夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

2学期へ向けて

2008-08-25 12:16:11 | 教室経営
 先日は良い天候に恵まれて,楽しくデイキャンプを行うことが出来ました。カレーもおいしかったし,スイカもおいしかった!高学年の皆さんや,特にお母さん方がいっぱいお手伝いをしてくださったお陰で,私の体調不良も悪化することなく過ごすことが出来ました。まさに「無事に終わった」デイキャンプでした。
 今回行った「子ども会議」は,1学期に授業で行ってきた「つばさブログ08」の「間接的コミュニケーション」を,「直接」目の前にいる本人に質問をしたり,お話ししたりしてみよう!というコンセプトで行いました。低学年児や,既に退室しているOB・OG,さらには特別参加の兄弟や従姉妹たちにも参加しやすいように,ある程度の共通の話題として,3つの質問例を挙げました。
  ○ 夏休みは何をして過ごしていたか?
  ○ 「夏の生活」以外にどんな自由勉強・自由研究をしたか?
  ○ あと10日,何して過ごす?
 低学年児は3つをそのまま相手に聞いていた様子でしたが,流石は高学年児,自分で聞きたいことを考えて発言できていた子が何人もいました。それでこそ今まで「ブログ」で練習してきた甲斐があるというもの。
 そして今回の子ども会議,大きく変わったなと思ったのは,みんなの取り組みに対する態度。3回目になる今回のキャンプ,必ず子ども会議をやっているので,子どもたちも年に3回しか会うことのないつばさの子たちをお互いによく分かってきたのかな?自分の出番以外はあまり聞かないという,今までの会で見られた態度がなくなり,お互いの話をよく聞いていたようです。これってすごい成長!!2学期が始まってもこんな風にクラスの友達や通級児童同士,楽しく話をしてください。
 今回,体調不良の中を決行したのは,却って良かったです。みんなが「自分で」やることが増えて,いつもよりたくさん働いていたからです。やりたくない!と文句を言いながらも楽しそうにやっていたN君,退室しても元気な顔を見せてくれた二人,兄弟の取り組みに興味を持って「子ども会議」に参加してくれた4人の兄弟や従姉妹たち。同じドラゴンズファンということで意気投合した通称「ドラゴンズ三兄弟(本当の兄弟ではありません)」,通級最年長者としてみんなの先頭に立って何でもやってくれたY君,いつもこの会だけのユニットになる楽しそうなA&Rの二人,引っ込み思案だけどこの3年間で自分の発言をしっかりと出来るようになったA君&Rさん(前出のA&Rとは別人です)ちゃんと自分の意見を考えているYさん,夏休みの取り組みでこんな風にみんなの成長が見られるのは,とても嬉しいことです。次にみんなが会うときは3月の「巣立ちの会」だけど,そのときには色々な特技を,自信を持って披露し合いましょう。今から3月が楽しみになってきましたね。
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退院

2008-08-13 12:05:40 | Weblog
いよいよ退院。というより、まだおとなしくしていなければならないのを、仕事の都合で強引に退院してくる訳ですが。あと二週間しか休みがないので、寝てばかりはいられないので。こんなことになるなら難しい研修受講するんじゃなかった・・・。時間がもったいない。
この六日間、ベッドの上で、本を読むことに挑戦し、まだ読んでいない学術的な本を持ち込みましたが、頭に入らない!お母さん方にお貸ししている本の数倍訳わからん本でした。専門用語が並んでいると、全く頭に入らない!もっと平易な文章にならないのかなぁ!結局、専門書は諦めて雑誌を読破。山、旅、剣道、歴史、SFと買い溜めしてあった本を全て読破!剣道に至ってはコラムに投稿までしてしまいました。やっぱり趣味に没頭するのが1番ですね。明日から通院に切り替えて生活するわけですが、まだまともに風呂にも入れないし、不自由な生活を強いられる訳です。つくづく、健康第一を実感します。これからは体のことも考えながら仕事したいと思います。
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入院五日目

2008-08-12 15:29:56 | Weblog
まるで闘病日記のようになってしまいましたが、五日もベッドでじっとしていると、流石に仕事のやり残しが心配になります。こんな風に横たわっている間にやれたはずのことがいっぱい頭に浮かんで来ます。夏休みなんてあっという間に終わってしまうのに、まだ宿題が終わっていない子供の気分です。たいていの子は「夏の生活」を終わり、残るは読書感想文と図画工作、書道の「三種の神器」くらいでしょうか?しかし、今の私は「夏の生活」さえも終わらせていない状態だということです。後半は出張がいっぱいで、退院後も通院が毎日続きます。時間の捻出が難しい私にとって、もう既に「持ち帰り仕事」を予告されているようなもの。二学期を目の前にして暗い気持ちになる子供の気分です。明日強制的に退院して、それ以降は通院消毒に切り替える訳ですが、果たして体が耐えられるかどうか心配です。でもでもでもでもそんなの関係ねぇ!残る期間で何処まで取り戻せるか、頑張るぞー!デイキャンプで子供達から若さを吸い取ってやるー!
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入院四日目

2008-08-11 15:32:04 | Weblog
昨夜、東山動物園のナイトZOOに出掛けた妻から携帯に電話が。ここは病院だぞ!と思いながら、でも普段ならメールなのにおかしいなとも思いながら、電話に出て小声で応答しました。すると電話の向こうから救急車の音と、いつもとは明らかに違う妻の硬い声。こちらも緊張が走ります。やけに落ち着いた妻の声は、娘の大怪我で救急車を呼ぶことになった、というものでした。顔は見えなくても声のトーンと口調で、落ち着いたふりをしていても頭がパニックになっているだろうことはよくわかります。これはベッドに横たわっている場合じゃないぞ!と早速外泊許可を取り、タクシーで八事日赤へ。先週の月曜日に父がようやく退院し、金曜日に私が入院し、日曜日に娘が救急車で運ばれ、親子孫三代に渡って医療の世話になるとは。私の前厄を家族に振り撒いていると妻に冷たい言葉を浴びせ掛けられ、立場のない私です。
それにしても声のトーンや口調の変化は、相手の心理状態を知る大事な手懸かりになりますね。電話の声だけでかなり伝わる訳ですから、それに顔の表情や身振り手振り等の視覚情報が加われば、相手に色々な思いを伝えることが出来るでしょう。コミュニケーションというものがいかに複雑な処理を同時にやらなければならないか、このように文章にして初めて気付かされます。子供達はその複雑な処理を何気なくやっているわけなのです。凄いことですね。
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入院三日目

2008-08-10 12:35:46 | Weblog
先日、父が退院した日に「退院」という言葉の意味を覚えたばかりの娘が、今日もお見舞いに来てくれました。言葉を覚えたての子供がみんなそうであるように、やたらとその言葉を使いたがるもので、見舞いにきて最初に「いつ退院するの?早く退院してね!」と使いまくり。せっかく覚えた言葉をすぐに使う機会を与えた父(私)は偉い!(偉くない!病気して偉いとは何事だ!)娘の成長がうれしい父でした。
妻と娘(息子達は家でゲーム三昧、鬼の居ぬ間に命の洗濯、誰が゛鬼゛なのかはご想像にお任せします)が帰り着いた後、妻から電話がありました。帰りの車に乗せてからずっと娘が号泣していると言うのです。「父(我が家では『ウルトラの父』=私となっている)と帰りたかった!」と電話の向こうから凄い泣き声が聞こえました。入院することで妻にはたくさんの負担をかけて来ましたが、こんな小さな娘にまで不安な思いをさせていたことを、とても辛く思うと同時に、今更ながら健康第一を実感しました。
話は大分それましたが、言葉は使うことで覚えます。的確な使い方をするためには、それに相応しい場面が必要です。奇しくも自分が緊急入院して、その場面を提供してしまった訳ですが、そのお陰で娘は「退院」という言葉について、意味と使い方を完璧にしただけでなく、退院できないことの寂しさまで知ることが出来ました。怪我の巧妙?
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入院二日目

2008-08-09 22:17:54 | Weblog
ようやく出血が治まり、少しホッとできたところです。なんて書くとどんな重症かと思われるでしょうが、親指大のシコリを切開して膿を出しただけなんです。ただ消毒が自分では出来ないので入院しているだけなんです。でも夕べの出血は半端じゃなかったです。巨大な高分子吸収体(オムツに使われる素材)を取り付けられて、目覚めた時には血を吸い込み過ぎてシートが膨らんでいました。取り替えにきた看護士さんもびっくり!それでも貧血一つ起こさないなんて、いかに血の気が多いかということですかね。ことばの教室のブログに自分の闘病生活を書くのも変ですが、夏休みということでお許しを。
病院にいるといろんな人に出会います。看護士さんがその代表。みんな性格が違って面白い。よくしゃべる人も寡黙な人も、みんな患者のためにいろんなアプローチをする。冗談を言いながら明るい雰囲気を作る人も、みんなに同じ態度で接している訳ではない。患者一人一人に合わせた態度で上手に話をしている。この辺りは私の仕事と似ているな、と思うのです。子供達が通級してくると真っ先にその日までの出来事を聞いているのは、看護士の仕事でいうところの問診と同じです。通級ではたわいのない話がその子の今の状態を探る大切な問診になるのです。学校で楽しいことがあった子も、お家で叱られた子も、この最初の問診でその日の対応が決まるのです。通じるところがあるでしょう。
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入院

2008-08-08 21:24:03 | Weblog
親と入れ代わるように、消化器系のトラブルで入院してしまいました。ただ今、ベッド上で携帯から更新しています。何もこんな時に更新しなくても、と思うのですが、自分の記念?すべき日なので一応。即オペ即入院でした。この調子なら一週間で退院できるので、ディキャンプには間に合いそうですね。竃係りのお手伝い、子供達にたくさんお願いする予定ですが、みんな協力してね!まずは治すことに専念します。
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訓練にかける意欲

2008-08-04 02:53:06 | Weblog
 今日,父が退院してきます。あと6時間後には迎えに行く予定。約3週間前に,膝の関節の一部を人工関節に置き換える手術をしました。骨が壊死していく病気でした。原因も不明です。立ち仕事でずっとその場所に負担がかかってきたからだと医者は言います。その考え方ならばもう片方の足もなる可能性はあるよね?という疑念は持ったままなのですが,とりあえず,痛そうに足を引きずって歩く父の姿を見ていられなくて,今回の手術を勧めました。あと数日で68歳になる父。年齢的にはまだ若いといわれます。私もそう思う。ただ,調理一筋50年でやり続けてきた頑固者ですから,痛みがあっても自分の口からは絶対に言い出しません。特に母に向かっては弱音を吐きません。といっても息子である私たちにも滅多に痛いという言葉は口にしません。看護師さんに「うちの父は『痛い!』といえない頑固者です」と伝えたら,「今回の手術では『痛い』と言わないことが一番困る」と説得されて,ようやく言えるようになりました。
 それはさておき,手術後2日目から,細かいことを言えば手術直後から,リハビリは始まりました。車いすに乗せてもらえたのは2日目のみ。3日目からは歩行器を使って歩く訓練です。一日も早く人工関節をなじませなければならないので,かなりハードな訓練が続いています。元々まじめな人柄ですから,医者が勧める以上に黙々と訓練をしてしまう父ですので,やり過ぎに注意をと思っていたら,先日調子づいた父は歩行器も杖も使わずに勝手に立って歩いて,看護師さんに叱られたと言っておりました。子どものような父を40歳にして初めて見た私です。
 父には訓練に精を出す理由がありました。自分と先輩が守ってきた味を,まだ若い人たちに教えていないので,先輩(御年77歳)が引退しない限り,自分もまだ引退できないし,その味を求めてやってくるファンの人々がまだたくさんいるということを聴いては,仕事復帰に燃えないわけにはいきません。退院後1週間は家族とともに自宅で療養が続きますが,次の診察でOKが出ればすぐにでも仕事復帰を果たすつもりでいるわけです。私が車で送迎できるこの時期をねらっての手術でしたが,何とか上手くいきそうです。「訓練をして何としても現場に復帰したい」という意欲が,父を支えています。これは「ことばの教室」でも同じだと思いませんか?ことばの教室の先生=私は医者でも手品師でも超能力者でもない。訓練の仕方は指導できても,努力をするのは本人です。本人の努力抜きでは治るはずのないものであることは,膝の病気も言葉の障害も同じです。もちろん周りの,特に家族の気遣い,環境の整備も忘れられません。昨日最後のお見舞いに家族総出で行きました。娘は「退院」という言葉の意味を知らなかったので「退院ってなぁに?」と「おじいちゃん」に聞きました。「病気が良くなっておうちへ帰れるんだよ」と嬉しそうに孫に話す父に対しても嬉しくなりましたが,「退院」という言葉の意味を知ってすぐに「退院できるんだね,おうちに帰れるんだね,すごいね,良かったね,おじいちゃん,おめでとう!」とすぐに使えるようになった4歳の娘の成長に感動した一日でもありました。こういった言葉が,父を元気にしていくんだなということも実感しました。本人の意欲と周りの支え。どんな訓練にも欠かせない,大切な「車の両輪」ですね。つばさの皆さんも家族の皆さんも頑張ってくださいね。
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