歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

楽譜が送られてきた

2007-09-26 21:17:15 | Weblog
お休みしている別の団体から。
椿姫の合唱が入る、1幕2幕のほとんどでした。

ある程度の楽譜は手持ちにあるので申し訳なかったな・・・。
お手数をかけてしまった。

次回からは、あらかじめメールしていただくようにしましょう。
こちらの団体は、来年11月が本番だそうで、
これから曲を決めるらしいが、合唱をやるということは椿姫を主に歌うのかな?

イタリア誤のデイクション(といえばカッコイイが、読み)から時間をかけるので、チョットかったるい・・・。
おまけにキャステイングしないで全て歌うので自分の声に合わないと最悪!

忙しいのと疲れているのとで、ゆ~れい部員(笑い)になってます。
皆さんとても楽しそうなので、行けば行った楽しさはあるけれど。
自分のコンサートのほうが先にあるので、
そちらに集中したい。

別な発声法を指導されても辛いし。
たしかに音量は出るけど私の技量では音楽が創れなくなりそうなんです。


ドニゼッテイとヴェルデイは、一緒に歌えないよ。


いつも忘れないで親切にしてくださる代表の方には申し訳なくて、
次からはあらかじめ何を歌うかを知らせていただくことにしました。

こうるさいゆ~れい部員で申し訳ない!(笑い)
長く歌っているアマチュアは、こだわりが強いかもね。


3連休?

2007-09-22 01:22:33 | Weblog
そうですね、今月は3連休が2回あるんだなあ。

職業上、連休はほとんど取れないので、私は1日のお休みだけ。
盆も暮れも正月もない生活が7年続いています。
忙しくしていると、淋しいなんて考える暇がないので良い!(笑い)

一人ぼっちのお正月なんて、淋しいモンでしょうね。

定年まで並の女性の多忙さよりも忙しい生活をしています。
ウフ、身体が持つかな?

深夜に帰宅するのが多くなって、缶ビールを飲むことを覚えました。
しばしの安らぎ・・・。


連休の中の大事な1日だけのお休み。
友達のオペラを観に行ってきます。「ラ・ボエーム」
伴奏も主催者も出演者も友達がいます。

音楽を通じての友達は年齢関係なしの付き合いなので、
みんな若い!
けど、10年来の友達です。

こういう付き合いもありなんですよ。
音楽って年齢も男女も関係なく付き合える!

サテ、花より団子だっていうから、食べるものを差し入れするか!(笑い)

歌えばタノシ!

2007-09-13 23:29:09 | Weblog
声を出すと、脳にアルフア波が流れるので、脳が活性化し認知症の予防にも良い!
それよりも何よりも、
思いっきりアタリをはばからずに歌えるのは、
ストレス解消にぴったりです。

今日集まったのは、男女それぞれ3人。
アンサンブルに取り組みかかっています。

本番を他に控えながらも、遠い距離を駆けつけてくれる。
もちろん本職はみんな別に持っている。

忙しいから、それだけに歌に使える時間は目いっぱい楽しむ。

いやア、それにしても初見でアレだけ歌えるんですから、
只者じゃあないですよ!
アマチュアと言えども侮ってはいけません!(笑い)

アルトがいないので、アンサンブルではアルトも歌う私ですが、
長く歌い続けていると、声が出にくくなりますね。
この2年ほど、自分の声をあまり出していませんでした。
今回から、やっと自分の声に復帰です。
プロデユースする私が遠慮する必要はないですよネエ。

だって、永遠にプリマを歌えるわけじゃないんですから。


次回の合わせは、みんな仕事で参加できないそうで、
運営している二人だけになるのかな?

しっかり発声の基本でもやりましょうか!


タイトルを変えました

2007-09-12 01:35:58 | Weblog
運営していた会の名前を使っていましたが、私個人の音楽活動を主にしていますので、日々の思いが書き込めるように変更しました。

大してお金もないけれど、
連れ合いも彼もいないけど、(今は、ネ)
アパートのローンもたくさん残ってるけど、
年老いた親の扶養まで肩にかかってるし、
あんまり恵まれた生活でもないが、

仕事はあるし、歌も歌える!
それでいいじゃないか!

女性より男性にもてる(?)のは子供のときから。
その性格は、お仕事にも歌にも、大いに役立っている!

見かけはかなり女性的、ハハのようなと、よく言われるが、
包容力はあるだろうけど、
割り切りは早い。筋の通らないことは許せない。

今のところ、仕事に生きが主体、歌に生きはその50%くらいの容量かな。
1年でもながっく仕事が続けられないと生きて行けない。
仕事の合間に歌うのが今の私。

色々趣味はあったけど、
最後に残したのが、歌。
子供の頃に見出された能力のはずだが、誰も伸ばしてくれなかった。
要約自分自身の生活力で、歌えるようになったのは、
年齢が高くなってから・・・。

それでもソリストの端くれに名前が出るようになり、
オペラのキャストに入るようになり、
いつの間にかオペラを歌う楽しみを知った!

音楽は魔力ですね。
逃れられない魔力です。
音楽の世界の中の様々な出来事は、現実と交叉するようなことさえ起こるんですよ!



パパロッテイの訃報

2007-09-06 23:06:57 | Weblog
大きな身体にトレードマークのひげ、
こどもっぽい笑顔が印象的なテノール歌手、ルチアーノ・パパロッテイが亡くなりました。

享年71歳。すい臓がんだったそうです。

3大テノールとして来日する頃から声は衰えていました。
けれど、歌い終わるたびに喝采に応える独特のポーズを覚えておられる方も多いでしょう。

イタリアらしい明るい美声で、多くのオペラ出演もありました。
印象深いのが「愛の妙薬」のネモリーノ。
生では見たことはありませんが、最も合っているキャラクターと思います。

パバロッテイは、譜面が読めない歌手だと聞いています。
全ての楽譜を専用のコレペテトウル(言語と音を取れる伴奏者)から口伝えに教わって覚えていたそうです。

それでも世界のテノール!
人に知られない努力と天性が備わっていたのでしょう。
音楽の女神は微笑んでいた!

天国でもきっと活躍できることでしょう。