少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

パックリ

2010-11-09 | 練習・試合後記
「縫ってもらったところです」
「骨は?骨折とかして無かった?」
「立派な骨です。って言われました
「そう、良かった。でも暫くお休みだね」
「見学には行きます

A-Cからの電話でした

日曜の練習。
外野からの中継と走塁練習を兼ねて。

1アウト2塁の場面で、
センター前
ファーストがカット。もしくはノーカット。
本塁クロスプレー。って練習中。

ファースト役の慎が、弾いたボールを
顔面でキャッチ

本人は「大丈夫です。やれます」って言うけど
ホッペタが赤く腫れて来ました。

お当番のお母さんの所へ
「慎が、顔面で捕る練習をしたら腫れちゃって。
冷やしておいて下さい」
「何で、顔で捕るの?」なんて会話をして
私は練習に。

A-Cが二塁ランナー。
ノッカーの打球がセンターへ
センター、バックホーム。
巨漢を揺すって
ホームへ突入するA-C。

返球された球は、マツのミットへ
待ち構えるマツに
A-Cは、突っ込むか、スライディングをするか
迷った感じの後、滑りこむも距離が短く
膝から地面にバコッって音が。

膝を押さえて、立とうとするA-Cに
「大丈夫か?今の痛かっただろう?」って声をかける。
振り向くA-C。そのままホームベースに倒れこんでしまった。

「痛かったろう?立てるか?」
「大丈夫」と言いながら立ち上がろうとするA-C。
ユニフォームは破れ、出血しているのが分かる。
傷の手当てをしよう。とお当番さんの所へ再び。
「今度はA-Cが地面に膝蹴りしちゃって。」
「あらら、ズボン脱ごうか」
ズボン降ろす、キャーと悲鳴を上げるお母さん達

「ヤダ、パックリいってる」叫ぶお母さん
「A-C、大丈夫か
ほっぺたを冷やしていた慎が駆け寄る
「救急車呼んだ方が」
「A-Cのお母さんに電話して
「取りあえず、止血して
「ハイ、ガーゼが無い
「主事さんから貰って」
「ガ―ゼ、有ったよ

もう、テンヤワンヤ
A-Cのお母さんが到着、
やがて、救急車も到着。
そのまま、救急病院へ

で、練習終了後、1時間ぐらい経った頃に
冒頭の電話。

骨折など大怪我じゃ無くって良かった。

子供達には、決してふざけていた訳じゃないのに
怪我をする事もあるスポーツをしているんだ。って事を改めて言って、
怪我をしない為により、集中して練習しよう。
とも言いました。

で、頬っぺたを赤くしていた慎ですが、
A-Cが搬送された後
何気なく頬っぺたを見たら、
全然赤くなくって、
「ビックリしたら、痛いのがどっか行った」って
練習に復帰。
コッチも大事にならなくて良かった
コメント (6)
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