一昔前なら、認知症などと言う言葉はなかった。
今では、止め言葉となっているよばれ方まであったろう。
ツイ3年前までは、痴呆。
そのチョット前が、呆け、恍惚。
この3つは傷つける言葉だということで創られたのが、認知症。
認知力が低下してくる病気だから、ということでつけられたのだろう。
認知症といってもアルツハイマー型ばかりではない。
超高齢者の認知症の半分以上は、アルツハイマー型といわれるが、
その症状はさまざまである。
ごく最近、アルツハイマーと診断されていた中に、
レビー小体型、前頭葉側頭葉型が多く見られることが判ってきた。
画像診断が、より詳しく見られるようになったからである。
レビー小体型は、アルツハイマー型よりも、塩酸ドネジペルが効果を表す。
前頭葉側頭葉型は、ドネジペルによって、より凶暴になる場合が多い。
脳が活性化しすぎるからだと思われる。
こちらの症状は、自分ではどうにも抑制できない行動が伴う周辺症状が出る。
これが、BPSDといわれる症状である。
ピック病もこちらに含まれる。
後者の方が、発症後期になっても記憶は保たれている。
(以上は、私が知る範囲とケア経験から)
認知症の人が施設に入居してくるときは、
介護の担い手が少ない家族ではどうにも24時間の世話(相手)が出来なくなった時、夜間の動きが活発で眠れなくなった時である。
認知症といわれる人は、全て「自分以外の誰か」が存在している。
認知症の人にとって、「自分以外の、モノ、ヒトは全て環境」である。
環境の不適合が認知力の低下となり、周辺症状(BPSD)が起きる原因となる。
著明な認知症研究者は、
「認知症というのは病名ではなく、症状名」だと話された、と聞いた。
どんなに症状が思いヒトでも、山の中で誰とも関わらずに暮らしているなら、
それは、アルツハイマー病であっても、認知症ではないとの事だ。
たしかに、私の関わりがあるSさんの例を見ても同じことが言える。
広い自宅で夫婦2人で長年住んでいるSさん。
アルツハイマー型である。塩酸ドネジペル服用中。
自宅では、全く問題なく静かに暮らしている。
週2回、施設に通っている。デイサービスだ。
と、他の利用者に怒鳴る、徘徊する、という周辺症状が出る。
連れ合いの休みを作るためのデイだが、
本人にとっては、余計な環境を与えられたための認知症発症となるのだろう。
自宅にいては問題がないので、連れ合いはいつも不思議がっている。
このような認知症もあるのだ。
今では、止め言葉となっているよばれ方まであったろう。
ツイ3年前までは、痴呆。
そのチョット前が、呆け、恍惚。
この3つは傷つける言葉だということで創られたのが、認知症。
認知力が低下してくる病気だから、ということでつけられたのだろう。
認知症といってもアルツハイマー型ばかりではない。
超高齢者の認知症の半分以上は、アルツハイマー型といわれるが、
その症状はさまざまである。
ごく最近、アルツハイマーと診断されていた中に、
レビー小体型、前頭葉側頭葉型が多く見られることが判ってきた。
画像診断が、より詳しく見られるようになったからである。
レビー小体型は、アルツハイマー型よりも、塩酸ドネジペルが効果を表す。
前頭葉側頭葉型は、ドネジペルによって、より凶暴になる場合が多い。
脳が活性化しすぎるからだと思われる。
こちらの症状は、自分ではどうにも抑制できない行動が伴う周辺症状が出る。
これが、BPSDといわれる症状である。
ピック病もこちらに含まれる。
後者の方が、発症後期になっても記憶は保たれている。
(以上は、私が知る範囲とケア経験から)
認知症の人が施設に入居してくるときは、
介護の担い手が少ない家族ではどうにも24時間の世話(相手)が出来なくなった時、夜間の動きが活発で眠れなくなった時である。
認知症といわれる人は、全て「自分以外の誰か」が存在している。
認知症の人にとって、「自分以外の、モノ、ヒトは全て環境」である。
環境の不適合が認知力の低下となり、周辺症状(BPSD)が起きる原因となる。
著明な認知症研究者は、
「認知症というのは病名ではなく、症状名」だと話された、と聞いた。
どんなに症状が思いヒトでも、山の中で誰とも関わらずに暮らしているなら、
それは、アルツハイマー病であっても、認知症ではないとの事だ。
たしかに、私の関わりがあるSさんの例を見ても同じことが言える。
広い自宅で夫婦2人で長年住んでいるSさん。
アルツハイマー型である。塩酸ドネジペル服用中。
自宅では、全く問題なく静かに暮らしている。
週2回、施設に通っている。デイサービスだ。
と、他の利用者に怒鳴る、徘徊する、という周辺症状が出る。
連れ合いの休みを作るためのデイだが、
本人にとっては、余計な環境を与えられたための認知症発症となるのだろう。
自宅にいては問題がないので、連れ合いはいつも不思議がっている。
このような認知症もあるのだ。