子供のころによく遊びに行っていた山原堤の桜が、5分咲きぐらいでした。子供のころはイモリを採ったり、田螺を採ったりして、遊んだ場所ですが、当時は山桜しかなかった気がします。桜って白いんだと思っていましたから。
さて、家に帰ってきてから、夕べから読んでいた夏目玲子の「今日もやっぱり処女でした」を読了。主人公のあおばさんは、歩く時にいつも下を向いていて、何をするにも自信がなくて、どことは書いてなかった気がするけれど、そこそこいい大学を出ているらしいです。卒業して就職した映画会社を2年で辞めて、今は派遣社員として化粧品会社に勤務中の24歳で、母親と実家で二人暮らししています。お父さんは会社で行き詰ったらしく、近所にアパートを借りて、一人暮らしをしています。
ある意味、面白かったのですが、普通のストーリーを期待すると、ラストシーンなどは拍子抜けしてしまうかもしれないです。でも、きっと、タイトル通りなんですよね。ただ、最初と最後で、言い方が違うだけで。
読みあぐねていた「活版印刷三日月堂-空色の冊子」も読了。
なぜ読みあぐねていたのかというと、1巻目で話がスタートしたときに、亡くなっていた人たちの話がほとんどだったからです。
ただ、まだ、6巻目があるということなので、これがどうまたつながっていくのか、細かい過去を提示したのには理由があるのか。楽しみなところです。