夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

運動会月間始まる!

2007-05-25 19:16:05 | 教室経営
今年も来ました,運動会月間パート1!!
暑い日が続く中,今日は久しぶりの雨。明日は天気になるというけれど,運動場が乾くかなぁ?去年みたいに見に行ったら中止の看板が出ていたなんてこと無いよね?天気に恵まれることを祈ります。自転車の手入れをしておかなきゃ。明日はK校だけだけど,来週はT/N/H/Mの4校だ!その次の週はO(オー)校。ひょっとして聞いてない学校もあるかな?出来るだけみんなを見に行ってあげたいけど,時間的に出場時間に行けるかどうか分からない。でも必ず会場には行きますからね!そういえばまだ赤白どちらなのか聞いてない人がいるなぁ。教えてね。
ところでおおよそ関係なさそうな運動会にも,子どもたちの言語訓練になるものがいっぱいあるって知っていましたか?一つくらいはすぐに気がつかれるでしょう。応援です!大きな声で応援するとき,多くの子どもたちは自然と腹式呼吸をしていますよ。腹から声を出す!これはよい訓練ですね。続いて綱引きや棒引き,組み立て体操などの力業!これは体中の筋力はもちろんですが,人は力を入れるときに歯を食いしばるので,普段噛むことに力が入らない子には最良の訓練の一つですよ!高学年の組み立て体操と騎馬戦はバランスの訓練に!そして最後はかけっこ,短距離走。真剣に走っている子はその間呼吸もしないくらい肺をフル活用します。肺活量のレベルアップには最適です。どうですか?つばさの教室でやっていることとかなり共通点があるでしょ?身体の内側から出てくる「ことば」。それを作り出す基になるのはやはり「からだ」なのです。そして「こころ」。「健全な魂は健全な肉体に宿る!」とどこかの有名なCMで聞いたことがあるように,心と体はワンセット。それらが伴うことで初めて元気な「ことば」が育まれるのではないかと思います。だから,つばさに来たときは元気よく遊ぶ時間もしっかり作りましょう!そして皆さん,運動会頑張ってください!!明日天気になぁれ!
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2007-05-24 02:15:04 | 教育・躾全般
想像するということは,子どもたちにとって意外にも難しいことのようです。想像力貧困な子どもが多いのは何故でしょう?先日職員室で話題になった一言でした。そこで一つの結論に達しました。それは,テレビやメディアの普及により,子どもたちが考えることをしなくなったからではないか。我々でもそうですが,クイズ番組でもない限り,ほとんどの場合は何も考えずに,テレビを単なる娯楽か情報源としてしか扱っていません。メディアが発達した今の時代の子どもたちが,情報過多の中で目に映るもの,耳に残るものが全て脳に記憶されます。睡眠学習と同じ原理で,自然に入ってきた情報は何も考えなくても頭に記憶されます。それが学校の勉強でなく,興味関心の高い情報ならばなおさらです。インターネットの普及で家にいながらにして世界が見られる。これでは考える必要もないわけです。我々もよくやりませんか?漢字を忘れてしまったときに辞書を引くのではなく,携帯やパソコンで漢字変換をして「あぁ,この字だった!」と喜んで書き写す。調べなくても機械が調べてくれるんですよ,今の世の中は。便利な時代になりましたね。などと感心している場合じゃない!かくいう私も,教室に来る子どもたちに「今はインターネットの時代だから検索くらい自分で出来ないと!」とパソコンの使い方を教えまくっているわけで…。つまり,メディアの使い方が問題なのではないかと思うのです。これだけ情報が氾濫している時代ですから,自分にあった情報を見極める力が必要なわけです。そこで必要になってくるのがやはり「体験」と「想像力」ではないでしょうか?知識だけはいくらでも入ってくる子どもたちです。その知識を実際の力に結びつけるためには,それを実践するための力と,それがどんな結果を引き起こすのだろうかということを予想(想像)する力が必要だと思うのです。先を予想する力,別なものに置き換える力,たとえる力など,想像力に関する力はいろいろあります。今週は今一番すがすがしい時期を迎えているということから,季節をテーマに想像することを高学年には語りかけています。簡単なところで「5月と聞いて想像する色は何色?」私はみんな「緑」と答えてくれるものだと思っていましたが,「青」という答えも飛び出して,いろいろな答えがあるからおもしろいのだということを思い知らされました。でもその「青」という答えの元が「青空」ではなく「青系が好き」であることが理由と知り,それにもびっくり。さらなる想像力の向上を期待して,何を語ろうかな?
「人間は考える葦である」大昔の誰かさんがおっしゃった言葉ですが,「考える」ことをやめたら,沼地に生えている葦より役に立たないということなんでしょうね。頭を使う。想像する。大切なことに取り組みたいと思います。
コメント (3)
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名刺遊び

2007-05-17 16:14:12 | 教室経営
昨日のことです。1年生の大群が校内をうろついておりました。首から探検バッグをぶら下げて,鉛筆と記入用紙となにやらたくさんのカードを持っています。朝の打ち合わせで聞いた「あくしゅけん」というやつだな?すると案の定,目の前を通り過ぎようとする「でっかいおじさん」に群がってくる一部集団。その第一声「あんただれ?」一瞬ガクッとするも焦らず余裕の構えで答える私。「大人に向かって使う言葉遣いじゃないな。そんな悪い言葉遣いの人には教えてあげません!」「ごめんなさい,あなたはだれですか?」「つばさ教室の夢野翼です!」「えっ!つばさ教室!一遍入ってみたかったんだ!入ってもいいですか?」「はい,どうぞ!」てな訳で,ぞろぞろと小さな集団が立て続けにやってきました。本来の使命であるはずの「探検」などコロッと忘れて遊び始める始末。またもや私が質問。「君たちは何しに来たの?」「遊びに来たの。」「ここは勉強や訓練をするところですから,遊びに来た人はお引き取りください。(といっても普段はいっぱい遊んでいるけど)」「あくしゅしてください」「サインしてください」「じゃんけんしてください」と私を取り囲む小集団が一斉にカードを差し出す。それぞれのカードには名刺のように学年,組,名前,一言 が書いてある。結局みんなと握手,サイン,じゃんけんをして部屋の説明をして送り出したが,このときもらったカードがあまりにもかわいらしかったのと,カードの一つ一つに書き込まれた一言がかわいかったので,おじさんも年甲斐もなく子どもたちにお返しのカードを作ることにしたのでした。ちょうど子ども向け名刺ができあがろうとしたところへ,次の時間の通級児童がやってきました。私のカードを見たとたん,「この辺が白い部分が多いから,線を書いたり星を描いたりして飾ったら?」とアドバイス。う~ん言われてみれば確かに大人向けの名刺とそうかわらん。これはかわいくない。そのアドバイスに従って作り直すことに。この瞬間,指導者と生徒が入れ替わっておりました。考えてみれば,四月初めのころってコンピュータ室で名刺作りをする学級が多い。つばさの子たちもやったと言っていた。みんなに自分のことを知ってもらう活動として名刺遊びはいいかもしれない。そう思った私はアドバイスをくれた通級児Uちゃんに「Uちゃんのも作ってみんなに配ろうよ!学級のみんなとつばさのみんなに,職員室にも配ればいいよ!」するとUちゃん,「恥ずかしいし,だれももらってくれないからいい。」この言葉に『自信のなさ』を感じたので,まずは名刺を渡すことよりも,作りたくなるような名刺を作ってみせることの方が先かな?と考え,アドバイス通りの飾り罫線や星マーク,しかも男の子用には青と水色で彩り,女の子用にはピンクと赤で彩色,しかも星ではなくハートマーク!想像してください。私のいつものつばさ君のイラストの周りにハートがたくさん!大人にとっては不気味でしょ!でも子どもの思考回路は違います。このあとUちゃんと一緒に一年生の教室へ子ども名刺を届けに行ったのですが,喜ばなかった子どもは一人もいなかったんですよ。素直でかわいいじゃないですか!一年生は!喜ぶ様子を見てUちゃんは安心したのでしょうか,少し作ってみようかな?という気持ちに傾きつつありますが,次回通級時にはどんな気持ちになっているやら。
 みんなどこかで『自分のことをもっと見てほしい』『みんなに認められたい』『声を掛けてほしい』という気持ちがあります。それが学級で,だったり,家庭で,だったり,その気持ちの表し方も場所も様々です。ついついそれが反抗という形になって表れる子,甘えという形で現れる子,親には全くその姿を見せない子,担任には全く見せない子,いろいろな子どもの反応があります。今回のUちゃんの場合は通級で本音を見せてくれるので,私がこのようにパイプ役になることも可能ですが,中にはマジックミラーの向こう側を気にしてあまり本心を出さない子もいます。その表情こそが本心なので私には手に取るように分かりますが,子どもがどこかで素をさらけ出すことが出来るよう,大人が連携して子どもを見守りたいものですね。
 楽しい名刺を作るぞ!!
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お久しぶりです!

2007-05-15 14:21:11 | Weblog
先週は忙しすぎて,1回も更新できませんでした。ごめんなさい。GWにさんざん遊びまくって,先週はみんなからいっぱい話を聞いたのにもかかわらず,何も更新していないなんて情けない限りです。愛知大会の準備で休日返上で仕事しているんですよ。本当に疲れ果てました。この1週間,布団の上で寝た日は1日もない。仕事しながらそのまま畳の上にバタンQか,眠気に勝てずにソファで仮眠を取って仕事に復帰か,復帰できずに朝を迎えるか,その繰り返しでした。夕べは何とか仮眠後に復帰できたので,朝7時には仕事を終えることが出来ました。壮絶な日々ですよ…。愚痴っぽくなるのでこのくらいにして…。
 さて,GWが終わりました。みんなそれぞれに楽しく過ごした?ようです。私も息子そっちのけでウルトラマンライブステージに夢中でした。だって本物の「ハヤタ隊員=黒部進」と「モロボシ・ダン=森次晃嗣」が出演していて,グッズを買った人には握手会とサイン会に参加できると言われりゃぁ,買わざるを得んでしょう?息子が欲しがっている「ウルトラアイ=ウルトラセブンの変身アイテム」も清水の舞台から飛び降りるまでもなく当然のように買い,握手してもらってサインまでしてもらって,写真まで撮らせてもらって,来年もまた来るって言われて,既にその気になっている少年に戻りきった私でした。充電しきったあとは,さぼった分だけ仕事が待っていたわけです…。
 さて,GWはありがたいの半分,困るの半分という感じですが,大人の事情はさておき,子どもたちにとっては楽しみごとのようです。学校がお休みというだけでも嬉しいのに,だれもが疲れる4月始めを乗り切って,息切れしそうになるところにちょうど良い休みがあるわけで。これがなければ今頃何人かは倒れているんではないでしょうか?(もちろん私もその一人)つばさの仲間たちも,ある家庭では家族でお出かけ,またある家族では近くの公園巡り,中にはゲーム三昧の子も。いろんな過ごし方があるんだなと楽しくお話を聞いておりました。GW前にも書いたように,私が願うのは家族の交流。それがしっかり出来ていたようで,良かったと思います。一人で過ごした子は誰もいませんでしたね。
 そのGWの話を,相手を自分で選んでブログに書かせました。ほとんどの子は同性の子を選び,年もなるべく近い子を選んでいるようですが,中にはいろいろな子に目を向けて話しかけに行く(書き込む)子もいます。そういった積極性が夏のデイキャンプの時に出るといいな。間接的コミュニケーションの場としてのブログが,直接コミュニケーションへの足がかりになることを期待しています。相手に興味を持つことがコミュニケーションの第1歩ですから。
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お話サイコロ

2007-05-02 01:56:35 | 教室経営
 あれよあれよという間に,GW前半が終了。皆さんはどのように過ごされたのでしょうか。
 先週から始めました「お話サイコロ」。お話の苦手な子どもにやる気を起こさせ,なおかつ簡単に取り組めるこのサイコロは,日常会話の中でよく聞かれる簡単な質問に対する訓練として位置づけています。毎週必ず聞いている「土日の話」,「昨日見たテレビ番組」,「昨日の夜ご飯」,「今夜何を食べたいか」,「今日帰ったら何をする?」,「今度のお休みは何をしたい?」の6問からなっています。はじめの3つは過去のこと,後の3つは未来のこと,「現在」を中心に前後の時系列の学習にもなります。1学期中はずっとこの質問で行こうと思います。決まった話題ではあるけれど,その時々でどの質問が出てくるか分からないスリルが子供心をくすぐるようです。もちろん私もそれに答えるわけですが,夕べの晩ご飯など,思い出せなくて困ることもしばしばあり・・・これはちょっと違う意味で危ないかも・・・。
 簡単な内容とはいえ,咄嗟の質問に対応するのですから,それなりの語彙力と構文能力,記憶力が必要です。いずれもコミュニケーションを図る上で大切な力です。毎日の取り組みの中で着実に身につけていきたいものです。
コメント (2)
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