夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

東海四県静岡大会に行ってきました。

2018-08-23 10:50:18 | 言語・難聴
 昨日、静岡県の浜北で行われた、東海四県言語・聴覚・発達障害児教育研究大会静岡大会に参加してきました。講演会では品川裕香氏の貴重なお話を拝聴させていただくことができました。話の一つ一つに一々頷いて聞き入っていましたが、氏のお話のスピードが速すぎるのと、パワーポイントの文字情報が多すぎるのとで、内容について行くのが精一杯。あっという間の1時間半?でした。あの調子なら、彼女の話だけで1日中講義を受けても、時間が足らなかったでしょう。それほど内容が充実しすぎていました。情報量が多すぎてここには書き表せませんけど、大会のHPに記録がUPされるのを待ちましょう。一言でいえば、日頃から私が今どきの保護者の皆さんに対して危惧していることを、実例と膨大なデータを元に、ズバッと解説!していただいたような気分です。今のままでは、子どもたちの未来が危ぶまれる、そんなことをひしひしと感じた講演会でした。
 午後は「つながり」部会に参加してきました。愛知県の仲間が提案と司会で参加しておられたので、私も県内ではこの分野の仕事をライフワークにしている関係もあり、研究協議に参加させていただきました。ただ、満席だったところへ当日の飛び入り参加だったため、あまり目立たぬように一番後ろで小さくなっているつもりでした。しかし、司会者の先生は最後に名指しで私に意見を求めてきてしまった。私は求められると喋りまくってしまう癖がある。適当なところで辞めておけば良いのに、あれもこれもと、これまでの22年間を洗いざらい報告してしまうので、事例に事欠かない。案の定やってしまった。まだ未発表の実践まで。出し惜しみをしていたわけではないけれど、次の県言聴研で話すつもりだった内容までここで披露してしまった・・・。まぁ、話し出したらいくらでも事例を持っているし、全ての授業が報告できるように「まとめ」てある。いつでもどこへでも出せるよう、写真に動画も撮ってあるのだ。話が止まらないわけである。結局司会者の残り時間を全て奪い、時間を浪費してしまった。ごめんなさい。
 松阪の校長先生だった方と久しぶりにお話ししました。大学時代の友人がお世話になった先生で、元難聴教室の担当だったそうです。私が事務局兼理事をしていた頃、三重県の副会長だった先生です。大学の友人K君(今や松阪市教委の指導主事)を肴に盛り上がってしまいました。来年は三重県で全国大会です。津で行われるそうですから、是非とも参加したいところです。
 せっかく浜松近くにいるので、当然のように「鰻」と「浜松餃子」を堪能して帰りました。美味しかった!!
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悲しみに暮れて

2018-08-21 09:37:24 | Weblog
 教え子が亡くなった。まだ32歳。脳卒中だ。私の初任校での3年目の時の、そして妻が初任の時の1年生だった子。妻が新卒で着任したばかりの日、桜の形の名札に名前を書く仕事を初仕事として与えられたのを鮮明に覚えていた。私自身、教え子が亡くなったのは3人目だが、前の2人は部活動でほんの少ししか関わりがなかった。今回は担任もした事があるし、特別支援学級時代のことだから、担任した年月も、その後の関わってきた年月も長い。
 昨夜のお通夜には、当時同じ学級だった子ども、といっても既に皆三十路を過ぎている大人だが、親御さんや福祉施設の職員の方々に連れられてやってきていた。私の姿をいち早く見つけて、駆け寄ってくるAちゃん。握手して、抱きついて・・・。初めての出会いから28年経っているが、あの頃と全く変わらない。周りの方々に「小学校の担任の先生だよ!」と嬉しそうに再会を報告しながら紹介してくれる。しかし、元クラスメイトのM君の死の意味が分かっていない。縁あって今も同じ作業所に通っていた仲だ。指導員さんに連れられて参列していたようだ。読経・焼香が終わり、故人の顔を見てあげてというアナウンスに、Aちゃんは私の手を引いてM君の棺に向かった。笑みを浮かべたような安らかな顔に少し安心した私だったが、Aちゃんは顔を覗き込んだ瞬間、凍り付いたようになってしまった。知的障害の重いAちゃんだが、帰らぬ人となってしまったM君の様子に、「死」というものを実感した瞬間だったのだろう。それまでの明るい表情はどこへやら、一転、唖然とした表情になり、身動きできなくなってしまった。「M君、死んじゃったんだよ・・・。」そう言ってAちゃんを引き下がらせた。他にも何人かのクラスメイト達はいたが、みんな「死」が理解できる者ばかり。流石にみんな哀しそうな表情だった。
 親御さんだけの参列もあった。話を伺ってみると、子どもたち本人は参列したがっていたらしい。しかし、同じ障害児を育てた母として、我が子とM君を重ね合わせてしまったのだそうだ。障害児を育てる親はそういう人が多かった。今は最初から施設に預けて、親として苦しむ内容が違う人がほとんどだが、一昔前の保護者の姿に触れて、この人達のために何かしてあげられることはないのだろうか、と自問自答する自分がそこにいた。家族ぐるみで頑張ってきた世代の人たちだからこそ、同じ世代の人たちは聞きつけて駆けつけてくれる。もう20年以上も離れていても、親子共々私たち担任を思い出して連絡をくださる。結びつきが強かった時代の家族達だ。だが、今はきっとそんなことはあり得ないのだろう。そんなことも少し寂しく思いながら、時代の変化を感じる私。年を取ったというよりも、世の中の価値観が変わったことに寂しさを感じるのだ。時代が変わっていくのは仕方がない。価値観の変遷もそうだ。しかし、「変わってはいけないもの」もたくさんあると思う。思いの丈を全て述べれば大変なことになりそうなのでやめておくが、何よりも、自分より遙かに若い、そして可愛がってきた教え子の1人が、お母さんを残して先に逝ってしまうことの哀しみに打ちひしがれる我が家でした。
 そして、こういったことが起こると、考えてしまうのが私の弟。障害のある弟。2年前に父を亡くし、母と実家で2人暮らし。私が近くに住んでいるとはいえ、母は母で「この子を残して死ねない!」と思っているし、弟は弟で「母さんが死んで自分1人になったらどうしよう?」と悩んでいるようだ。2人には「自分がいるから安心して」と言ってはいるものの、自分だっていつ死んでもおかしくない病気をいっぱい抱えているのだ。「障害者は地域が育てる」と世の人は言う。しかし、教育の現場にいて、その考え方が世の中の本意ではないことを十分知っている。いつになったら福祉の「意識が芽生える」のか?金や制度ができれば良いというわけではないことが何故分からないのか?私や一部の特別支援教育関係者がどれだけ狼煙を上げても、「他人事」としか捉えられない世の中では、この先も大して変わることはないのだろう。「個を生かす教育」どこで間違ったのか?「お互いを思いやっていた=我慢するべきところは譲り合っていた」時代が懐かしい。
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市民スポーツ祭での快挙!

2018-08-20 01:47:02 | 剣道

我が剣道部が市民スポーツ祭に参戦して参りました‼️予選リーグ3試合中2試合連勝してリーグ2位の快挙です‼️夏休みの練習が制限されて、面をつけずに工夫しながらの稽古を続けた甲斐がありました。もちろん、リーグ2位はチーム初!決勝トーナメントには出られませんでしたが、子ども達は私の教えを忠実に守り、全力で戦った結果です。素直に嬉しいです。この後、暫くは運動会の練習でオフモードに入りますが、倫子先生にも嬉しい報告ができて良かったです。次は決勝トーナメント進出が目標です。秋は個々の力を高める稽古を企画しようと思います‼️みんな頑張ろう‼️
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あ~夏休み!!

2018-08-17 16:07:25 | Weblog
 夏休みがあと2週間で終わろうとしています。色々な出来事があった夏でした。稀に見る強烈な暑さに、部活動への規制が加わったところからのスタートでした。屋外での部活動は中止。我らが剣道部は屋内ですが、気温35度で運動中止の措置。日陰の涼しい空気を扇風機で講堂へ入れて、34度に下げてからの活動が連日続きました。しかも、防具をフル装備すると暑さで倒れる子どもが続出するからと、休憩や給水の時間をたくさん設け、配慮をしながらの活動です。面をつけずにやれるだけのことをやり、フル装備するのは最後の10分だけ。暑中稽古があった時代が信じられません。R先生の母校の合宿からも「小学生お断り」のお知らせが届いたくらい、この夏は尋常じゃない暑さに苦しめられました。このあおりを喰らって、こだまのデイキャンプも中止になったことは、前回述べた通りです。中止の決断は苦しかったけど、英断であったと思います。残念ですが、自然の力には勝てません。
 それにしても、夏休みの自由研究にはネタが豊富な時期でした。天体ショウの多かったこと!夏休み前に「はやぶさ2」の小惑星リュウグウ到着に始まり、水星の西方最大離角で肉眼視できた直後から、金木土火星が夜通し観測の好機に突入。中でも火星は7月末に再接近!皆既月食もありました。つい先日はペルセウス座流星群も極大に。皆さんはこのてんこ盛りの天体ショウ、どれか1つでもご覧になりましたか?私は1週間の間に「1週間=月火水木金土日」全部見ましたよ!中でも火星の再接近した7月31日には、天体望遠鏡を夜中に引っ張り出して、受験勉強中の次男坊を呼びつけ、観察の機会を与えました。口径15㎝の反射望遠鏡。バローレンズをつけて最大望遠にすると視野からすぐ外れてしまうので、1つ手前の倍率でギリギリ追っかけ成功!27年前の古い望遠鏡なのですが、これで木星も土星も確り見えます。今回は火星しか見ませんでしたが、携帯のカメラで写真を撮るのがこれほど難しいとは思いませんでした。もちろんマウントなどの機材はありません。レンズにスマホを押しつけて取っているのですが・・・。
 更にこの夏は、5年ぶりとなる東京の研修へ行ってきました。5年前は「はじめのいっぽ研修会」の地方スタッフでしたから、片眼失明後初の東京でした。お盆前で平日なので、渋谷は相変わらず凄い人でした。しかし、その前日に40度を記録した東海地方から来た私。38度の東京都渋谷区が涼しく感じられるのでした。ミンミンゼミが鳴いているのが何よりの証拠。名古屋じゃ暑すぎて、数年前に絶滅したのかしらと思うほど、ミンミンゼミの鳴き声は聞けません。子どもの頃は家の壁にくっついて鳴いていたのに。そんな感傷に浸りながら、研修日の前日に東京入りした私。せっかく東京へ行くのです。どうしても会いたい人がいました。そう、東京へ移住した倫子先生!ではなくて、(いや、彼女にも会いたいけど)稲城長沼駅前にひっそりと佇んでいるという「ガンダム&シャアザク」。稲城市はメカデザイナーの大河原邦男氏の故郷だそうで、駅前に身の丈4mほどもある2体のモビルスーツが!!
 稲城は遠かった。すっかり昼過ぎて、そのままお台場に直行!もちろん、UCG(コーヒーじゃないよ=ユニコーンガンダム)に会うために。
 UCGには会えました。しかし、肝心の変形イベント(ユニコーンモードから何モードって言うんだ?知らん!)は、見知らぬアイドル軍団のコンサート中で、その日1日行わないと書いてある!が~んだむ!!予定が1時間早まったが、(このあとの1文は青野武氏{旧ヤマト:真田技師長}の声で読んでね)こんなこともあろうかと、アクアパーク品川の情報を調べてきておいて正解だったよ!そう、アクアパーク品川では、私と娘がこよなく愛するスターシャ・・・じゃなかった、リトグリの音楽に乗せてドルフィンパフォーマンス(イルカショウなどと呼んではいけない。ここは仮にも日本の首都だ!)が行われるのだ!しかも、リトグリメンバーの等身大ポスターが貼ってある!!これが見たい!!!

 夕方最後の「Little Glee Monster コラボレーションDP」を観る!イルカたちも凄いが、本人達がいないにもかかわらず、リトグリファンで埋め尽くされて、立ち見客でいっぱいの会場!曲にぴったり合っている!お洒落なイルカショウ、いやドルフィンパフォーマンスでした。このあと、1時間後には夜の部が開催されるのですが、携帯の充電器をホテルに忘れてきたので、一旦チェックインのために渋谷へ移動。再入館できるスタンプも忘れずに。
 夜の部は、HANABIと題されて、文字通りドルフィンパフォーマンスに花火のプロジェクションマッピング!昼の部に引けを取らない、いやよく見ると、周囲はカップルばかり。闇に紛れて激しく求め合う人が多く、いくら何でも、たくさんの子どもがいる夏休みに、刺激が強すぎの夜の部でした。羨ましい・・・?
 すっかり遅くなり、夕食の時間など当に過ぎている。(ここも青野武氏の声で)こんなこともあろうかと、前もって情報を調べておいて良かった。「居酒屋ヤマト」に向かった私。劇中で斉藤始が都市帝国との戦闘中に佐渡先生に作れと言われる酒「ヤマトカクテル」で疲れを癒やす!
 すっかり旅行記みたいになってしまいましたが、ちゃんと研修もしてきましたよ!
 国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた日言研。吃音と教室経営と、側音化構音・口蓋化構音を二日間でみっちり復習してきました。22年間やってきた仕事に対する自信と誇りを取り戻す。今回の研修の目的はそれでした。自分のやってきたことに間違いはなかった。ちゃんと研修してきて良かった。これからも胸を張って「言語障害教室を20年以上やってきましたよ!!」って言える。そんな旅を8月初めにしてきました。
 そして、今日までの部活動後半戦。暑い中、頑張った子どもたちに、ちょっとだけおやつをあげながら、明後日の試合「市民スポーツ祭」を迎えます。良い結果が得られますように!!
 たくさんの思い出やお仕事ができた夏休み。まだ2週間あります。最後の時間を有意義に仕事したいと思います。皆さんはどんな夏を過ごせましたか?まだやり残したことはありませんか?2週間で宿題を終わらせよう!!
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夏の昇級試験2018

2018-08-04 09:50:05 | 剣道

先週の土曜日、緑スポーツセンターで、2〜8級の昇級試験がありました。我が剣道部からは7名が受験し、4級2名、3級2名、2級3名がそれぞれ合格を頂きました。受験生全員の合格、しかも、2級に3名の合格者を出すことが出来たのは、とても嬉しい結果でした。猛暑の中を、学校に車を停めて、15分も歩いて観に行った甲斐がありました。しかし、この時は心配していたことがあります。他の道場の剣士はいざ知らず、うちは小学校の部活動です。ご存知の方も多いかも知れませんが、名古屋市は市教委の通達で、夏休み前から、夏休み初めの1週間の部活動を禁じました。だから、当日までの約2週間近く、全く練習させてもらえませんでした。顔を見るたびに、基本稽古を練習しておくように、2級、3級受験生には言ってきたつもりですが、実は不合格になるのでは?と不安だらけでした。そんな不安を蹴散らすように、全員の合格。これは監督として正直、嬉しかったです。春の昇級試験は惨敗だったので、喜びも一入です。
あれから1週間が経ちました。今日は露橋スポーツセンターで1級の昇級試験。6年生2名が受験しています。今年から級の修行年限が撤廃されたため、うち一人は先週2級に合格したばかり。毎日稽古を休まず、一生懸命な二人。顧問としては合格させてあげたい。
基本の形は悪くない。あとは地稽古。しかし、稽古量の不足は否めない。残念ながら、先週2級に合格したばかりのD君は、流石に不合格となった。いくら修行年限が撤廃されたとはいえ、合格から1週間では、剣道の神様も次を目指すことをお許しにはならなかった。まぁ、もう少し修行しろということだ。
次は来週の2級~8級の昇級試験。先週の緑スポーツセンターで受験できなかった子ども達が4名程受験する。そして、再来週は市民スポーツ!剣道尽くしで休日返上の1ヶ月。成果が上がることを期待して、残る2週間、頑張ろう‼️
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