職長に話題を振る。苦笑いして応えてくれる。すると今度は背後から、「私も、特に音楽が大好きだったわ!よく演奏したもの!」という声が。みんな結構見てるじゃん!まぁ、中学の頃までしょっちゅう再放送していたし、同年代より下でも沢山愛好家はいる。バリー・グレーの音楽は数年前まで一年生が音楽の教科書で最初に聴く鑑賞曲として載っていたし。名曲だよね。
こんな感じで話していると、若い子も興味を持ったらしく、即座に調べている。多分、今でも世界最高水準の人形劇だよ!NHKで放送して55周年だとか。四年ほど前にフルCGで新作放送していたし。などと知ってる情報を若い子に教えまくって得意になっている53才。いや、今年度の誕生日で磯野波平と同じ歳になるおっさんが、絶好調でサンダーバードを語るのであった!
家に帰ってサンダーバードを調べてみると、55周年記念でボールペンが五種類発売されていることを知った。5本とも買いたいのは山々だが、ひとつが高額なので、愛する2号だけポチッとな!しかし、飾りで付いている2号の小ささに驚いた!まぁ、サンダーバード愛ってことで。