マーチンＤ１８（１９７４年製） ギター 713

■本日（2013/12/15<日>）は、先日購入したマーチンＤ１８を紹介します。


■マーチンＤ１８（１９７４年製）　ギター
▼マーチンギター
今は、“マーティン（ＭＡＲＴＩＮ）”と言っていますが、１９７０年代のフォークソング時代は
“マーチン”と言っていましたので、以下“マーチン”と表記します。

▼マーチンＤ１８購入
ギター再開を機に、現在持っている“マーチンＤ２８”ローズウッドの音が重い感じで、
別な音が欲しいと思っていました。（１９７９年新品購入で３４年間使用）。
そのため、マホガニーの明るい音、“マーチンＤ１８”が欲しいと、そして買うなら
１９７０年代のマーチンＤ１８（ブルーケース）と決めました。

何故、新品のギターを買わないのか・・・。拘りを持っている方はご存じでしょうが、
中古はオールド、ヴィンテージ・ギターと言いますが、新品のマーチンＤ２８を買った時
１０～２０年で使用して音が落ち着く、ギター本来の音が出てくると・・・・。
材質や生産工程の自動化、そして価格などの条件・評価がありますが、どうも現在の
ペグヘッドの金箔ロゴ、ペグのシャラー製やゴトー製、バタービン・ノブ、そしてネック・
ブロックへの刻印のレーザー彫刻式、べっ甲模様のピックガード、エボニー指板、
エボニーブリッジ。そして、軽量化のニューブルーケースなど。正直、新品を買う気が
ないので、オールド、ヴィンテージを探していました。
 ２０１３．１１．２３　東京　御茶ノ水楽器店街、“ウッドマン”で　２３５，０００円で購入。

↓
 ※詳細は「マーチン　Ｄ-１８　1974年製　ﾌﾞﾙｰｹｰｽ付　購入（ｳｯﾄﾞﾏﾝ）」を参照して下さい。


▼マーチンＤ１８の写真
約４０年前のギターですが、ギターやハードケースともに綺麗。
●ハードケース
「ブルーケース」と呼ばれる、主に７０年代初頭から７０年代に付属したﾌﾞﾙｰ・ｸﾞﾚｰｹｰｽ。
このケースを南こうせつさんや正やんが持っている写真を眺め憧れていました。
今でも「ブルーケース」は人気があり、ヤフーオークションでケース単独で取引されて
います（３万～５万円）。

マーチンのエンブレムがシッカリとしています。

止め金具も取っ手も綺麗。

裏面の汚れ凹みもありません。


「ブルーケース」を開くと、濃いブルーのビロードが綺麗、キーも付いています。


●ギター本体

ヘッドストックとロゴ

ナット、ローズウッド指板、ポジションマーク

表板/トップ（スプールス）


ローズウッドブリッチ、サドル、ブリッチピン

側板/サイド（マホガニー）

エンドピン、エンドピース

チューニングマシーン/ペグ（グローバー・ロートマティック１０２Ｃ）

マホガニーネック

裏板/バック（マホガニー）


サウンドホールから内部を覗くと
ネックブロッグ手押しスタンプ　Ｄ-１８　シリアルＮｏ　３４８１４５（１９７４年製）
アジャスタブル・ロッドの調整口なし

ボディー内部、ブランドスタンプ

ピックガード（オリジナルピックガード）少し縮んでいる

↓
★2016.04.09：ピックガードリペアー

・成清楽器工房　１万円


●音、響き
肝心な音や響き
○マーティン・カタログ（１９７９年？）から抜粋

ドレットノートの中で、もっともシンプルな美しさをもつＤ-１８は多くのアコーステッィク・
ギターファンから“いちばんマーティンらしいギター”といわれています。
表板には選びぬかれたスプルース材を使用し、側・裏板には本柾目の最高級マホガニィ
を使用しています。また、フィンガーボードにはローズウッドを使うことにより、おちつきのなる
伝統的な外観と鈴をこらがすような美しい音色を保っています。




稚拙な表現ですが、Ｄ-１８は明るく、軽快な音色。Ｄ-２８の低音、重量感の響と違うが、
アルペジオやフインガーピッキングには最高です。
これからも機会があれば、ギターを弾こうと思います。


★先日、ギター練習会に参加した　ＦさんのマーティンＤ-１８（2010製？　新品）は
２３０，０００円で購入したと言っていましたが、その事を山の神（家内）に話すと。
「あら、新品の方が安いのね」と。
４０年の経年があるが、そのボディーに刻みこまれた音が木に宿り、奏でる楽器を
認識していない。これからも孫の代まで１００年間の時空を超えるのかな。

★追記：山の神（家内）が、「大丈夫よ、何かあった場合は、貴方の大切な
ギターカタログ・雑誌やギターは入れてあげるから、でも一つでは足りないは、
係の人が、今日は良く燃えるな～と、言うかしら、冗談よ。」
まったく、縁起でもない・・・。

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◆ギターコレクション

 ★マーチンＤ１８とＤ２８の比較