成海神社のお祭り（裏方）

　鳴海に在職中の最後の成海神社秋祭りにやってきました。初めて来たとき、山車が９両も揃って凄い祭りだと思っていたら、最初の２年間は特別な行事として｢裏表」が同じ日にお祭りを催行したのだとか。３年目からは普通に戻った＝体育の日の前の日曜日が裏方で、１週間後が表方。こだま教室には当時片平（隣の学区）から通級する子が３人もいたので、裏方の方が知っている子が多い。気がつくと表方は２回しか見に行ったことがない。八幡宮も遠いし・・・。ここに在職中、７回は見ることができた。あとは日にちを間違えて表に行くことになった１回があるくらい。
　祭りにせよ、絞りにせよ、伝統文化の色濃く残るこの町が好きだった。こんなところに赴任することも、もうあるまい。恐らく次は養護学校。違う世界での仕事が待っている。自分が今まで学んできた世界とは全く違う世界。新しい分野での仕事。希望して出て行くのだから、言語難聴への未練はすっぱりと断ち切りたい。だがしかし、鳴海の祭りを見に来ると、いろんなところで｢あっ、先生！」と声をかけられる。剣道部の子が多いのも裏方の祭りの特徴か。中学生に出会う出会う！みんな大きくなったね。ほとんど小学校へ顔を出さないということは、中学が性に合っていたんだね。良いことだ。２週分のお祭りが終わったら、私もこの学校への未練を断ち切ろう。切れるかな？