夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

教え子たちの成長

2024-09-16 11:13:25 | 教室経営
発達の教室に移ってから、ソーシャルスキルトレーニング(SST)の指導が毎日のように繰り返されている。教室の中でのルールに始まり、社会生活上でのルール。子どもたちはルールに囲まれて生活している。発達障害という特性上、当然、守れなくて叱られることが多く、心が荒れ荒んだ状態で通級してくる子もいる。その一部始終を担任から前もって聞いてあるので、どうしてそうなってしまったのか、どうすることが正解だったのか、あらためて考えさせる。殆どの子どもたちはあらためて問い直さなくても、自分が選ぶべき正解は分かっている。だがどうにも相手を許せなくなり手が出てしまう。つまり、相手が反応をわかっていてちょっかいを出すパターンが多いのだ。担任も周りへの指導で手一杯。その場を見られない私には、子ども本人に防衛策を取らせるしかない。如何に苛立ちを抑えるか?毎回手立てを工夫しながらSSTの例題を考える。最近取り入れた「◯◯クイズ」方式は、やたらうまくいって驚いている。名古屋のローカル番組のマネで私が小学生の頃からやっていた。平成の初めに終わったものだが、先日スペシャル復活を遂げた。親たちは主題歌も歌えるほどの人気番組だ。そのおかげで子どもたちにも受け入れやすかったのだろう。ノリノリでやってくれる。だが、SSTに特化した問題を考えるのは私。問題の性格上、答えは❌️が多い。それではつまらないので◯になる問題も必要。一般的な内容を問題にするので、クイズは作りやすい。子どもたちは◯❌️を答えるだけでなく、なぜいけないのか、どこが良いのかを説明させる。この様子を見ていると、みんな社会生活上のルールは漠然とではあるが頭に入っていることが分かる。こちらが期待する答えを完璧に言える子もいる。みんなすごいぞ!この調子で成長してくれ!
先週末帰りに、中2のOBと出会った。私はこの目だから彼の顔も姿も認識できる距離ではない。かなり遠くから、「夢野先生!俺です!◯◯です!お久しぶりです!お元気でしたか?」と、小学生の頃からは考えられないほど丁寧な口調で話しかけてきた。身長も大きくなっている。声変わりもして、別人のようだ。だが嬉しそうに話す顔はあの頃のままだ。良い方向へ成長したね。中学校の生活が合っていたようだ。周りの友人に感謝だ。だが、みんながみんなこうなるとは限らない。少しでも幸せな笑顔を増やすため、また新たなSSTのネタを集めてクイズを作るぞ!



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閏日=肉の日=29(つーきゅう)の日

2024-02-29 17:04:22 | 教室経営
今日は2月29日。言わずと知れた四年に一度の閏日。たった1日だけど、増えて得した気分になれる日。心が潤う日、閏日。
毎日何かの記念日になるわけだが、29日は毎月「肉の日」として世間では認知されている。だが敢えて私は「通級の日」と制定している。通級指導教室担当の私としては29(つーきゅう)の日として、通ってくる子ども達に特別感を持たせるためだ!「君たちは他の子が体験できないような特別な教育を受けられるんだぞ!こんな楽しいこと、学級じゃやらないだろ!?」とか言いながら、スーパーデリシャス優勢ゴールデンスペシャルリザーブゴージャスアフターケアが受けられる教育!(どこかで聞いたことのある青野武氏の声にそっくりなインチキ商売の宇宙人は~遊星~の文字を使用。インチキ臭いのはこちらも同じ)を謳っている。言葉の魔力とはよく言ったもので、「特別」と言われると子ども達は喜んでくれる。曜日にもよるのだが、今回は木曜日なので、私の都合上、通級児童は一人だけ。そのたった一人に閏年のこの日のスペシャル感を語ると、まるで宝くじにでも当たったかのように大喜び!語るこちらもそこまで喜んでもらえると嬉しくて熱弁を振るってしまう。
 元々は「Special education 」という英語。特殊教育と訳されていたが、方法が特殊なのではなく、そこに関わる人間を特殊だと揶揄される原因になったことから、その方法が特殊であることを強調するために、特別支援教育と平成19年に正式に訳されるようになって1 5年しか経っていない。私が初めて通級担当に転勤したのが平成9年だから、かれこれ25年間通級に携わっていることになる。25年前と比べてかなり知名度も向上した。私が当時、孤軍奮闘して取り組んできたことが、この5~6年前の全国大会でようやくスタンダード化されてきた。「俺は20年前からやってるぞ!」と内心ではほくそ笑んでいた。やっと標準的になり、大勢の同志たちが頑張り続けたことが今の結果に繋がっていると思うと、妙に嬉しく誇らしげな気持ちになった。自分的には25年もよく続いたなと思う。愛知県一番長く続けている現役最長老。退職までがんばれば歴代最長になる。全うできるかな?まぁ、自分が楽しんでいれば、子どもたちにもそれは伝わるだろう。身体が動くうちは頑張ろう!と決意を新たにした閏年の「心が潤う日=29の日」でした!全国の通級担当者の皆さん、楽しんでますか?
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あんまりソワソワしないで!

2022-11-26 08:13:02 | 教室経営
ある日のことである。二年生の子が通級してくる時間。うちの教室にはポケモンのカレンダーが貼ってある。一年間貼ってあるので、今月と来月で最後の一枚になっている。元々ポケモンにはあまり興味を示さず、むしろ将来の夢は「仮面ライダーになること」という子。その子が今頃になって、「あれはポケモンですね!?」と興奮しながら叫んでいる。好きだったらしい。まさか今まで気づかなかったわけでもあるまい。教室のロッカーにはポケモン指人形もあり、一度だけ遊んだこともある。だがさほど興味を示さず、いつも仮面ライダー人形に行くので、好きではないと思い込んでいた。来年用には今、高学年に流行りの「うる星やつらカレンダー」が用意してあり、既にボードにかけてある。こちらも一瞥しただけで、あまり興味を示さない様子。まぁ仮面ライダーには敵わないのだろう。ギーツカレンダーにしてやれば良かったかな?そう思いながらその日の一つ目のメニュー。折り紙のクリスマスツリー作り。発達障害の子どもたちにはとても苦手な項目である。二学期は苦手なことばかり取り組む約束だ。楽しみながら取り組めるように色々考えている。大きなクリスマスツリーを飾り付ける活動をやり終えて、次は自分のためのツリーを作るのだ。指示通りに紙を折ることは彼らにとって難しいが、楽しいことには全集中の常駐だ。この子も頑張って集中し続け、ようやくツリーを完成させることができた!これをタブレットで写真を撮って、次の活動、通級内だけの電子掲示板「ウイングツイッター」に投稿するのである。ところが、よほどツリーが気に入ったのか、出来上がったツリーを頭上に掲げて、本物のツリーの周りで小躍りしている。そこで私はメロディーを付けずに歌詞だけを台詞のように使って彼を窘めた。「あんまりソワソワしないで!あなたはいつでもキョロキョロ。よそ見をするのはやめてよ!私がいつでも一番!」すると、ピタッと止まって座席に着いた。そしてホワイトボードに貼ってある「うる星やつらカレンダー」を指差してニッコリ。何で四十年も前の歌の歌詞を聞いただけで今の新しいうる星やつらとリンクするんだ!?君はホントに二年生?8才?ましてや、夜中に放送中のうる星やつら。給食中のお昼の放送で今の新しい主題歌がかかっている。アニメ自体が高学年に流行っているのはわかるが。親御さんが好きなのか?だが二年生が「ラムのラブソング」を歌詞だけで分かるほど聴かせるとは思えない。夜中の放送にも使われてはいない。ということは、YouTube か。恐ろしい時代だな。いや、発達障害、奥が深い。
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狙っているのに、当たらない!!

2021-02-02 16:37:19 | 教室経営
 毎年この時期が来ると、教室で節分会を開催する私。転勤した新たな職場でもやってみた。
 いつものように、自分の心の中に巣くう「悪いところ」を鬼として書き出し、それを景気よく破り、千切っては丸めて豆にして、恵方に向けて投げつける!!投げる方角にはいつものように赤い一本角の鬼が!・・・?赤い一本角の鬼?
 そう、ここに至って、子どもたちに受け容れられなかったものが1つ。それは最後に登場する「赤い一本角の鬼」こと「シャア専用ザクのお面」である。それだけではない。セットで使っていた「正義の白い二本角の鬼」こと「ガンダムのお面」さえも「誰も知らない」のである。6年生も、5年生も、2年生も、男の子も女の子も、今日通級してきた子たちが「誰も知らない」のだ。
 紙に「浄化したい」鬼を書いて破って千切って丸めて投げる。ここまでは何の文句もないのだ。みんな素直に自分の弱点・追い出したい心の中の鬼を書いて、楽しそうに破り捨て、豆を撒いてくれる。こちらとしては最後に「ウケを狙っているのに、当たらない!!のだ。しかも、ザクの面を被っている私に向かって「先生、鬼はどこ?」と聞いてくるのだ!!「ここに角が一本生えた鬼がいるじゃないか!?そして、君はこの白い奴を被って豆を撒く正義の戦士になるのだ!」「え~嫌だ!じゃぁ自分で鬼のお面作る!」「(私)しょぼん・・・」

 そうか、ガンダム知らないのか・・・。そろそろ君たちのおうちの人より、先生の方が10歳くらい年上だもんなぁ・・・。現役で新番組として放送していないものは、やはり現代の子どもたちには刺さらないのか・・・。ヤマト2199~2202が分かる子どもがいるから、ガンダムも行けると思ったんだけど・・・。甘かった。当たらなければどうということはない!だな、正しく。教室に飾った柊がちょっと哀しく見えたのは私だけ・・・?廊下では「いつも夢野さんの教室は季節感があっていいね!」なんて褒められているのだが、ちょっと空しい。
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七夕の日に

2020-07-07 20:20:34 | 教室経営
 新しい教室での七夕行事。障害種も違うのでどんな反応になるのか皆目見当も付かなかった。1週間前から七夕の話と短冊の記入を開始した。みんな意外にものってくる。楽しくお話を聞き、真剣に悩みながら短冊を書く。高学年あたりは嫌がるかと思ったが、喜んで取り組んでくれる。素直だ。「でんぐり」の代わりにとペーパークラフトを作ってくれた子までいる。人数も多いから派手で良い。
 七夕の日の晩に、例によって短冊を神社へ奉納に行く。平安時代からあるという氏神様。御利益もあるでしょう!奉納に行った時間帯、奇跡的に雨が止む。既に御利益か!?みんなの願いが叶いますように、雲の上の星空にむかって願いを・・・。
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1週間を終えて~へん \(@_@\)~しん!(@」_@)」とぉ~! !(@_@)!

2020-06-12 17:03:44 | 教室経営
 今週ついに私の教室の授業が始まった。激動の1週間が終わった。1週間を終えて、まずは感想を一言。確かに、今までやってきたことばの教室とはかなり違う。言語障害のただ一点にだけ集中すれば良かった今までとは、明らかに違う。とは言え、言語の教室にも発達障害と思しき子どもたちはずっと通級していたから、分からないわけではないのだが、分業化がしっかりしていたため、主訴は何か?にこだわった就学相談をしてきた。その結果、純粋な?言語障害の子どもばかりを相手にしてくることが多かった。それもあって、他校通級が主流になっているのが言語通級の世界なのだが、発達障害の子どもたちは、今やどこの学校にもあふれかえるほど存在し、それぞれの学校での自校通級がいっぱいになるのが当たり前。今の私の所もそれが事実。言語通級で2単位時間続けて80分授業をすることに慣れてしまっていた私は、たった45分で、いや、今はコロナウイルスの対応で40分授業であるから、この短い時間で授業を完結させるだけの技量が身についていない。元々自校通級は45分でやっていたので、多少なりとも時間の感覚は残っているのだが、たったの40分でめまぐるしく入れ替わっていく子どもたちに合わせて、自分がスイッチを切り替えていかねばならないのが大変である。週に1度くらいしか顔を合わせない子の全てを記憶するのは不可能。だから例によって1時間ごとの記録を文章化している。慣れれば30分もかからないと思うが、2~3時間記録を取れずにいると、2時間前の子の発言を思い出せない。ビデオを見返す。再度記録する。この繰り返し。そう。にじ組を担当したばかりの頃の私と同じなのだ。あの頃は若かったからできたけど、50過ぎのおっさんが同じペースで仕事をするのは、体力的にもかなりきつい。横になって休みたいくらい、全身がだるい。問題はエネルギーが保たないというだけなので、もう少し体力を付ければ解決することなのだが、血糖コントロールのためにかなり厳しく嫁さんがゼロキロカロリーの食べ物を組み合わせてくる。血糖値は下がったが、フラストレーションは高まる一方。だが、ここでやめてしまうわけにも行かない。低カロリーすぎるのは自分で何とかできるから。とりあえず、体力の増強を図ろう!!
 子どもたち1人1人はとても可愛らしい。相手が代わる度に、私は車好き、鉄道好き、アニメ好き、ゲーム好き、ヒーロー好き、ケーキ好き、独楽好き、けん玉好きなど、ありとあらゆるものに精通したスーパーマンに変身する。さながら「キューティ・ハニー」のようだ。あるときはドライバー、またあるときはパティシエ、而してその実態は!愛の戦士、発達の教室の先生さ!!「ハニー・フラッシュ!!」って素っ裸になって変身したら逮捕ですよ!クビですよ!まぁ身体の変身は冗談として、心はいつも変身している私です。
へん \(@_@\)~しん!(@」_@)」とぉ~! !(@_@)! ゜(%)。
とにかく充実した1週間だった!!
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新たな出会い

2020-04-20 12:03:22 | 教室経営
 先週金曜日。始業式以来の学校登校日だった。校内を消毒し、子どもたちが来るのを待っている先生方。私は担任ではないので、同じく担任のない講師の先生方とともに、自主登校児童の預かり担当に。いつもの部屋で子どもたちの受け入れ態勢に入っていた。大方受付が終わり、職員室へ戻ると、登校日の保護者の方々と面談を終えた先生方が休憩している。時間割のように朝一の第1部が終わったところだった。少しの休憩時間を挟んで第2部が始まる。私は預かりの子どもたちの所と自分の教室を往復していた。パソコンにむかって資料作りを始めたところへ、教頭先生がやってきた。第2部にやってきた親子の中に、私の教室に通う発達障害の子どもがおり、新しい先生に一目会いたいと待っていてくれているらしいのだ。それは願ってもない。授業が本格的再開するまで会えることはないと思っていた子どもが、向こうから会いに来てくれたのだ。しかもお母さんまで一緒に。自校通級だからなかなか親御さんにあう機会はない。一度に面会できるチャンス。是非教室へ来て欲しいと、教頭先生が早速呼びに行く。前任者が美しく若い女性の先生だったので、きっといきなりデカいオジサンが現れてがっかりするだろうと思っていたら、階段を上がっている教頭先生の声が私と同じ事を心配して、前もって「見た目が大分違うよ!」と声をかけている。自分のこととは言え、笑いながら聞いていた。
 対面。凍り付くどころか、いきなり人のおなかを触りながら「ドラえもんみたいだな!」と言う。確かに青い服は着ていたし、おなかも丸く出ている。「おなかが出てるからね!」と自虐的に返すと、「いや、ソフトバンクのCMの!」と即答する彼。そっちかい!あれってジャン・レノだったっけ?そんなことはどうでもいい。そう思った瞬間、彼は指にはまった指輪を見せつける!ただの指輪ではない。真っ赤な宝石「獅子の瞳」が輝く「レオリング」だ。見た瞬間に「おお、レオリングだ!」と答えてしまった私。彼はそれを聞き逃すことなく、そんな専門用語を知っているこの先生には話が通じる!と一瞬にして理解したのだろう。ポケットから「ウルトラアイ」と「アイスラッガー」を取り出し、いきなり変身!「デュワッ!」「ワイドショット」「エメリウム光線」「アイスラッガー」と立て続けに仕掛けてきたのだ。私も負けてはいられない。パソコン用眼鏡としておいてある、「ウルトラアイ眼鏡」をかける。もうこれだけで、彼は私の虜。「ウルトラマンについては何でも話せるぞ!先生の息子の名前はタイガ!もうすぐウルトラマンZも始まるね!」なんて言うと、それだけで夢見心地。2人の間に流れる「ウルトラマンの世界」は限りなく広がっていく。だがしかし、こちらは仕事。お母さんとも話さねばならない。可能な限り情報を収集しようとどんなお子さんなのかを聞いてみた。たくさん話してくださった。予め前任者が残してくれた資料にあることもないことも、たくさん伺うことができた。A君は教室内の本を持ってきて、「僕はスーパー戦隊も大好きなんだ!」と五色のヒーローの出てくる漫画を見せてくれた。「大丈夫。先生も毎週キラメイジャー見てるから。ゼロワンも見てるよ!」これだけで帰る気がなくなってしまうA君だが、そこはお母さんも引き際を考えさせる言葉掛けが。「じゃぁ、この本を音読したら帰るね!」いつも前任者と読んでいたであろう絵本を持ってきて朗読してくれた。それだけでピタッと止むのだから大したものだ。ルールを守ることの大切さは徹底して教えられてきたようだ。お互いに「次に授業で会おう!」と約束して別れた。楽しみにして待とう。
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1月は「行く」

2020-01-23 16:52:41 | 教室経営
 つい先日、冬休みが終わったと思っていたのに、気づいたらあと1週間で1月が終わる。正に1月は「行く」だ。新しい年になり、何かと慌ただしい。今日は現1年生の子で入室希望者の面接があった。その次の時間は来年度の新1年生の保護者向け入学説明会で「通級とは」の説明をさせていただいた。今日はこれで終わるはずだった。すると、説明会終了後にもう一度会場へ呼び出されて、通級相談者が2人もいらっしゃった。今年度末で3人の退室を予定しているため、ここへ来て一気に新年度は4人入ってくることが決定したのか。しかも自校通級で3人も増えるのは久しぶりだ。今の中1と6年が3人以上通級児童がいた学年だから、あの頃の大変さに戻るわけだ。あの頃といえば、「始まりの会」で全体の集合写真を撮るにも苦労するほどの人数だ。まぁ、そこまでは増えていないので安心だが、4月当初に、何も分からない新人さんが10人を超える通級児童を抱えていては大変であることこの上ない。他校通級児は2時間続きで行っているため、時間数に換算すると15時間ほど。そこへ連携メールやら通級記録の保存などの付帯する時間が、仕事に慣れるまでは倍の時間が掛かる。素人さんならばとても大変だ。そろそろ安請け合いもこの辺りにしておかないと、次の担当者に恨まれてしまう。自分が請け負うならばとても気楽なのだが、それができないのに面接をするのも気が引ける。後釜に入る人には、誰かが教育係として授業のノウハウや取り組み方を指導してくれるとは思うが、愛知大会で忙しい最中、きっと中心選手達はそれどころではないはず。新天地へ向かう自分にも、自分のことで精一杯になることが予想できる。果たしてどうなるのか、他人事ながら心配だ。
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クリスマスシーズンスタート!

2019-11-08 18:28:33 | 教室経営
 TDRがクリスマスシーズンに突入する今日、我らがこだま教室もクリスマスシーズンに突入した!といっても、その光景を目にするのは私だけ…。こんなことは初めてである。というのも、今日通級する予定の2人は、自分たちの学校で学芸会の当日なのだ。つまり、教室には誰も来ない。誰も来ないと分かっていても、イルミネーションスイッチはオンにしてある。一応、昨日のうちに試験点灯したけど、やはり当日点灯してないと雰囲気出ないし・・・。
 本校は作品展が始まったのですが、私は通級児童達に合わせて動くので、今日は5年生のKちゃんの学芸会を見に行きました!先週通級したときに、こだまBOOKに劇の見所を書いてもらったのですが、最後の闘いの場面が凄い!と紹介していってくれただけのことはある。在籍校の教頭先生も、5年生は殺陣の練習ばかりしていたと仰っていただけあって、剣撃がなかなか激しい!Kちゃん、闘いの場面が多くてなかなかいいぞ!目立ってる!!
 今週・来週と秋の学芸的行事が目白押し。クリスマスを楽しむ余裕もなく、今後の土日は剣道三昧。12月の2週目までお休みはありません。これが本当のクリスマスシーズン!!ではなく、クルシミマスシーズン!頑張っちゃおう!!働き方改革はどこへ行った!?
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2学期が始まるよ~!!

2019-09-02 18:16:18 | 教室経営
 いつもよりちょっぴり長い夏休みが終わってしまいました。始業式で子どもたちの元気な挨拶が聞こえてきます。楽しかったかな?今日はまだこだまの子には会えないけれど、1週間前まで練習を頑張っていた剣道部の面々は爽やかな顔つきをしていたので安心です。夏に頑張って良い成績を取った部活動の表彰がありましたが、剣道部はグループリーグ最下位なので当然表彰はありません。でも、せっかく応援に来てくださった校長先生から、一言お話の紹介があっても良かったのに。まだ次があるから頑張ろうとか・・・。
 教室の片付けが終わっていなかったので、掲示板の復旧からスタート。新しい掲示板を取り付けてもらっていたので、廊下の掲示を奇麗に張り直しました。ものは変わっていないけれど、下地が綺麗になっただけで見違えるような感じに。本当は掲示そのものも刷新したかったけれど、残りの時間を考えると無駄になってしまうので、刷新は次の人に任せよう。
 ゴミのまとめは少しできたので、明日の可燃ゴミの日に間に合った!今日は定時退校日なのに、色々な会議が目白押しで遅くなってしまった。遅くなりついでにブログ更新してみましたが、みんなの夏休みはどんな感じだったのか、明日から順に聞いていこうと思います。「楽しい夏のお話」を楽しみにしています。
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星に願いをR1

2019-07-09 07:54:25 | 教室経営
 今年もやってまいりました、七夕の日。今年は日曜日だから、先週1週間かけて、みんなの願い事を短冊に書いてもらいました。今年は2枚ずつ!
 「上手くなりたいこと」と「大人になったらなりたい仕事」というテーマで書いてもらいました。たった1つの願いにじっくり時間をかけて語る子もいれば、あれもこれもあって迷っちゃう子も。私もどちらかというと沢山願いがある方ですが、まぁ、3~4個にとどめておいて…。(こうやって欲張っている人は駄目です!)
 もう少しカラフルに短冊を用意すればよかったのですが、4色しかなく、(ここだけ宮内洋風に読んで!)剰え、必要数を数え間違えるとは・・・。自分の分を入れていないのに欲張って書いてしまって、あとから足りないことに気づく・・・。愚か・ぶ!(この落ちが分かる人はタイムボカンシリーズが好き?)慌てて足した色は笹竹を作った色の残り・・・。
 それにしても沢山の願いがあって、みんなの夢を聞かせてもらえることになり、私は嬉しい!子どもらしい夢がいっぱい詰まった七夕の短冊。天の神様に聞き届けていただけるように、私が持ち帰って、家の近くの氏神様に(平安時代からある由緒正しい神社)奉納してきました。お賽銭も弾んでおきましたから、何か叶うかも!?
 で、早速夢が叶った私。七夕は私たち夫婦が24年前に結納を交わした日。26年ほど前に嫁と結婚前に「アラジン」を見に行ったので、今回は娘も連れて実写「アラジン」見に行ってきました。ずっと行きたいと言っていたのは私ですが、嫁は絶対自分からは言わない人。今回珍しく自分から誘ってきました。こんなこともあるんですね。私はとにかく娘と行きたかったんだけど!
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運動会です!よ~い、ドン!!

2019-05-25 15:55:18 | 教室経営
 タイトルを見て、ITPA(言語学習能力検査)の音声テープの第1問目だと気づいたあなたは、どっぷり言難にハマっていますね!?残念ながらITPAは製造中止になったので、このタイトルは文字通り、今日行われていた通級児童達の在籍校運動会の巡回が始まったことを意味します。
 通級担当者になって23年目。始めたときは20代最後の年齢だった私も、とうとう51歳を過ぎました。何が辛いって、まず、朝起きるのが辛い。運動会の開始時間が早くなったので(暑さ対策?)朝ご飯を食べる間もなくいつもの出勤と変わらず高速道路で学校へ!途中で朝ご飯と昼ご飯を一度に購入して、積んでいった折りたたみ自転車に乗り換えて、散々迷った挙げ句、一番近い3年生のT君の学校へ。踊りを見てあげるつもりだったけど、急遽変更で短距離走!ゴール位置が遠くて結果は分からなかったけど、頑張って走っている姿を確認しました。本人とも握手してお別れ。次のKちゃんの学校へ向かいます。しかし、寄る年波には勝てないというか、普段からの運動不足が堪えたというか、坂道だらけの緑区。ありがたいことに?学校は山のてっぺんにあるから、どの学校へも行きは下り坂。勿論帰りは上り坂。ギアを軽くしても上がれない・・・。そこで自転車で廻ることを諦めてショッピングセンターの駐車場狙いで車で廻ることに。Kちゃんの学校に着いたら、ちょうどぴったし彼女の出番の短距離走。大きな子だから見つけやすいはず。しかし、みんな大きかった!同じ格好してるし、見つからない!終わってしまった・・・。仕方がないからせめて座席へと近づいていくと、おばあちゃんに声をかけられた。良かった!家族に会えた!Kちゃんにも会えて、短距離走が2位だったことを聞く!頑張ったね!!結構調子よく進んできたぞ!まだ10時だ。これなら次の学校の午前の部の最後に間に合う!次のショッピングセンターにこっそり止めて、歩いて行っても余裕の時間!6年生のT君の学校へ。最後の運動会は体操を見てあげたかった。しかし、練習時間も取れないこのご時世、組み体操ではなく、ほぼマスゲーム。でも踊りの得意なT君はとても生き生きと踊っていた。見てあげられて良かった。終了後にご家族全員と会えただけでなく、担任の先生ともお話しできた。担任の先生は偶然にも朝一で見に行ってきたH小学校の3年生のT君と娘さんがクラスメイトなんだそうな。娘さんの運動会を見てあげられず、残念ですね。でも、子どもたちは親の仕事を理解していたら分かってくれるはず。私もずっと通級児童の運動会巡りを優先してきたから、娘の最後の組み体操は急いで戻ろうとする渋滞の中で始まりを知った。泣きたかったけど、娘は許してくれた。それが父の仕事なのだ。
 1日掛かる予定が、半日で済んだ。昼を食べ、このブログの更新と、友人とのメールのやり取りをしていたら、もう4時。あっという間に1日くれていく。帰りに父の墓に寄って帰ろう。来週も3人分、頑張るぞ!
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平成最後の巣立ちの会

2019-03-14 17:18:47 | 教室経営
 何でもかんでも「平成最後の」とつけるだけで、何か特別な感じを受けますが、何のことはない、普段と何ら変わらない「巣立ちの会」が、本日(3/14)開催されました。
 子どもが5人という少なさで、如何にして盛り上げるか?という訳で、今年は「おやじギャグ」を取り入れることに。お正月から始まった「おやじギャグ選手権」ですが、毎年やっているにもかかわらず、これまであまり取り上げてこなかった選手権。ここへ来てやたらと盛り上がりを見せました。自校通級児童がいる2年生にやたらと支持されたのです。250作品を超える応募があり、先日2年生に表彰状を出したところです。ここで、本家本元・こだまの子どもたちがやらないわけにはいきません。今までの授業の中で考え続けてきた珠玉のギャグを、1人1つずつ披露してもらうことにしました。
 独楽廻し、けん玉、縄跳び、暗唱、朗読、手品など、みんなが得意なことを見せてくれました。そして「おやじギャグ」を1つずつ。今日までの練習の成果と、ギャグのセンスが試される!!いつもとはひと味違った、意義深い「巣立ちの会」となりました。暖房で暖まった教室が一気に「寒くなる」ギャグの連発!楽しく終えることができて良かった!来年度もみんなで頑張ろう。新しいお友だちを4人迎えることになりそうです。
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赤い一本角が来る!

2019-01-29 14:35:09 | 教室経営
 「今は良いのさ全てを忘れて~シャア!シャア!シャア!♪」「私の前に跪け!神よ!!」「ルウム戦役で5隻の戦艦が・・・」有名な台詞とテーマソングとともに、赤い一本角の奴が襲いかかる!心に弱くて捨てきれないもの(弱点)を抱える子どもたちを「困らせる」ためにやって来る「赤い一本角の鬼」!奴を倒すには、実践(言語訓練)を積み、ニュータイプ(新しい音)への革新(獲得)がないと倒せない!まずは手始めに、「見せてもらおうか!言語訓練の成果とやらを!!」「甘いな!」「重力に魂を惹かれた人(悪い習慣にいつまでも引きずられる人)」では、訓練の効果は上がらない。「それだけの才能があれば、おまえはシャアを越えられる奴だと思っていたがな!残念だよ!」「悔しいけど、ぼくはこだま教室の通級児なんだな!」「やってやる、やってやるぞ!赤い一本角が何だという訳で、「白い二本角」君は今日もニュータイプに目覚めるべく、訓練に勤しみ、「今年こそ追い出したい心の中の鬼」を書き出して、その紙を破り、ちぎっては丸めて、バルカン砲(節分豆)にして恵方にまき散らす!!!」
「福は内、鬼は外!」「シロッコ!ここから居なくなれ!」(最後の台詞は7年後の新しい敵だな!?)この闘いのあと、赤い一本角と白い二本角の間に、終戦協定が結ばれた・・・。
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体験を言葉にする活動第2弾・鳴海絞

2018-11-26 12:05:50 | 教室経営
 今年も頑張って仕上げました、鳴海絞の「親子で暖簾作り」。この学校へ来たばかりの年に、同じことをやりました。あれから6年が経ち、人も完全に入れ替わっているため、またまた取り組んでみたというわけです。しかし、この学校を含む「鳴海町」という町は、緑区のほとんどを占める町名。地域的な産業として、学校ぐるみで体験させてくれる学校が多いと聞きます。現に他校通級児K君の学校でも、学年全体で取り組むらしいです。一足先に取り組むことができたK君はきっと得意満面でクラスメイトに話すことでしょう。
 今回何が良かったかというと、6年前の前回では叶わなかった自校通級児童のお母さん方が皆さん参加していただけたこと。たった1時間しかない中で、手早く進めるには、お母さんのお力が必要なんです。気軽に参加していただけて良かったです。低学年児童ばかりだったのでなおさらです。
 子どもたちはみんな「グルグル回すのが(かき混ぜるのが)疲れた!」と嘆きます。しかし、その地道な作業がずっと続く職人さんの立場を考えると、簡単には投げ出せない。みんな頑張り抜きました。おかげで、良い作品ができあがりました。
 今年は作品展ではないので、皆さんに成果を見せることはできませんが、きっと彼らのおうちではこの暖簾を使っていただけるでしょう。こだまグラムにもいっぱい描かれています。次はいよいよクリスマスシーズンかな?
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