23日、私の剣道の恩師の一人、皇學館大學名誉教授、範士九段の鷹尾敏文先生が亡くなられました。95歳という大往生でした。先生とは大學を退かれてから一度もお会いしていませんでした。しかし、自分の中に「鷹尾先生の教え子」という自負があり、剣道に携わっている間は片時も先生のことを忘れたことはありませんでした。三重県剣道連盟に関わりの深かった私の大叔父・故・東春雄範士八段のことを尋ねようとメールしたら、今回の情報を知らせて頂いたのです。おかげで、恩師との最期のご対面が叶いました。
大叔父のことは以前から気になっていたので、いつか誰かに聞いてみたいと思っていましたが、たまたま三重県剣道連盟のホームページでメールによる問い合わせコーナーがあったので、思い立ってメールをしてみただけだったのですが、自己紹介の中で鷹尾先生のお名前にも触れたため、先方がわざわざ訃報をお知らせくださったのでしょう。この出会い、正に大叔父が導いてくれたものに相違ない!と思いました。
偶然の出会いとよく言いますが、私は全ては必然の出会いだと思うのです。人には「縁」というものがあって、自分にとって必要な相手だから出会う運命にあった、と考えるのです。私が剣道を始めたきっかけは担任の先生だった鹿嶋孝先生が誘ってくださったから、なのですが、鹿嶋先生も由緒ある剣道一家の家系で、大叔父は鹿嶋先生のお父上の道場で学んだことがあるらしいのです。ここでもつながっていたのです。
人はどこかでつながっている。それを確信した訃報でした。そして今の環境に置き換えてみれば、この教室で出会った子ども達も、保護者の皆さんも、担任の先生方も、みんな必然的に出会った、縁のあった人々なんですね。だからこそ、「出会えて良かった!」と言ってもらえるように、そう思えるように、これからの関係を繋いでいきたいと思います。
大叔父のことは以前から気になっていたので、いつか誰かに聞いてみたいと思っていましたが、たまたま三重県剣道連盟のホームページでメールによる問い合わせコーナーがあったので、思い立ってメールをしてみただけだったのですが、自己紹介の中で鷹尾先生のお名前にも触れたため、先方がわざわざ訃報をお知らせくださったのでしょう。この出会い、正に大叔父が導いてくれたものに相違ない!と思いました。
偶然の出会いとよく言いますが、私は全ては必然の出会いだと思うのです。人には「縁」というものがあって、自分にとって必要な相手だから出会う運命にあった、と考えるのです。私が剣道を始めたきっかけは担任の先生だった鹿嶋孝先生が誘ってくださったから、なのですが、鹿嶋先生も由緒ある剣道一家の家系で、大叔父は鹿嶋先生のお父上の道場で学んだことがあるらしいのです。ここでもつながっていたのです。
人はどこかでつながっている。それを確信した訃報でした。そして今の環境に置き換えてみれば、この教室で出会った子ども達も、保護者の皆さんも、担任の先生方も、みんな必然的に出会った、縁のあった人々なんですね。だからこそ、「出会えて良かった!」と言ってもらえるように、そう思えるように、これからの関係を繋いでいきたいと思います。