歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

有料老人ホームの文化祭

2006-10-31 23:38:20 | Weblog
勤務先は、健常棟が2棟、介護棟1棟ある大規模施設です。毎年11月の1週目は文化祭。はじめの3年間は、1週間続いて催しがありましたが、だんだん職員が少なくなって(入居者と反比例)、現在は3日間。

展示(棟毎の)と、発表会です。

健常と介護、それぞれの発表会があり、職員の出し物が恒例となっています。
やる限りは担当者(レクリエーション係は音大出身)のメンツもあり、下手なことは出来ないといっています。

入居者のサークルも、フラダンス、コーラスなどいくつかありますし、個人で出る方もあります。(私が歌う作曲の方のように)
そうはいっても、毎年年齢は過ぎていくので、様変わりするときが来るでしょうね。

今日の夕方、初めて合奏をあわせました。
楽譜を読めるだけで、ピアノが引けないのに割り当てられたキーボード。
おまけに音色をチェロで弾くなんて!
音が伸びてリズムが取りにくくて四苦八苦でした。

コーラスは「惑星」(ホルスト)に歌詞がついている、なんか流行っているらしいんですが私は知らなかった!

後は本番前にリハーサルで、3日と5日に本番です。
独唱のほうは、合わせていないけど・・・・・?私は、こっちのほうを失敗したくないのよね、歌い手の端くれとしては・・・。


どうしても納得できていないのが、休日返上で出演すること!
全くのボランテイアです。毎年、今年で最後!と思いながらやってしまう人の良さ・・・・です。



次回コンサートの候補曲

2006-10-26 23:05:17 | Weblog
なんと素晴らしい、人集め力!??
次回のコンサートメンバーは、男女3人づつ。
いろんな曲をお聞かせできそうです!私も楽しみ

日本の歌    さくら、さくら横丁、うぬぼれ鏡、はと胸の将軍
イタリア歌曲  セレナータ・イデアーレ(トステイ)、愛の言葉を(マリウ)

オペラアリア  我が祖先の墓よ(ランメルモールのルチア)
        なんと美しい絵姿(魔笛)


オペラ重唱   20スクーデ(愛の妙薬)
        さくらの花を揺さぶって(バタフライ)
        パ・パ・パ(魔笛)

女声3人    スタバート・マーテルより、1・8・12
        シチリアーノ


まだこれから、オペラアリアは2曲ほど増えそうです。約2時間のコンサート。
それぞれお仕事をしながら、別のオペラにかかわりながら、という「おいそがし」ばかりですが、歌えば疲れも飛んでゆく!(笑い)、

来月から、練習開始。月2回です。知っておられる方は見学にどうぞ。

 

まもなく文化祭

2006-10-21 21:56:15 | Weblog
勤務して6年、毎年の文化祭要員です。
はじめの2年は勤務時間内での参加。
3年目から、休日をとってボランテア。(なんかヘンなの?)

今年も楽譜がきました。
毎年、健常棟の入居者から頼まれて、その方の作曲作品を歌っています。
なぜか、私の声を気に入ってくださって指名していただいてます。
けれど、その方は私が「休日出勤」をしているという事情はご存じないでしょうね。
そして、ついでに職員の合奏にも借り出されます。
昨年は「ボレロ」で鉄琴、今年は「カルメン」でキーボード。

区切りだと思って、出る限りは自分も楽しまなくちゃ!


来年のコンサート

2006-10-13 19:00:12 | Weblog
参加する人が決まってきました。
男性、女性、フルパート揃いそうです。年代は、やや高目(笑い)ですが、30代~50代。6人の出演です。

宗教曲のアンサンブル、オペラアリア、重唱、各国の歌曲。
伴奏は、私のおなじみ。

いつも格安の伴奏代で引き受けてもらっています。

今月の2回は、宗教曲の練習が主体。
来月から、他のメンバーにも来てもらおうと思っています。


お仕事を変わってから、余裕がなくなり、
時間をかけない、おかねをかけない、てをかけない!コンサートを企画しています。
後は、知人が主催するコンサートの賛助出演ですね。

それでも、歌い続けていられるだけで大きなストレス解消になっています。

みんなで歌えば、なおタノシ



サロンコンサート、終了

2006-10-08 22:26:12 | Weblog
会場は小さなスタジオでしたが、舞台も照明も一応ついています。
言葉を間違えたり、少し落としたりとか、小さなミスは見られましたが、出演者全員頑張りました。

口開け出演の私は、緊張してましたけど、声が震えることもなく最初の組曲をいつもどおり歌えました。

2回目の出番の「和泉式部抄」は、いつもより感情を込めて歌えたと自負しています。

演奏は、まず自分が楽しまないと、お客様に楽しんでいただけないと思っています。歌を楽しむには、心に余裕がないといけないし、作品に対してもそうです。
詩の内容、作曲者の音符に込めた意味を考え、理解するように努力します。

歌曲を歌うにも、オペラ出演をしてきたことが、大きな力を与えてくれていると思います。
「セリフは歌え、歌は喋れ」と、言われるように、演じることも大切です。


わざわざ足を運んでくださった方々に感謝します。
本当に貴重な時間をくださってありがとうございました。


さあ、あしたへ向けて・・・