夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

久しぶりに・・・。

2012-08-31 12:06:31 | 剣道
 先週末、剣道の合宿に参加したあと、日曜日が先生方の都合で稽古がお休みになったので、月曜日の大人の稽古会(今週は第4月曜日なので市剣道連盟)に参加してきました。H先生やM先生などの実戦タイプの先生にはたくさんの行列が出来ます。私もそこに並びたいのですが、普段から稽古不足の私には、実戦型の先生ではなくて、やはり基本的なことを徹底的に教えていただける先生のところでじっくりと絞られた方がよいと思い、I先生とU先生に稽古をつけて戴きました。
 しかし、思い起こせば前回ここにやってきたのは丁度1年前。そう、五十肩で左肩が動かせなくなり、県剣道連盟の稽古会に枇杷島へ行ったのが最後。1年ものブランクがあります。事情を知っているのはU先生とE先生だけ。しかも、E先生は出張でいらっしゃっていない。稽古不足を叱られることを承知でI先生に胸を貸して戴きました。以前も何度か稽古して戴きながら、基本技をみっちりと特訓して戴いたことがあるのですが、今回もあまりの稽古不足に動かない体を見切られて面の打ち込み特訓!!「そんなんじゃだめだ!」と口には出されずとも「目」がそう言っている。打ち込んでいく隙のない構えに押され気味になりながら、先生の面に合い面を出すのが精一杯。もちろん当たらない。竹刀を表裏いろいろと押さえながら入り込みたいのだが、私程度の腕前では元立ちの先生の構えを崩せない。やっていてだんだん情けなくなる。そんな私の心情を察してくださってか、少しずつ攻める隙を与えてくださる先生。それを逃さずに打ち込まなければいけないプレッシャー。やはり、どんなに忙しくても、例え10分でもここに足を運びたいと、やるたびに思う。U先生も同じ。復帰したばかりだからとはいえ、当然手は抜いてくれない。日本一の73歳以上に輝いた方だけあって、スタミナも剣裁きも一流である。赤子の手をひねるかのようにぼこぼこに打ち込まれながら、反撃のチャンスを待つ。最後には必ず1本取らせてくださるので、よいイメージで稽古を終わらせることが出来る。
 剣道をしていると、元立ちの先生にもいろんなタイプの先生がいる。激しく打ち合い、コーナーに追い込まれて為す術もなく無理矢理放った技を、いとも簡単に切り替えされて格の違いを見せつける先生と、同じように格の違いはあれども、必ずどこかで打ち込む隙を与えて、こちらの段位と実力に合わせた戦いをしてくださる先生。後者はどちらかというと教員の場合が多い。職業柄が指導方法に表れていると思う。今回稽古をつけてくださったお二人の先生は教員ではないが、どちらかといえば後者に当たる先生。下手なものに対する向上のさせ方をよく心得ていらっしゃるというか、やる気を喪失させない方法をよくご存じだと思う。私のような下手なものには、圧倒的な強さを誇る先生方より、相手の実力の度合いに合わせてくださる先生の方が、きっと合っているのだろう。基礎基本を徹底的に指導して戴ける県剣道連盟の稽古会には職場が遠くなったのでなかなか行けないが、可能な限り出掛けたい。そして、いずれは実戦型の先生方に稽古をつけて戴けるような技を身につけたいものです。
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発達障害の教室担当者と一緒に

2012-08-29 15:21:55 | 教育・躾全般
 昨日、発達障害通級教室の担当者の方々の研修会に、特別ゲストとして参加させていただくことが出来ました。最初の打ち合わせでは、皆さんの研究会なので、あくまでもオブザーバーとして参加させてもらう約束だったのですが、当日の次第を見たら、まるっきりメインの扱いになっていてびっくり!調子づいて自分の取り組みや思いの丈ばかりを話してしまい、他の先生方に申し訳なかったのですが、司会の先生の見事な仕切りで他の皆さんへ話を振っていただくことが出来ました。
 話の内容は殆どが「言語通級での取り組み」についてなので、ここでは敢えて書きませんが、今回発達障害の担当者の実践報告を聞いているうちに、「えっ!?」と驚いたことがあったのでひとつだけ載せておきます。教室の中に、どこの特別支援学級にも置いてありそうな立体パズルが置いてありました。パズルを使うのは普通に考えて「集中力を高める」ための前置き的な存在です。発達の教室ですから、私はてっきり「集中力不足」の子どもに「集中させる」ために使用するものだと思っていました。しかし、違っていたのです。使用時間は10分限定。5分の時もあるそうです。そんな短い時間では集中力が高まり始める前に終わってしまって、子どもたちも乗らないのでは?と思ったら、何と、このパズルはSST(ソーシャルスキルトレーニング)に用いているのであって、決められた時間内に、どんなに夢中になっていても「やめること」を育てるために取り組んでいるらしいのです。確かに、発達障害の子どもの中には「けじめ」を付けられず、「あとちょっとだけ!」「もう一回!!」と何度もせがんでパニックになる子もいます。発達障害でなくても、最近の子どもたちは「けじめを付ける」「我慢する」などという言葉を知らない子が大変多いです。原因・理由はたくさんあるのでここには書きませんが、身の回りの子のことで思い当たる節もあるのではないでしょうか?とにかく、この発達障害児に関する取り組みには「目から鱗」という感じで驚かされる、しかし、よく考えてみれば当たり前の、つまりそれだけ日常生活に必要なことを指導する場が「発達障害通級指導教室」なんだということを教えていただいた気がします。学級担任の先生の中には「勉強が分からない子だから補習授業の代わりに教えてやってくれ」と言ってくる先生も未だにいるのが残念ですが、こういった誤解を解きながら理解啓発を進めなければならないのは、言語難聴も発達も同じだなと痛感しながらお話を伺いました。どんなカテゴリーであれ、「通級指導」は、子どもの「障害(困り感)」を改善させる「自立活動の授業」がメインであって、遅れがちな授業の内容理解を補助するのは、あくまでも「TT(ティームティーチング)」担当の先生や「少人数指導・学力補充」で配置されている先生方の範疇です。この違いを、通級設置校の管理職の先生方や同僚の先生方に分かっていただけるように、理解啓発活動を続けていかなければならないのだということを再確認した日でもありました。
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つばさのデイキャンプ

2012-08-27 18:08:15 | Weblog
 先週のこだま教室に引き続き、前任校のつばさ教室でのキャンプに参加してきました。そこで驚きの発想を知り、若い人の発想の豊かさに感心してきた次第です。今まで通りのデイキャンプなら、飯ごうでご飯を炊いて、大鍋でカレーを作るのがセオリーですが、今回は、白いご飯に合うもの!ということで、カレーにならずに、何と!豚のショウガ焼きを作ったのです!!これがうまい!!新たな選択肢が広がったように思いました!鳴海でも考えてみようかな?それにしても、流石に連日の竈準備で手が攣っています。運転中に手足がよく攣るので、気をつけなければ・・・。
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こだま初デイキャンプ

2012-08-26 22:49:41 | 教室経営
 先週金曜日、こだま教室初のデイキャンプを行いました。これまでのこだま集会を夏休みに移動して、内容も交流会プラス親のネットワーク作りプラス子どもたちのお話会。交流会としては中庭でカレーライス作り。おやつにスイカ割り。特にカレーライスは2つの鍋に大人用と子供用を作ったのですが、ほとんど両方とも完食に近い状態で、御飯も飯ごうを用いたときの特有のお焦げがほぼなしという状態。すごく上手にできて感動です。それというのも、子どもたちの「おっかなびっくり」包丁さばきから飯ごうの指導まで、更にはゴミや後片付けの指導まで徹底的にご協力いただいたおうちの方々のおかげです。特に一番の功労賞は最年長でご参加戴いたKさん一家のおじいちゃんとおばあちゃん!本当に手際よく子どもたちを導いてくださいました。肝心の私があっちへ行ったりこっちへ廻ったりと1カ所にとどまっていられなかったので、いろいろな点でお任せっきりになってしまい、とても申し訳なかったです。今までの前任校のデイキャンプは、教員がそれぞれの部署の責任者として別れていたので、1人で仕切ることの難しさを思い知りました。来年からはもう少し要領よくやれるようにしていかなければなりません。そのためにも必要なのはOBのボランティア。今回は前任校のOBであるY君に手伝ってもらうことができました。彼もつばさで培ったデイキャンプのノウハウを駆使して達人の域を見せてくれました。おかげで私は大いに助かりました。また、私の後任でつばさの担当をしているA先生もお手伝いに来てくれました。今回お二人の助けと、保護者の方々に支えられて、初めてのデイキャンプは大成功を収めました。まだまだ改良しなければならないことはあるけれど、それは来年までの課題・・・。今回は楽しかったからよしとしようと思います。まだ今年で終了のめどがついている人はいませんので、来年も替わらぬメンバーでやることになりますが、この会はOBに支えられて続いていく会なので、今年参加してくれた皆さんは、来年も是非参加してくださいね!!残る1週間を楽しく過ごしましょう!ところで、宿題はもう済んだかな?
コメント (2)
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東海四県大会にて

2012-08-23 12:21:44 | 言語・難聴
 先日、三重県桑名市において、東海四県言語・聴覚・発達障害児教育研究大会が開催されました。第40回を迎える記念すべき大会で、発達障害の部門を正式に名称の中に取り入れた初めての大会となりました。我々教員だけでなく、こだま教室の保護者の方からもご参加いただくことが出来、とても意義のある大会となったことはいうまでもありません。
 記念講演では「おっちょこちょいにつけるクスリ」と題してNPO法人のえじそんくらぶ代表・高山恵子氏が、ご自分の経験を交えながら語っておられました。高山氏はご自身がADHD・LDの当事者だったそうで、そのご経験からくるお話には説得力がありました。周りの大人がどのような手立てで発達障害の子どもたちを受け入れていくと良いかを、分かりやすくお話しくださいました。参考にしたいと思います。
 午後から行われた分科会は、私も生涯のライフワークとして力を入れている「理解啓発と連携指導」に関する分科会「つながり」に参加してきました。他の構音や吃音の分科会と違って、保護者の方々の参加が多い分科会で、「親の会」を組織していらっしゃる方や、もちろんこだま教室からの参加者も、行政の立場や管理職の方までも、四県各地からたくさんの方々が集まり、我々教員だけでなく、いろんな意見が集約される分科会です。その分、発言にも気を遣います。そして、保護者の代表とも言える「親の会」会長さんのお話は、80歳にもなられる御年で現役の会長さんならではの、強い思いのこもったお話でした。この方とはかれこれ10数年来の知り合いですが、彼がいるから岐阜県の保護者の方々はまとまりがあるのでしょう。強力なリーダーシップを発揮する保護者のカリスマ的存在。文科省にも顔が利く御大は、今の教育の流れを良い点・悪い点としっかり把握してお話しくださいました。良い点を引き継ぎ、悪い点を改善しながら、よりよい教育にしていかねばと思うお話でした。
 最後にお話を伺った分科会の助言者の先生は、三重県でも特別支援教育の第1人者の方で、とてもお話の上手な方でした。三重県の友人曰く、彼に心酔している人も多いと聞きます。時間がなくて10分ほどしかお話しいただけなかったのですが、いつか名古屋にお招きしてみたいと思います。
 今回の大会に参加してみて感じたことは、やはり何と言っても「発達障害」通級の発表が増えたことでしょう。「通級」としての共通点はたくさんあります。しかし、言語・難聴の専門性と、発達障害の専門性は明らかに違います。「障害種別」の枠を超えて「通級指導教室」というカテゴリーでまとまるのも良いとは思いますが、そうなったとき、圧倒的多数を占めるのは「発達障害」の子どもに対する指導でしょう。そんな中で純粋に「言語・難聴」に関する専門性を高め続けていくことが出来る教員がどれだけいるのか?全てを病院のSTに任せてしまったのでは、教育面でのフォローが出来なくなってしまいます。そういったことも連携で何とかするのが、本来の形だとは思うのですが、いち早く発達障害と合併をした研究組織が、教室数の激増で研修会を開きづらくなり、再度分離することを考え始めたという現実を目の当たりにして、まだ合併していない名古屋のせいで、会の名称を変更できない愛知県はこれからどう動くべきなのか、もっと良く話し合いをするべきなのかも知れません。
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研修会

2012-08-04 18:56:22 | 言語・難聴
只今、県外へ研修に来ています。木曜日から金曜日が川崎市で行われた全難言協の全国大会、今日から明日まで千葉市で吃音講習会に参加です。特に吃音講習会は長丁場で、今日の終了予定が23時30分です。朝から13時間ほどぶっ続けです。夕食が終わったら最後のグループ会議です。明日も夕方5時くらいまでで、休憩は1時間だけです。有意義な会議にするためにしっかり研修して来ます!
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