夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

約束の日

2013-03-30 16:20:23 | Weblog
 今日は、つばさのOGの中学3年生で、うちの娘と同じ名前のRちゃんが所属する、中学の合唱部の定期演奏会でした。3年前に涙でつばさと在籍校を卒業してからすぐ、中学への入学後に、「合唱部に入ったから!」との連絡が。奇しくもそのRちゃんが卒業するときに同じ小学校から来ていたUさんのお兄さんは同部活の3年生で、Uさんから「兄の卒団ステージを見に来てほしい」とご招待を受け、定期公演を見に行ったばかり。「そうか、Rちゃんは、Uさんのお兄ちゃんの後輩になるんだね!」と言いながら、春の定期公演に呼んでね!と声をかけたのがつい昨日のようです。2年前は1年生だったから、持って行ったお花も遠慮がちな、小さなブーケ。3年間がんばり続けたら、卒団ステージには大きなバラの花束をもって行ってやるぞ!と約束して、それからついに2年が経ちました。
 彼女が小学校2年生の時に初めて出会い、私のおなかくらいまでの身長しかない、とても小さな女の子だったのに、いつの間にやら綺麗なお嬢さんになり、この4月からは「花の女子高生」です。つばさの授業でも、何度も私に叱られ、泣き出したり、教室に寝転がってふて腐れていたこともありました。卒業でお別れするときに、同じ名前である娘に、小学校の入学祝いまでいただきました。同じ名前であったことがお互いに「他人とは思えなくて」という気持ちにさせていました。そんな彼女が目の前で素敵な声で合唱をしている。感動で涙ぐみながら見ていました。全部で4ステージこなす中で、3年生は最後にクライマックスを迎えます。終わりが近づくと、あちらこちらですすり泣く女子生徒たち。Rちゃんも今にも泣きそうな顔をして、涙をこらえて歌い続けていました。なかなか大会の選抜メンバーに選ばれず、辛いこともあったと思います。それでも諦めずに3年間がんばり続けた結果が、今日の定期演奏会の歌声からよく伝わってきました。定期演奏会のプログラムには「妹にしたい」とか「不思議ちゃん」とかの紹介がなされていて、きっとつばさにいた頃と変わらない、愛嬌たっぷりの、みんなに愛される女の子だったんだろうなぁという、合唱部の和気藹々とした雰囲気が伝わってきました。
 全てのプログラムを終えると、全員で観客をお見送りするために出口に整列します。列の中程にいたRちゃんを見つけて、約束のバラの花束を渡すと、周りに冷やかされながら感極まっていたようでした。Rちゃんが卒業するときに贈ってくれたネクタイをしていったけど、気づいてくれたかな?
 3年間よく頑張ったね!先生は君を「実の娘」のように思っていたよ。楽しい高校生活を送ってね!
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年度末こだま集会

2013-03-22 13:02:49 | 教室経営
 昨日、教室行事の最後を飾る「こだま集会」が開かれました。今までの担当者たちと違って、「言葉の学習」内容にこだわらず、単なるお楽しみ会に準じた会?のように触れ込んで、「みんなの得意なこと」を披露する会(私はそのような会しか開いたことはありませんが)を挙行してみました。普段、各学級で、話すことや人とコミュニケーションをはかることに「苦手感」を感じる子どもたち。人前で発表するとか、声を出すとかいうことは苦手なのだから、その状況を改善するために訓練をしている。とは言え、やはり、人前での発表は苦手でしょう。だからこそ、自分たちの得意とすることで勝負させたい。誰でも、自分の得意技は「人に見せたい」ものです。人より苦手なことがたくさんある子どもなら、なおさらです。ほんの少しでいい。人よりも得意だと思われることをみんなに見せて、褒めてもらおう!!というのがこの会の趣旨です。そうすれば、コミュニケーションをとることが苦手な子も、恥ずかしがり屋な子も、何かしら「発表」することができるものです。みんなと一緒に居ることが苦手でも、わいわいと遊んでいるときは、周りを気にせずに交わることができるものです。今回の狙いは十分達成できました。これが1年間の成果です!と胸を張って言える、そんな取り組みの様子でした。
 更に嬉しかったのは、前任者たちが蒔いてくれていた種が、しっかりと育っていること。それは各学級の担任の先生方の参加です。年度末の忙しい時期に、しかも、よその学校で行われる一教室の小さな行事に、殆どの先生方が参加してくださいました。事情があって来られなかった先生もみえますが、これは今までの担当者たちが、この行事をしっかりと位置づけて、必ず担任の先生にも声をかけていてくれたおかげで、実現できたことだと思います。7人の通級児童が一人も欠けなかったことも素晴らしいですが、親以外の大人や兄弟姉妹、学級の友達まで、幅広い関係者の方々に見守られて、こだまの子どもたちはとても幸せだと思いました。こだまの子どもたち一人一人に声をかけてあげたかったけど、慌ただしく過ぎていく発表に、コメントをする暇も無く、ごめんなさい。でも、みんなの頑張りはすごくよく伝わってきました。また来年度も、こんな風に人が集まって、楽しくできるといいなと思いました。そのためにはしっかりと啓発活動をしなければ!春休み中に、新しいアイディアを検討したいと思います。
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愛知県大会

2013-03-20 23:17:34 | 剣道
 剣道の愛知県大会が行われました。我らが剣友会も久しぶりの出場に期待が膨らみます。1回戦の相手は全員5年生。一方こちらは6年生だけのメンバー。ここまで書くと、すごく期待できそうな感じが…。しかし、この大会は2月に各地域で予選を行っており、この相手チームは、全員5年生でありながら、予選を勝ち抜いてきたことになる。なめたらいかんぜよ!!そして、その予感は的中。相手の動きはかなり良い!我が子が先鋒を務めるが、緊張感でガチガチの息子は動けない…。5年生を相手に、残念な1本負け。他の子が頑張ってくれたおかげで、何とか1回戦は突破できたものの、5年生にしてはかなりの強敵チームだったことで、次の2回戦がかなり厳しい状況であることが既に目に見える。案の定、2回戦で負けてしまったが、ただ、良い面も見られた。強い相手に、一方的に押されまくる試合展開にならず、相手の動きや誘い技に応じた3連続技など、考えた試合展開をすることが出来た。負けても得るものがないと悔しいだけだが、今回は納得できる試合展開だったので、親としては嬉しい。息子の剣道のちょっとした成長が見られたことが。団体戦なので、敗因は明らかにうちの息子であるが、それでも2回戦の試合は個人的には負けても気分は晴れやかであった。納得のいかない保護者も居るとは思うが、子どもたちの一人一人の成長は認めてあげられると良いのではないだろうか?他の6年生も、前回のボロ負けの教訓が活かされた内容ではあったと思う。あと1試合残る団体戦は、週末の、剣道連盟創立60周年記念大会のみ。有終の美を飾ってほしいものである。
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中学校の卒業式

2013-03-08 08:49:06 | Weblog
 昨日は中学校の卒業式。前任校のOB・OGの子どもたちから卒業報告メールをもらいました。こうして連絡をもらうと、自分もそれだけ年を取ったんだなと感じます。(肉体的にはもっと衰えているけど…)自分ではこういった年の重ね方は「良い」年の重ね方だと思っています。初めて出会ったときに小学校2年生だった彼らが、4月からはもう高校生。私は写真を撮るのが趣味ですが、授業でもたくさんの子どもたちの写真を撮りました。それを使って子どもたちの様子を担任の先生にお伝えしたり、展覧会などでも理解啓発に使ったりしてきました。卒業・終了するときには、撮り貯めてあった写真や動画を、CDにして、記念にあげてきました。先日、そのうちの一人と会う機会がありました。私がつばさの担当になって、初めての授業にやってきた時の、彼のあどけない表情。新しい先生は大きな男の先生(前任者は女性)だけど、怖くないかな?という不安げな表情が、少しのお喋りで緩んでいくのが分かりました。そんな彼も中学3年の現在は、逞しい男の顔に成長しています。彼と幼なじみのRさんも、まるで少女漫画の主人公のような可愛い女の子でしたが、私の転勤前に遊びに来てくれたときには、すっかり美しいお嬢さんになっていました。みんな成長しているんですね。成長していないのは自分だけでしょうか…。
 保護者会でよく私は「3年後と10年後の我が子を想像して」というお話をしました。それは先を見据えて欲しいとの思いで伝えた言葉です。昨日頂いたお母さんからのメールにも、「3年後と10年後」はキーワードのように出ていました。心に残して頂けたなら本望です。
 もうすぐ小学校の卒業式。今度は息子(次男)が卒業です。久しぶりに、職員として送り出す側ではなく、親として見届ける側での参加です。私自身、大学の卒業式までを含めて考えてみても、小学校の卒業式が一番思い出に残っています。卒業証書を唯一全員が校長先生から手渡しで戴くことのできる卒業式です。息子にもこの感動を噛み締めてもらいたいと思います。中学・高校・大学で、代表で受け取ることができる立場になるとは考えられないし…。
 何はともあれ、中学生の諸君、卒業おめでとう!
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