2019年5月24日 平木場脇ダム
平木場ダムは1983年(昭和58年)に松浦川水系町田川上流部に建設された佐賀県県土整備部が管理する多目的ダムです。
満水時に貯水池左岸から水が溢れてしまうため、全長390メートルに及ぶアースフィルの副堤が建設されました。
これが平古場脇ダムです。
脇ダムながら堤頂長で主ダムの約3倍、堤体積では約10倍の規模となっており、スケールでは主ダムをはるかに凌駕しています。
主ダムと脇ダムの位置関係は下の地図の通りで、地図の赤線が主ダム、青線が脇ダムです。
平木場脇ダムに沿って県道33号線が走っています。
脇ダム左岸(ダム湖上流側)に展望台があり脇ダムを見下ろせます。
堤体は下流側を角にしてに屈曲、上流面はコンクリートで護岸されています。
右奥に主ダムが見えます。
天端は主ダムダムサイトから舗装された道路が続きます。
歩行者は立ち入り可能でちょっとした湖畔の遊歩道の趣。
脇ダム天端に下りてみます。
右奥に辛うじて玄海灘が望め『海が見えるダム』です。
主ダムダムサイト(脇ダム右岸)から
ダムサイトから奥の展望台まで往復約800メートル
軽い散歩にはちょうどいい距離です。
3586 平木場脇ダム(1444)
佐賀県唐津市神田
松浦川水系町田川
FNW
E
28.2メートル
390メートル
1080千㎥/1024千㎥
佐賀県県土整備部
1983年