さらば少年の日よ。

先週から始まった劇場版「銀河鉄道999」のリバイバル上映会。毎日一回、昼の11時半に行われている。それを知ったのは上映初日の先週金曜夕方。野沢雅子が予告CMをしている。慌てて土日の座席をとるべく、ネットで劇場を検索するが、全席売り切れ。一足遅かったとうなだれていたら、「さよなら銀河鉄道999」が21日からやると野沢雅子は続ける。だがしかし、「999」はゴダイゴを聴いて終わるもの、と勝手に脳内が決めている。先に前作を観なければ意味はない。だが、この先大画面で観る機会はない。結局「さよなら銀河鉄道999」を観ることに。ところが、劇場ホームページをよく見ると前作も変わらず11時半に上映しているではないか！？一作目もポチッとな！する私。土曜日を１日中名古屋駅で過ごす羽目に。

ところが、これを快く思わないものがいる。妻である。朝イチで「コロナ禍の名古屋駅に行く」ことを反対するように娘の入試の行き帰りのキップを買いに連れて行けと泣き落としにかかる。学割証が間に合わないことに気づき断念したが、娘の入試に気を遣いすぎである。自分でやらせればいいのだ。

話はそれたが、間を持て余すほど時間が空いているので、久しぶりに散財してしまった。一昨日買えなかったサンダーバードのBlu-rayもしっかり手に入れて、８時からのレイトショーを待つばかりの私。ポップコーンの匂いかプンプンする劇場ロビーで、名古屋駅ツインタワーを眺めながら。隣に美女でもいれば最高である。次は満席予定。きっと観客は四十年前の少年少女ばかり。「さよなら銀河鉄道999」まであと一時間半！