夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

2018体験を言葉にする活動第1弾その2

2018-10-29 14:23:56 | 教室経営
 高学年の調理実習、二人目はY君の「たこ焼き」。予想では「たい焼き」に行くかと思ったのですが、甘いあんこが嫌いということで、こちらはあえなく没。お店のもの以外食べたことがない=作ったことがないと言う「たこ焼き」に決定!
 細かいことは考えず、小麦粉と出汁粉を混ぜて水で溶き、たこ焼き器に投入していく。その一つ一つが新鮮だったというY君。タコの大きさが少し大きめで、少し数が多かったので、タコ2個入りが沢山。当たり付きたこ焼きは面白かったです!途中でタコが抜け落ちて、外れたこ焼き=「やき」(タコが入っていない)も4つあり、私が実食した2つは1個が大当たり!もう一つは大外れ!結局、タコの数だけで言うと同じ数だけ食べたことになります。
 動きがゆっくりなY君に会わせて鉄板の温度も下げていたから、焼き加減はバッチリ!!要領を得始めたY君は、ピックで丸めるのも上手になりました。味付けも完璧!お母さんも喜んで試食してくださいました。多く作りすぎたわけではないのですが、流石に朝ご飯のあとすぐだったので、3人とも食べきれません。お皿ごと持ち帰って、お父さんとおばあちゃんにお土産です。美味しくできて良かった!!
 もちろん、これを言語化することが本題です。Y君のつぶやきをビデオに収めながら進めてきたので、それを元に、インタビュー形式の「こだまグラム」投稿。鉄は熱いうちに打て!感動覚めやらぬうちに文章と映像で投稿完了。調理実習をしない低学年にも興味をもってみてもらえました。良かった良かった!!。
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2018年度・体験を言葉にするための活動第1弾

2018-10-09 14:15:19 | 教室経営
 2学期も半ばになろうとしているところですね。毎度おなじみの「体験を言葉にする活動」を取り組むシーズンがやってまいりました。今まで高学年がいなかった、若しくは、いても教室滞在時間が短かったので、封印し続けていた「調理実習」も、久しぶりに復活!その第1弾が先日行われました。
 今年は5年生が2人もいるので、久しぶりに「小麦粉を使った料理」に挑戦。内容は好き嫌いやアレルギーへの対策も含めて、本人に選ばせることにしました。そこで、第1回目のメニューは、実際に調理をするT君に決定権を!たこ焼き・たい焼き・お好み焼き・うどんの4品を提案したら、「うどん」を選んだT君。レシピはお母さんにも協力戴き、各家庭の味を出してもらいました。出汁から具まで全て用意してもらいます。こちらが用意するのは小麦粉と塩だけ。
 約束の日、出汁にこだわるT君のために、お母さんは張り切って昆布だしに鰹だしの合わせ出汁を作る準備を手伝います。しかし、出汁のことばかりに気を取られ、入れる予定だった九条ネギと油揚げを自宅の冷蔵庫に忘れてしまい、素うどんを作ることに。残念でしたが、作れないよりはいい。小麦粉を塩水で練るところからスタート!

 練って、足で踏んでこしを出して、薄く伸(の)して、切って、茹でて、頂きます!!
 写真だけ見ていると順調に仕上がったみたいですけど、途中で教室のヒューズが飛んだり、水が多すぎてなかなか生地がまとまらなかったり、バタバタの2時間半!ブレーカーのタイムロスは30分もありましたから、お母さんにも迷惑をかけました。ごめんなさい!
 しかし、苦労の甲斐あって、とても美味しくできました。写真もビデオも確り撮って、次回はそれを元にこだまグラムの書き込みです。良い文が書けるといいなぁ!
 もう1人の5年生、Y君は、都合で選ぶのが遅くなりましたが、「たこ焼き」を選択しました。こちらも楽しみにしておきましょう!!
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2学期が始まりました。

2018-09-10 11:57:45 | 教室経営
 2学期が始まって2週目になりました。1週目に列島をおそった台風21号と、北海道の地震で被害に遭われた方々に、心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。我が家も、その前に訪れた台風20号で雨漏りが始まり、修繕する暇もなく21号の直撃。水に対応するために使った、父を介護した時の紙おむつの余りがなくなり、先日また購入してきました。雨漏り以外にもエアコンの漏水で娘が使うようになったので、雨漏り対策は工事に入るまでしばらくは紙おむつを使うことになりそうです。こだま教室の皆さんも、まだ全員が出揃ったわけではないので分かりませんが、被害はなかったのでしょうか?
 さて、本校では運動会の練習が始まりました。秋雨前線が上空に「鎮座」しているため、雨続きの毎日。講堂から「ソーラン節」が聞こえてきます。4年生かな?素晴らしい踊りになることを期待しましょう。本校以外の通級児童の皆さんは、5月にみんな運動会が終わっているので、11月に行われるであろう「学芸会」「作品展」に向けて、少しずつ準備が始まっている学校もあるかも知れませんね。芸術の秋を満喫できる季節の到来です。作ることが大好きな子が多いですから、図工にも力が入ることでしょう。
 2学期に入ったので、こだま教室でも色々な体験活動が増えます。「体験を言葉に」をコンセプトに、毎年秋になると何かを作っていますよね。今年は久しぶりに高学年の子がいるので、5年生になった2人については「調理実習」も行います。また、全員に1つずつ「鳴海絞」に挑戦してもらいます。7年前にもやりましたが、その時の人は誰もいないので、再び挑戦です!どんな作品ができるか、楽しみですね。もちろん、おうちの方にも一緒に取り組んでいただく用意をします。10月になるとは思いますが、期待してお待ちください。
 まだまだ台風は続きます。以前は12月にやってきたこともありましたね。自然の力は恐ろしいということを知った先週でした。皆さんも、災害への備えは怠りなきように。
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夏のデイキャンプが・・・。

2018-07-20 13:29:51 | 教室経営
 いよいよ明日から夏休み。子どもたちは先ほど通知表を手渡され、にやついた顔で帰っていきました。きっと成績が良かったのでしょう。我が家も帰ったら「笑える」と良いのですが・・・。
 しかしながら、昨日の帰り際に入った緊急の会議。先頃の熱中症による痛ましい事故を受けて、市内の部活動が原則中止になるという件。部活動だけではなく、影響は我らがこだまのデイキャンプにも。そりゃそうでしょう。この3年間、出席者が低年齢化しており、大人の出番が多い。そのせいか、3年間毎年、誰かが熱中症で倒れているこだま教室の夏行事。お目こぼしがあるはずがない。こうなることは分かっていたのですが、私もここでの生活が残り少ない。最後までやっておきたかった。少なくとも「今年で終わります」宣言をして終えたかった。この夏の尋常じゃない暑さ、過去の実態、そして、先日の哀しい事故。これだけ材料が揃うと為す術もない。7月に入って、決行することを決めたばかりだった。保護者の方からも、私の健康状態を気遣って、「大丈夫ですか?なんでも手伝いますよ!」と声を掛けていただいた。私自身、やる気満々だったのに。最後の授業が終わった数分後の会議で「逆転敗訴」してしまうことになるとは・・・。
 しかし、この尋常じゃない暑さの中、竈で火を炊くことにこだわった飯ごう炊さんは、いつか消えていく運命にあったのかも知れない。残り年数を考えるとここではできないが、何か良いことはないか、色々と考えてみたい。
 という訳で、皆さんが楽しみにしてくださっていた、夏のデイキャンプ。これにて終幕です。OB・OGの皆さん、またいつか何かの機会にお目にかかりましょう。
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今年の願いはなぁに?

2018-07-10 19:50:17 | 教室経営
 毎年七夕の前の週に短冊を書き、廊下に掲示しております。今年は当日が土曜日のため、2週前から短冊を書き、掲示してから各自の写真を撮り、更にそれを集合させてこだまニュースに掲載しました。一粒で二度美味しい!?せっかく書いた「お願い」を少しでも長くみんなの目にとめておきたかった。七夕の願いですから、例によって「今自分が努力していること」か「将来なりたい姿」を書いています。そう言っておきながら、私だけ、3枚目の短冊に「時間が欲しい」などと書き、子どもたちに「欲しいものなんか書くんじゃないぞ!努力していることを書くんだ!」何て言ってたくせに・・・。お星様は努力しない奴の願いは聞いてくれないさ!ましてや今年の七夕は雨降ってたし・・・。
 子どもたちはちゃんと私の言うことを聞いて、未来の姿や、努力中のことを書いている。エライ!きっと頑張っている人の願いは叶うよ!!私の東京の娘の願いは叶ったのかねぇ?シナリオが採用されてると良いねぇ。願いかなってテレビ局にに就職したら、大好きな「佐藤健」君に会える日も来るだろう!「好きな人がいる」というのは人生を生きる原動力になる。願いが叶うように努力しているかな?東京の娘よ!
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春の運動会観戦

2018-05-26 23:55:30 | 教室経営
 今年もやってきました、春の運動会シーズン。お天気も薄日が差してとても運動会には良い天気。いや、少し暑いかも?今年は他校通級児の在籍校3校。時間的な余裕もあったので、久しぶりに自転車を積んで学校へ行き、全行程を自転車で廻ることにしました。一番近い学校から行くのが丁度良いと、時間ロスのない方法を選び、出発しました。学校に着いたら時間の余裕がありすぎて、職員室で時間つぶし。45分ほど時間をつぶしてから自転車で出発!
 最初の学校に着くと、校歌斉唱の真っ最中。準備運動後の最初の競技・5年短距離走。陣取った場所は丁度スタートの前!良い瞬間の写真が撮れました。Y君、頑張って最後まで走りきりました。今日も一日頑張って乗り切ろう!と声をかけて、K校を後にしました。
 2校目に着いた時、その学校の保護者である本校の先生と出会いました。お子さんの姿を探す様子は、「親」になっていました。私はかなり早く着いたので、じっくり見せてもらおうと、予定していなかった短距離走から見せてもらいました。楽しそうに走るT君。こちらも全力です。その後、妹さんの演技を見て、声をかけに行きました。毎週兄の通級に付いてくる彼女は私が来ることを知って、演技を事前にやって見せてくれました。上手に踊れていたね!!と声をかけると、嬉しそうに座席に戻っていきました。そして、肝心なのはその次のT君たちの組み体操。1人技も組技も完璧にこなしたT君。苦手な力業も上手にできました。それにしても、最初の学校もこの学校も、今年の流行だったからか、「ダンシングヒーロー」や「ルパン三世のテーマ」など、昭和歌謡の名曲やアニメソングなどがBGMで使われていました。お父さんたちよりもうんと年上の私たちぐらいの年齢の人が喜びそうな曲ばかり。時流に則ってか、給水休憩タイムが途中で10分設けられ、水分を持参してこなかった私は「目の前が白い」ことに気がつきました。やばい!脱水状態だ!目の中で血液がドロドロになっている時に起こる「色素の欠落」が起こり始めました。2つしか見る予定がなかったので、短距離走や給水タイムのことは計算に入っておらず、終わったらコンビニで買えば良いと思っていました。状況が悪くなってきた!終わると同時にダッシュして学校を後にした。一路コンビニへ。水分とエネルギー用のゼリーを購入して、一瞬で補給。次の学校へ向かいました。
 距離はあれども、ほとんどが下り坂。行きは早く着きすぎてしまい、余裕があったのでCoCo壱番屋に入り、ガンダムオリジンとのコラボメニューを食べる。牛肉三昧カレーとやらは通常の三倍楽しめるとシャアが宣っている。面白い。見せてもらおうか、牛肉三昧カレーの性能(味)とやらを!!普通だった・・・。だが、熱い!口の中をやけどした。そうこうしているうちに午後の部開始時間になってしまった。3校目に向かう。
 3校目は子どもの数がかなり多い。にもかかわらず、運動場が狭い。保護者が周りを取り巻くだけでは収容しきれずに、校舎から眺めるよう解放されている。珍しい学校だ。応援合戦が終わるとK君の出場する短距離走。ゴール横に陣取り、瞬間を見る。みんな同じ格好をしているので見つけるのが大変だったが、学年の先生の中に3年前に本校から転勤した先生がおり、K君のことを確認してもらった。どうやら見ていた子どもで合っていたようだ。距離が遠いしやたら明るいし、人が多いし、あまつさえ、視力も悪くなる一方。先生に出会えなかったら、分からずじまいで終わったかも知れない。児童の観覧席には保護者は入れないからだ。大きな学校は大変だ。ここではやっと保護者の方にも会うことができた。
 全てを終えて帰校する。本校から一番離れた学校だ。今回の経路は事実上、緑区を一周してきたようなもの。いくらマウンテンバイクとはいえ、お尻が痛い。それをかばうように漕いできたため、足の筋力が最後まで保たなかった。学校まであと1キロ未満の所で足を攣り、ペダルが漕げなくなってしまった。降りて押し歩く。痛くて仕方がない。ゆっくりと足をさすりながら、何とか駐車場まで辿り着き、自転車をしまうことができた。教室へ上がって休憩したら、足がまた攣ってしまい、身動きが取れずに横たわる。そのまま1時間眠ってしまった。目が覚めると3時半。慌てて片付けて職員室へ。仕事している同僚を尻目に帰路につく。父の墓参りに寄って帰ることができました。
 子どもたちの頑張りと笑顔が嬉しくて、毎年体に鞭打って全部の学校を廻るこのシーズン。今年は少ないからまだ何とか廻ることができたが、もう2つとか平気で廻っていた頃のような体力はない。年を取ったことを再確認させられて惨めである。しかし、辛いと分かっていても、来年もまた行くんだろうなぁ。子どもたちが喜ぶ顔を見たいから。いつまで続けられるだろう?
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昨年度の成果

2018-04-26 05:27:34 | 教室経営
 学年の都合で、1週遅れで始まった自校通級。いや、本当は遠足予定日だったので、雨で順延にならなければ、今回も授業はなかったはずだと考えると、4月中に始められたのは奇跡的だった。
 いつものように、初回は学級までこちらが出向き、何故通級をするのか説明してから連れて行くことにしている。本人もその方が安心だし、周りの子どもたちも、クラスメイトが1人抜けていくことを奇異な目で見てしまうからだ。双方が納得できるようにちゃんと話をしてから連れて行くと、スムースな通級を開始できるのである。
 今回は、約1ヶ月前にR先生と共同で行った通級の理解啓発授業から日にちも経過していない。子どもたちにとって記憶に新しいことは良いことだ。何と言っても、旧1年3組の子どもたちにとって、「私たちはこだま教室のことを知っている」という優越感にも似た気持ちがあるからだ。私が廊下へ出る度に、「あっ翼先生だ!」と名字で呼ばずに名前で呼んでくれる。1年間関わってきた証である。廊下掃除の子どもたちに取り囲まれる時もある。放課中に体操服に着替え終わった子どもが廊下で私と鉢合わせ、咄嗟に取った行動は、まだ着替え中の子どもたちが大勢居る教室の窓を開けて、大声で、「おおい!!今なら、翼先生が廊下にいるよ!」とまるでセールス品のような扱い・・・。しかも、それに反応して、まだ着替え終わっていない子どもまでもが廊下に飛び出してくるのだ。中には上半身裸の女の子もいる。いくら何でもこりゃまずい・・・。「ちゃんと着替え終わってからにしましょう!」と指導を入れて教室へ押し返すが、これから着る体操服を手に持っているのでその場で着る始末・・・。そうまでして会いたい!と思ってくれる子どもたちが何人もいてくれるなんて、涙が出るほど嬉しいけれど、みんなをその場で抱きしめてあげたいけれど、立場上そうも行かないので、再度着替えの指示をして、着替え終わった子には一言二言話をして、体育館シューズの準備もさせて、担任の先生がいらっしゃるまで相手をする。そう。この放課が終わると、いよいよ初回啓発の時間なのだ。取り巻いている子どもたちは、旧1年3組の子どもたちが多いが、中には他のクラスだった子どもたちも。何人かが集まってくるので、それにつられて一緒に出てきたようだ。「今日からK君の通級が始まるんだよ!」「K君、今年は何組なの?クラス替わっちゃったんだ!」「今年も3組なんだよ!」既に知っている子もいて、通級の話題がオープンにされていることが窺える。これも立派な昨年度の成果だ。最後の駆け込み啓発授業が、思いのほか好印象で、理解度を上げている。廊下に掲示してある自己紹介カードもみんなの楽しみの一つらしい。よその学校からの他校通級児にも興味関心を示すようになっている。今までにも1年生から通級している子どもは何人もいたが、クラスのみんなが理解して応援してくれていたのは今年が初めてだ。R先生の学級経営と、彼女が子どもたちに注いできた愛情の賜である。私はそのおこぼれを頂いているに過ぎない。R先生には感謝しても仕切れない。足を向けて寝られないとはこのことだ。夢を追って辞めてしまわれたのは、残念で仕方がないが、若いうちに人生を考えるのは良いことだ。今はもう何も言うまい。
 放課が終わり、いよいよ初回啓発。いつもと違って「K君と去年同じクラスだった人は?」の質問から入る。すると、明らかに嬉しそうな表情で、手が真っ直ぐ上がっている。6名の児童が3組だったようだ。こだまでの学習が始まることと、応援して欲しいということを伝えると、うんうんと頷きながらにこやかに手を振って送り出してくれる子どもたち。
 特別支援教育というものは、何かというと「しばらくは自力で頑張らせたい」とか「目立たないから3年生くらいまでは通常の学級でもやっていけるでしょう」と考える大人が多く、正しく普及していかないのが悩み所。早期発見、早期療育の言葉が示すように、幼いうちから始めて、本人や周りが感じる「差」をなくしていくことが大切である。しかし、子どもたちは自分の感情を素直に表す。疑問にはズバリと質問するし、悪いものには悪いとはっきり言う。奥歯にものが挟まったような言い方はしないし、逆に言えば、気を遣えないから、言いにくいこともハキハキと言う。この発達段階は、とても素直な段階なのだ。この時期を逃す手はない。特別な支援を受け容れることが、何ら「変わったこと」ではなく、「生活しやすくなるための」手段であるということを知ってもらう絶好の機会なのだ。幼いうちにこれを体験したこの学年の子どもたちは、きっと、大人になっても、特別支援の重要性を「当たり前の支援」として受け止めることができる大人になるだろう。R先生との体験が、成果となって花開く日が、こうもすぐに訪れることになろうとは。予想を上回る成果に感動している。しかし、これはこの学級・学年だからできること。年度が替わり、子どもも変わっていく。理解啓発に終わりはないのだ。一生の仕事だ。頑張ろう。
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新年度スタートまで、あと1週間!!

2018-04-06 16:58:23 | 教室経営
 タイトルを読んで、「何か間違ってるんじゃないの?もう新年度始まってるじゃん!」と思った方。我らがこだま教室は来週の金曜日の3時半から新年度がスタートしますので、丁度1週間前となりました。つい先ほど、配付物の印刷や会場の設営を終了し、一息つこうと座ったところです。雨音が強くなり、風が強くなってきたので、今日は早めに帰宅しようと思います。春の嵐の到来ですかね?教室前の李の花も1週間前に散りました。桜の花も、入学式であるにもかかわらず、完全に葉桜です。今、こだまの前を賑わしてくれているのは林檎の花。5月頃には爽やかな青リンゴが実ります。
 今年のこだま教室は4人でスタート予定。しかも男の子ばかり。こちらも元気を貯めておかないと、新年度早々に「おらに元気を分けてくれ!」状態になりそうな予感。自分で勝手にそう思っているだけなのかも知れませんが、50の声を聞いてしまったら、一層疲れが取れにくくなってきました。風呂に入る順番を待っているうちに、テレビも電気もつけっぱなしで寝てしまう毎日。1時間番組を録画して観ていると、最後がどうなったのか分からないからもう一度見直し、何てこともしょっちゅう・・・。体力がないのは困りますね・・・。これじゃあ元気なこだまボーイズに対抗できやしない!まだまだ負けていられないので、ここいらで少し体力をつけるべく、運動をし始めようかと思う、のはいつものこと。続かない。気分を一新しないと、面白くない。
 こだま教室ではどんな取り組みをしようかと、今年もない頭をひねって考えました。今まで通り、「こだまツイッター」も考えましたが、ここはもう一歩踏み込んで、新しい取り組みに変えようと。その名も、「こだまグラム」もう想像できると思いますが、流行のインスタグラムをもじって、文章表現だけではなく、写真や絵など、人に伝えたいものを載せながら、それにコメントを入れて広めていく活動。今までのツイッターより表現の幅を広げようという試みです。言葉で語るのが難しい子は、自分の紹介したいものを写真や絵に示して、それを元にしたコメントを綴っていく活動と言えばお分かりいただけるでしょうか?名前は色々と考えたのですが、「インスタ」を使うと、「こだま」と結びつけることが難しくなるので、ありふれた感じで申し訳ありませんが「こだまグラム」としました。みんなはどんな紹介をしてくれるのでしょうか?第1回は当然私!春休みの生活と題して、「リトグリデート」の紹介かな!?お楽しみに。もちろん、今まで通り動画撮影もやっちゃいますよ!
 もう一つ考えているのは、担任の先生による授業参観の復活。人数が減ってきたから可能かな?とも思うのですが、如何でしょう?昔は当たり前のようにやっていましたが、大勢になったのでこの10年ほどやっていないのです。復活できると良いな。こればかりは一人で決めることはできないので何とも言えませんが。
 とにかく、1週間の間に、教室を綺麗にしないと、子どもたちに笑われそうなくらい汚い!頑張ります!!!
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巣立ちの会2017

2018-03-12 18:24:06 | 教室経営
 今年度もいよいよ最終回。巣立ちの会当日となりました。今年は日程的に担任の先生方には参加していただけない学校が多く、お二人だけという寂しい状況でしたが、如何ともしがたく、発表の子どももたったの6人では寂しいのは仕方がない。
 前もって練習をたくさんしたにもかかわらず、子どもたちは緊張しまくり。失敗の連続。これもまた仕方がない。予想はしていたので、淡々と進めることにしました。上手にできても、失敗しても、堂々と胸を張って頑張ったということを誇らしく思って欲しい。そんな思いで取り組むこの「巣立ちの会」。得意なことを発表するので、練習の時は驚くほど皆上手にできる。ところが、本番になると、可哀想なくらいに失敗してしまう子が多い。両親や兄弟に見つめられ、日頃の力が発揮できないのは当たり前だ。それでも頑張る子どもたちに、拍手を贈りたい。
 今回は歌あり、朗読あり、九九の暗唱ありと、様々である。縄跳びも今までにない早回しでの跳びに驚かされた。子どもたちの無限の可能性を感じずにはいられない。
 発表はそれなりに頑張ったが、楽しみにしていたバランスボール対決をする時間が取れず、残念だった。おかげで、本当に簡単な会になってしまった。全ては卒業式の日程が変わったせいである。来年度はもっとやりにくい。もうそろそろやり方を考える必要がありそうだ。
 言葉の教室の経営そのものも、考え直すべきところが出てきている。この辺りが潮時かも知れないとも考える。世の中が本当に欲している制度は何なのだろう?本当の支援とは何か?大人をどう改革していくべきか?問題は山積している。地域ごとの問題が大きいと思うが、本校には本校・地域に合わせた支援の仕方があるだろう。それを模索して6年が過ぎた。だが、自分の力不足か、何をやっても現状は変わらない。悩みが深まるばかりの6年。失っていくものが多い割に得るものは少ない。自分が年を取って、元気がなくなってきたことも、こう考えるに至る原因の一つだ。来週で50歳。無事迎えられることを祈ろう。子どもに励まされることが最近唯一の癒やしである。
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R先生との共同啓発授業

2018-03-09 05:16:12 | 教室経営
 自校通級児童K君の、1年間の総まとめとして、『こだま教室へみんなをご招待!』して、取り組んできたことを発表する時間を作りました。当初はK君の発表だけのつもりが、欲が出てしまい、啓発授業として整備してしまいました。突然の申し出に流石のR先生もびっくり!自分のクラスだけで特別にやるのはいかがなものか?と反対意見も出ましたが、内容を説明して指導細案まで準備した私の意見に折れてくださり、実現しました。
 K君の発表を2つと、こだまの訓練体験を2つ、流れの中に取り入れました。しかも、今回はR先生に子どもたちの指導の補助をお願いする、いわゆるTT(ティームティーチング)の形を取りました。理解啓発は本来担任が行うもの。私たち特別支援担当者はその補助役をするのが正しい形。しかし、こだまの体験を取り入れる以上、主導は私で、補助をR先生にお願いしました。剣道部以外で初めて2人で行う共同授業となりました。そのため、学級で事前指導をしていただくところからスタートです。
 R先生から「こだまでK君の発表を聞く時の注意事項」などをしていただき、いざこだまへ!初めて入るこだま教室に緊張気味の学級の子どもたち。1年生ならではの様子が伝わってきます。もっと緊張していたのはもちろんK君。練習してあった言葉も不安だったので、ちょっとカンペーを用意!表情はカチカチ!しかも宣伝効果で用務員さんや保健室の先生まで授業参観に訪れています。大丈夫か?声が上ずっているぞ?まぁ何とかそれらの不安を蹴散らして、自分の見せたかった取り組みを発表しました。すると、クラスメイトの中から「じょうずになってる!」の声が!1年生は純粋です。苦手なところがあるのはお互い様なので、人を下に見ることがありません。発達段階が上がるとこうはいきません。このタイミングでこの発表を見せたのは大正解だったのです。「K君、音が直ってる!」と興奮気味に話してくれる子が何人もいました。この子たちは、これからの5年間、こだまの教室で頑張る他の子どもたちにも、K君と同じような。気持ちで接することができるでしょう。そう願ってやみません。
 2つの発表を無事終えたK君。その後はこだまの訓練体験の見本役をしてもらいました。トーキングトレーナーと、風船を使った口輪筋を鍛える遊びです。
 楽しい時間もあっという間。いよいよ教室へ帰るというその時に、R先生のまとめのお言葉を頂きました。『これから色々な人たちと出会う中には、K君のように言葉の訓練を受けている人もいるかも知れない。そんな時、今と同じ気持ちで接して応援することができる人になって。』私の心を代弁したかのようなまとめの一言。流石R先生!愛してる!!
 こうしてこだま教室の『一番大切な日』は終わりました。R先生との最初で最後のコラボ授業も。私にとっても素晴らしい体験となりました。R先生、ありがとう。貴女にもきっと良い経験になったはずだと信じています。
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節分!?

2018-02-07 14:58:59 | 教室経営
 毎年楽しみにしている教室行事のひとつ、節分。今年は残念ながら、土曜日だったので、当日に通級できた人はいません。だから、鬼の仮装も当然ありませんでした。こだまで鬼が出る日は、学校中の人が期待していることも知っているのですが、そこは私のポリシー。曲げるわけにはいきません。一部の学年からの「鬼の格好で来て欲しい!」という要望にも応えることなく、寂しく過ぎ去る・・・のはもったいないので、教室の中だけでいつものような節分行事はやってしまいました。子どもたちは「鬼は?」と聞いてくるので、とっておきのものを出しました。“小洒落た角”をもつ彼らの登場です。そう。赤い1本角の悪役と、白い2本角のニュータイプ。数年前に「ライバルお面」としてバンプレストの一番くじで手に入れた「シャア専用ザク」と「ガンダム」のお面です。赤ではなく赤茶色っぽいパーカーを着た私が「ザク」に、そして計ったように白い服を着てきていた子どもたちが「ガンダム」に、それぞれ変身!追い出したい心の中の鬼を書いて、ちぎって丸めた豆をぶつけまくります!!さながら「大気圏突入前のシャア専用ザクVSガンダム」のような光景!1人だけ「ぼくはシャアザクがいい!」と役割を交代してきた子がいましたが、どう見ても赤い一本角ザクは「悪役」です。お面のせいで役になりきっているのか、誰も「鬼は外!福は内!」を言いません。代わりに出てくる言葉は「ちぃーっ!」「やぁーっ!」など、正しく「アムロ」と「シャア」のかけ声そのもの。白熱したバトルになりました。バトルは良いけど、ちゃんと鬼は出て行ったのかな・・・?やっぱり楽しい節分でした。
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理解啓発のリスタート

2017-12-13 17:46:53 | 教室経営
 昨年度、毎年取り組んでいた5年生への理解啓発授業を、諸事情で取り組むことができず、今年からターゲットを絞らずに、希望する学年にはどの学年にでも合わせて啓発授業をすることに切り替えた。すると、お隣の2年生が手を挙げてくれた。いつも隣にあって、お互いに声はかけるのに、子どもたちとも仲良しなのに、よく考えてみたら全く謎の教室だったこだま教室。しかも、主任様は「特別支援教育」をいつも気にかけてくれるK先生。彼女が学年の先生方に声をかけてくださり、2学年全体で取り組んでいただけることになった。低学年に啓発をするのは、自校通級児の学級啓発以外は初めてです。
 2年生というのは素直なもので、障害に関する受け入れが自然です。誰かに強制的にされるわけでなく、聞いた話を「そうなんだぁ~!!」という感じで素直に受け容れてくれます。ここでいい発言をすればポイントが!なんて計算高さもありません。話していることが「砂地に水が染み込む」如く入っていきます。嬉しいことです。逆に言えば、こちらが少しでもいい加減なことを言えば、素直に信じてしまうため、迂闊なことは言えない=こちらの話し方1つで決まるということですから、緊張します。前日の夕方、出張から戻り、教室に籠もって事前シミュレーションをしました。「この内容は難しいかな?」「これを分かりやすく言うには?」この学校の2年生の理解力がどの程度なのか想像しながら、予想される質問に対応すべく、5種類ほどのパターンを考えました。ここまで来ると、あれも教えたい、これも喋りたいとなってきます。しかし、時計は既に21時を回り、天気予報はこのあと雪が降る予報になっています。教室が冷える。寒い!と思ったら窓が開いていました。暖房は付けていないので、教室の気温は外気と同じ3℃!諦めて家に帰って粗大ゴミを出さなきゃ!と片付けて帰宅しました。
 粗大ゴミを出したら力尽きて風呂も入らずベッドへ。結局6つ目以降のものは作れずじまい。朝起きて少しでも早く出勤しようと、出かけるも、こんな日に限って何故か渋滞。到着はいつもと変わらず。本番を迎えました。
 やって来る2年生は、初めて入る隣の教室にドキドキ・・・。かわいい!いざ授業が始まると、聞く姿勢、意欲、関心など全て◎をあげたいくらい!意見も質問も、2年生らしいものがちゃんと出てきましたよ!!一番びっくりしたのは「こだま教室と特別支援学級との違いは何か?」という質問。眼鏡をかけた如何にも利発そうなお子さんの真面目な質問!本当に君は2年生か!?と聴きたくなる子でした。中には「先生の好きな食べ物は何ですか?」と一番に聞いてくれたのは、我らが剣道部のMちゃんの妹。顔がそっくり!名札を見て思わず「あなたはMさんの妹かな?」って聞いちゃいました。専門的な質問から私への興味まで。「こだま教室への興味の持ち方」としてはどちらも正解かな!何はともあれ、こだま教室について謎だった部分が解明されて、少しはお近づきになれたかな?
 授業終わって大放課。職員室へ水分補給に戻ろうと中庭を通ったら、1限目に授業を聴いてくれた子たちが遊んでいました。とても上手に一輪車に乗っていたのですが、すれ違いざまにとびっきりの笑顔を見せてくれるようになりました。心の距離も近くなったかな?草の根活動は、やはり続けていかなくちゃ!充実した4時間授業でした。2年生のみんな、ありがとう。
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理解啓発の機会

2017-11-10 17:49:49 | 教室経営
 2年ぶりにやってきました、貴重な理解啓発の機会・作品展。こだまのスペースは前回より縮小して、受付の背中部分に立て掛けた衝立(得点板)の裏側。A3用紙12枚分の小さなコーナー。でも、それで十分。興味をもってくれる人は、ちゃんと足を止めて読んでくれる。
 この学校へ来て、早6年の歳月が流れました。子どもたちもたくさん通級し、一番上の卒業生は今年高校1年生。その間、二十数名の終了生を輩出し、現在までに30人以上の子どもが通ったことになります。私の在任期間もあと2年と4ヶ月ほど。最後まで啓発し続けて、この学校に「言語障害通級指導教室がある」ということを広く知っていただくために、心血を注いでいこうと思います。
 それにしても、先日、言語聴覚士の先生のお話を伺う機会を得ました。先生の熱い思いが伝わる講演でしたが、彼女が我々に求めている「言語教育に携わるものとしての専門性の高さ=最低限これだけは押さえておいて欲しい」という内容を全て理解できていたということに、少し自信をもってしまいました。国家資格を持ったプロが言うことなので、それが理解できて実行できているのであれば、自分のやっていることが言語聴覚士のそれと大差ないというお墨付きを戴いたようなもの。嬉しいことですね。でも、あくまでも私は教育者ですから、在籍学級での普段の生活に直結することも大事な使命。子どもたちと楽しみながら、如何にして在籍学級へ返していくのか、そのための取り組みを考え、それを保護者や地域の方々にお知らせして広めていくこの作品展という機会を有効に利用したいと思います。次の機会は2年後。私の鳴海での最後のご奉公の年に相応しい締めくくりをしたいと思います。
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こだま教室のクリスマス

2017-11-08 11:01:33 | 教室経営

今日から東京ディズニーリゾート(以後TDR)では、待ちに待っていたクリスマスシーズンに突入するそうです。いつもTDRと張り合う、我らがこだま教室では、この日に通級してくる最初の子どもが、ツリーをはじめ、教室の飾りつけをして、約1ヶ月のクラフト体験期間に入ります。ところが、今日は誰も通級してこない日。今年は時間割りの都合上、水曜日は誰も来ない日なのです。だからといって悩んでも仕方がない。唯一の自校通級児童のN君を放課に派遣していただくべく、昨日の内に手を打っておき、ヌードツリーをセットして待ちました。今年は私の部屋に飾っているツリーを持参してきたので、180cmとかなり大型です。イルミネーションライトがないので、本来の教室用のツリーから流用したけど、短くて寂しい。家のライトは屋外用に使っているので、持って来られない。暫くはこれで我慢です。とにかく、いよいよクリスマスのクラフト体験が始まります!
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ハロウィン!トリック・オア・トリート!

2017-10-31 18:54:18 | 教室経営
 今年もやってきました、ハロウィン!行事を大切にする我がこだま教室としては、こういった行事は外せない!子どもの分は当然、自分の分もあっという間に帽子を作って、雰囲気だけ味わってしまいました。今年はすぐにできる簡単な調理実習もやることにしていました。「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」と言ったか言わぬか、いえ、ちゃんと発音の練習として言ってもらいましたが、ポップコーンを、鍋にバターを溶かすところからやってもらいました。ポンポン弾ける音にびっくりするY君。ポップコーンなんて、東京ディズニーリゾートか、映画館でしか食べませんし、何と言っても出来合いのものばかり。自分で作るのは初体験!!「バターの塩加減が良いね!!」とか、「香りが香ばしい!」とか、普段なら出てこないような言葉がいっぱい!やはり体験は大切です!毎年秋になると「体験を言葉に」と銘打って、何か体験するようにしていますが、調理実習は外せません。食べた後の「こだまツイッター」にもしっかりと書き込んで、充実した取り組みになりました。調理実習はハロウィン当日以外でもみんな体験してもらいますが、帽子で仮装するのは当日通級してくる子だけの特権。なかなか似合っていましたよ!
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