2022.02.27(日)
先日、知人(後輩)より相談があり、そろそろ再雇用期間が満了するので
諸手続き等を教えて欲しいと。
【相談内容(会社員)】
60歳で定年退職、その後、再雇用され、そろそろ65歳の誕生日を迎え
(契約期間が満了)退職となる。
1 退職前後の諸手続きについて
2 再就職は、しばらく休んで(ゆっくり)から考える。
について教えて(ご教示)下さい。
■65歳定年退職時の諸手続き
【定年前の再就職】
1~3までの記事は、定年雑誌「定年前後のお金と手続きがわかる本2022」
など読めば分ると思いますが、これからは「二年寝太郎再起動」を経験と後悔・
反省を踏まえて書いてみます。
定年後、再就職を
(1).定年後も直ぐに働きたい。
(2).しばらく休んでから再就職を考える。
(3).もう働く気はありません。
先ずは(1)の直ぐに働きたい方。
■相談者は物流業界ですが、皆さんは鉄鋼業界や自動車業界、石油業界、発電所
業界、はたまた、出版業業界など、様々と思います。
その業界で今勤めていますが、子会社、関連(系列)会社、取引先、業者などに
所属していた会社の先輩が子会社等で活躍して、たまに会社に顔を出し、取引や
雑談していると思います。その先輩を何気なく見てどの様に思いますか?
子会社等で頑張っているなあ(肯定的)、それとも良くやるなあ(否定的)と。
肯定的な方は、その先輩からの依頼事項など可及的速やかに対応している
かも知れません(特に在職時代、その先輩にお世話になった方)。
その様な方は、現時点で先輩や子会社、関連会社、取引先等に積極的に
再就職活動を展開すると良いと思います。現職でその神通力が通じるのは今
だからです。ただ、自分の実力、売りは何なのかを認識する必要があります。
機会があれば「私でお役に立てる仕事がありましたらお願いします」と。
半年ぐらい前から活動すると良いです。
その再就職活動の情報は人を介して伝わり吉報があるかも知れません。
例えば、その先輩が他社の方と会話している時「安全担当者が急に退職
して困っている」と。「そう言えば、○○会社の△△さん(工場部門)が、そろ
そろ定年退職で再就活動しているよ」と。まさに情報の横展開。
やはり人脈や人柄、そして運でしょうね。
因みに、私は、定年退職する月に、協力会社に再就職している先輩から
電話があり、「○○さん、退職後はどうするの、働くの?」と。
私は「働きませんと、返答すると」、先輩が「あ~、そうですか」と短い会話。
今思うと、その時「働きます、お願いします」と言うと、再就職が可能だったのか、
しかし、それに伴う「権限と責任」があり、今までの延長線上からも知れません。
■一方、否定的な方は、今までの経験や資格など活かせる同業他社など
アプローチする、ただ誰か(有力者)を介して就職活動を展開すると有効性が
高まりますが、基本的に一人で活動していると思います。
現職にうちに就職活動する、これも半年前からが良いと思います。
ただ、実力的に「プレーイング・マネージャー」、実務も出来、マネージメント
も出来る事が能力でしょう。
現職と退職後の再就職活動には重みが違います。
■少数派と思いますが、今までの経験や資格の延長線上の仕事でなく、
まったく新規の業界、職種。
今読んでいる本「ディズニーキャスト ざわざわ日記」大学卒業してビール会社
に就職して57歳で早期退職、そしてディズニーランドに掃除担当で入社して
65歳で退職した方。
職業に貴賎なしと言いますが、中には社会保険労務士の資格を取得して、その
業界に入る方がいます。
畑違いの職種・仕事への挑戦が難しいのでしょうね。
■施設や病院などの受付、そして施設設備点検などの仕事、それと
寮の管理人、マンション管理人などもあります。
この様な仕事は、知り合いなどからの情報。
しかし、この時点では大方、スルーするのでしょうね。
プライドでしょか、それとも私には関係ないと・・・。
まあ、それは、それは、時が訪れるでしょうが。