先週末、剣道の合宿に参加したあと、日曜日が先生方の都合で稽古がお休みになったので、月曜日の大人の稽古会(今週は第4月曜日なので市剣道連盟)に参加してきました。H先生やM先生などの実戦タイプの先生にはたくさんの行列が出来ます。私もそこに並びたいのですが、普段から稽古不足の私には、実戦型の先生ではなくて、やはり基本的なことを徹底的に教えていただける先生のところでじっくりと絞られた方がよいと思い、I先生とU先生に稽古をつけて戴きました。
しかし、思い起こせば前回ここにやってきたのは丁度1年前。そう、五十肩で左肩が動かせなくなり、県剣道連盟の稽古会に枇杷島へ行ったのが最後。1年ものブランクがあります。事情を知っているのはU先生とE先生だけ。しかも、E先生は出張でいらっしゃっていない。稽古不足を叱られることを承知でI先生に胸を貸して戴きました。以前も何度か稽古して戴きながら、基本技をみっちりと特訓して戴いたことがあるのですが、今回もあまりの稽古不足に動かない体を見切られて面の打ち込み特訓!!「そんなんじゃだめだ!」と口には出されずとも「目」がそう言っている。打ち込んでいく隙のない構えに押され気味になりながら、先生の面に合い面を出すのが精一杯。もちろん当たらない。竹刀を表裏いろいろと押さえながら入り込みたいのだが、私程度の腕前では元立ちの先生の構えを崩せない。やっていてだんだん情けなくなる。そんな私の心情を察してくださってか、少しずつ攻める隙を与えてくださる先生。それを逃さずに打ち込まなければいけないプレッシャー。やはり、どんなに忙しくても、例え10分でもここに足を運びたいと、やるたびに思う。U先生も同じ。復帰したばかりだからとはいえ、当然手は抜いてくれない。日本一の73歳以上に輝いた方だけあって、スタミナも剣裁きも一流である。赤子の手をひねるかのようにぼこぼこに打ち込まれながら、反撃のチャンスを待つ。最後には必ず1本取らせてくださるので、よいイメージで稽古を終わらせることが出来る。
剣道をしていると、元立ちの先生にもいろんなタイプの先生がいる。激しく打ち合い、コーナーに追い込まれて為す術もなく無理矢理放った技を、いとも簡単に切り替えされて格の違いを見せつける先生と、同じように格の違いはあれども、必ずどこかで打ち込む隙を与えて、こちらの段位と実力に合わせた戦いをしてくださる先生。後者はどちらかというと教員の場合が多い。職業柄が指導方法に表れていると思う。今回稽古をつけてくださったお二人の先生は教員ではないが、どちらかといえば後者に当たる先生。下手なものに対する向上のさせ方をよく心得ていらっしゃるというか、やる気を喪失させない方法をよくご存じだと思う。私のような下手なものには、圧倒的な強さを誇る先生方より、相手の実力の度合いに合わせてくださる先生の方が、きっと合っているのだろう。基礎基本を徹底的に指導して戴ける県剣道連盟の稽古会には職場が遠くなったのでなかなか行けないが、可能な限り出掛けたい。そして、いずれは実戦型の先生方に稽古をつけて戴けるような技を身につけたいものです。
しかし、思い起こせば前回ここにやってきたのは丁度1年前。そう、五十肩で左肩が動かせなくなり、県剣道連盟の稽古会に枇杷島へ行ったのが最後。1年ものブランクがあります。事情を知っているのはU先生とE先生だけ。しかも、E先生は出張でいらっしゃっていない。稽古不足を叱られることを承知でI先生に胸を貸して戴きました。以前も何度か稽古して戴きながら、基本技をみっちりと特訓して戴いたことがあるのですが、今回もあまりの稽古不足に動かない体を見切られて面の打ち込み特訓!!「そんなんじゃだめだ!」と口には出されずとも「目」がそう言っている。打ち込んでいく隙のない構えに押され気味になりながら、先生の面に合い面を出すのが精一杯。もちろん当たらない。竹刀を表裏いろいろと押さえながら入り込みたいのだが、私程度の腕前では元立ちの先生の構えを崩せない。やっていてだんだん情けなくなる。そんな私の心情を察してくださってか、少しずつ攻める隙を与えてくださる先生。それを逃さずに打ち込まなければいけないプレッシャー。やはり、どんなに忙しくても、例え10分でもここに足を運びたいと、やるたびに思う。U先生も同じ。復帰したばかりだからとはいえ、当然手は抜いてくれない。日本一の73歳以上に輝いた方だけあって、スタミナも剣裁きも一流である。赤子の手をひねるかのようにぼこぼこに打ち込まれながら、反撃のチャンスを待つ。最後には必ず1本取らせてくださるので、よいイメージで稽古を終わらせることが出来る。
剣道をしていると、元立ちの先生にもいろんなタイプの先生がいる。激しく打ち合い、コーナーに追い込まれて為す術もなく無理矢理放った技を、いとも簡単に切り替えされて格の違いを見せつける先生と、同じように格の違いはあれども、必ずどこかで打ち込む隙を与えて、こちらの段位と実力に合わせた戦いをしてくださる先生。後者はどちらかというと教員の場合が多い。職業柄が指導方法に表れていると思う。今回稽古をつけてくださったお二人の先生は教員ではないが、どちらかといえば後者に当たる先生。下手なものに対する向上のさせ方をよく心得ていらっしゃるというか、やる気を喪失させない方法をよくご存じだと思う。私のような下手なものには、圧倒的な強さを誇る先生方より、相手の実力の度合いに合わせてくださる先生の方が、きっと合っているのだろう。基礎基本を徹底的に指導して戴ける県剣道連盟の稽古会には職場が遠くなったのでなかなか行けないが、可能な限り出掛けたい。そして、いずれは実戦型の先生方に稽古をつけて戴けるような技を身につけたいものです。