夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

全難言協山口大会

2009-07-31 08:55:16 | 言語・難聴
今日は遥々山口県を訪れております。観光ではありませんよ、念のため。あくまでも勉強するためです。午前中に、シンポジウム「支援をつなぐ」に参加して、4人のシンポジストの方々と、名古屋出身のコーディネーター柘植雅義先生のお話を聴きました。自分自身の教室内での指導を中心とした「点の支援」、一人一人の子供たちを1年生の時から6年生になるまでの時間軸で考えて個別の支援を構築していく「線の支援」、子供を取り巻く環境の構成員としてネットワークの一部になる「面の支援」ということで、連携と理解啓発活動という、正に私がライフワークとしていることが大会のテーマです。山口県の医療、保護者、教育行政、教育現場から、それぞれ意見と実践報告が出され、それぞれに柘植先生のコメントが入る形で進みました。
シンポを聴いて思ったことは、自分の実践が、点と線の支援では何とか頑張って出来ているかな、と思えるのですが、面という意味では、ここ数年、あまりお付き合いがないのが実感でした。それを反省して今年は担任の先生を一人ずつお迎えして授業参観を行った訳ですが、いまひとつすっきりしません。私からの一方的な関わりになっているからです。2学期からはこちらからも出掛けて、もっと積極的に関わりたいと思っていますが、一方的な関わりにならないように気をつけたいと思います。
午後は、Doctor杉山の発達障害と発達凸凹についての講演会でした。障害と凸凹の違いは微妙でしたが、元々自閉症スペクトラムといわれるように、連続帯なので微妙な違いがあるのは当たり前ですが、この凸凹という表現の登場で、ますます発達障害の世界が広範囲に渡っていることを実感しました。まだまだ勉強が足りません。これを書き込んでいるうちに、日付が変わってしまったので、今から二日目の分科会に行ってきます。今日も連携と理解啓発活動の話題で研究協議してきます。
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日食

2009-07-23 11:18:01 | Weblog
あいにくの空模様でしたが、何とか雲の切れ間から日食を観察することができました。この日のためにわざわざ休暇を取り、息子の自由研究につきあうというより、自分の趣味の部分が大きかった1日でした。写真はフィルターを使用せずに撮った最大食の頃のものをパソコンで処理して見やすくしてあるため、かなり趣が違いますけど、結構欠けていてすごいですね。名古屋でもこんな風に観測できたわけです。次は2012年の金環食。太平洋側の主要部分でならばどこでも見られるので、こちらも楽しみにしておきましょう。
夏休みに入ってしまいましたが、我が家では夏のイベントの三分の一が、この一週間の間に終わりました。来週の始めに一つ、お盆の前後の墓参り二カ所。それでこの夏は終わりです。あとは仕事三昧ですよ…。皆さんはいかがお過ごしですか?
日食の次はペルセウス座流星群。今年は天文年とかいうイベントで科学館が大流行。時間を見つけて出かけたいものです。何はともあれ、夏のデイキャンプでは皆さんの楽しかった思い出を語り合っていただく時間が設けてありますので、是非お話をまとめてご参加ください!
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七夕

2009-07-09 13:08:42 | Weblog
 もう2日も過ぎているのですが、この話題でいきます。
 二日前の七夕、皆様は星空を見ることはできましたか?数年ぶりに七夕の晩に星を見ることができました。「織り姫と彦星」に出会うことができて良かったです。当日のものではありませんが、夏の大三角を撮影したときのものをつけてみました。見にくいですが一応。
 昔は学校でも必ず「七夕祭り」は伝統の行事としてこの時期に行われておりました。大きな笹飾りを学校の子どもたち全員、若しくは低学年の児童たちで飾り付けて取り組んでいたものです。でもいつの頃からか、宗教上の理由で参加できない子どもたちに配慮して、一切行われなくなりました。もちろん他の宗教色が強い行事も同様です。公立の学校だから宗教教育はいけませんと若い頃に言われたことを思い出します。学校で行われなくなったからでしょうか、子どもたちに七夕ってどんな日か知っているか?と聞いても6年生でさえまともに答えることができなくなっています。家庭で教えない限り、このように伝統文化でさえも正しく継承されていくことが困難な時代になってきているのは寂しいことです。昨年の秋にお祭りのことで記事を書きましたが、本来の収穫祭の意味がある祭りは息を潜め、代わりに新たな文化としてハロウィンが盛んに取りざたされるようになったことを書きました。生活スタイルがだんだん欧米化してきて新たな文化が受け入れられていくことは興味深いことですが、同時に古くからの日本古来の文化が子どもたちに受け継がれて行かなくなってしまうのは寂しいことですね。
 我が家のトイレには「トイレカレンダー」というのが貼ってあり、今年のカレンダーには「日本の歌」というコーナーがあります。今週の歌はやはり「七夕様」です。「笹の葉さらさら~♪」というあの有名な歌も、きちんと歌える子どもは減りました。公教育の場で取り扱うことがないのであれば、家庭教育の中で取り扱わなければ伝統文化も消えて行くのみです。七夕の伝承とともに、歌も伝えていきたい文化の一つですね。各ご家庭では七夕の笹飾りを飾りましたか?「短冊」という単語さえも知らない子どもたちをこれ以上増やさないためにも、是非来年こそはお取り組みください。
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