飼育委員会の子どもたちが騒ぎながら私を探していた。何だろう?と思って近づいてみると、禽舎のアイドル・白い子ウサギ(生後1ヶ月ほど)が足を骨折?していると言うではないですか!?それは一大事!!1番人気でみんなに抱かれる白ウサギ。連休前の木曜日に委員会の子どもと一緒に写真を撮ってあげたばかりだった。その時は何ともなかったのに…。誰かが落とした?それともウサギ同士のいじめ?結局、仕事を切り上げて7時までに動物病院へ入らなければ診てもらえない。慌てて高速道路をひた走り、お金もないのでコンビニで現金を下ろし、病院に駆け込みセーフ!!早速診てもらうことにした。
人気のある病院なのか、いつも満員御礼。呼んでもらうまでかなりの時間が必要でした。もうすぐ8時近い。やっと呼ばれて、事情聴取を受け診察・レントゲン。8時20分頃決着がつく。その答えは「骨折」ではなく、「捻挫」でもない。遺伝性の関節症という、いわゆる障害児だったのです。生まれて1ヶ月してから突然発症してしまったようです。獣医さん曰く、今は片方の足だけだけど、程なくして両足とも動かなくなるでしょう、とのこと。治せないものなので、今後の治療は受けられないとのこと。更に、禽舎のような所ではたくさんのウサギがいて生存競争の中では生き抜くことができないので、個別に飼ってあげた方が良いとのこと。そこまで聞かされたとき、私の腹の中では心が決まっていた。
自宅へ帰り、妻に事の子細を話す。妻も特別支援教育に身を置く者。言わなくても私の思いは伝わる。うちで預かるべきだろう、と。しかし、何でもかんでもうちで預かるというわけにはいかない。うちにも2羽の先客がいる。「主水之介と菊路」の兄弟ウサギである。雄雌の兄妹ウサギだと思っていたら、何と両方とも雄であることが成長してから判明した。けんかするとはいえ、うちにこの2羽がいる限り、一緒に3羽目を飼うことはできない。だから、学校の禽舎に隔離病棟代わりに入れてあるケージを借りてきて、春になってある程度大きくなるまで預かる形を取りたい。できることなら飼育委員の子どもたちに飼うことが可能かどうかを聞いてからにしたいが、恐らく家族が許さないだろう。暖かくなるまでうちで面倒を見てやるつもりで飼って、恐らく、最後は情が移って手放せなくなるのだろう。何はともあれ、天寿を全うさせてあげたいものだ。
人気のある病院なのか、いつも満員御礼。呼んでもらうまでかなりの時間が必要でした。もうすぐ8時近い。やっと呼ばれて、事情聴取を受け診察・レントゲン。8時20分頃決着がつく。その答えは「骨折」ではなく、「捻挫」でもない。遺伝性の関節症という、いわゆる障害児だったのです。生まれて1ヶ月してから突然発症してしまったようです。獣医さん曰く、今は片方の足だけだけど、程なくして両足とも動かなくなるでしょう、とのこと。治せないものなので、今後の治療は受けられないとのこと。更に、禽舎のような所ではたくさんのウサギがいて生存競争の中では生き抜くことができないので、個別に飼ってあげた方が良いとのこと。そこまで聞かされたとき、私の腹の中では心が決まっていた。
自宅へ帰り、妻に事の子細を話す。妻も特別支援教育に身を置く者。言わなくても私の思いは伝わる。うちで預かるべきだろう、と。しかし、何でもかんでもうちで預かるというわけにはいかない。うちにも2羽の先客がいる。「主水之介と菊路」の兄弟ウサギである。雄雌の兄妹ウサギだと思っていたら、何と両方とも雄であることが成長してから判明した。けんかするとはいえ、うちにこの2羽がいる限り、一緒に3羽目を飼うことはできない。だから、学校の禽舎に隔離病棟代わりに入れてあるケージを借りてきて、春になってある程度大きくなるまで預かる形を取りたい。できることなら飼育委員の子どもたちに飼うことが可能かどうかを聞いてからにしたいが、恐らく家族が許さないだろう。暖かくなるまでうちで面倒を見てやるつもりで飼って、恐らく、最後は情が移って手放せなくなるのだろう。何はともあれ、天寿を全うさせてあげたいものだ。