遊びのつもりで、そこに頭があったから、親しみを込めて、挨拶代わり、
力加減なしにパッチン!
あざがつくほどつねられる!
日常茶飯事のことだが、これはあくまでもスタッフに対して。
相手が入居者となると、話が違ってくる。
インシデントの全ては家族報告し状況説明をしている。
自分で転んだり滑落したりするもの。
ケアの最中にぶつけてしまったもの。
気がつかない間に出来ていた傷。
誤ってテイッシュを口に入れていた。
入れ歯が行方不明、壊れたとか。
施設外へ1人ででてしまった!
そして、入居者同士のトラブル。
直接手を出したほうは「そういう病気なんだから。相手の人には悪いと思うが。ケアで何とかしてほしい。」という。
被害を受けた方は「転びでもして骨折したらどうする。今後どういう対処をしてくれるのか決めてほしい。」と。
手をかけないまでも、口での暴力もある。
自分のことは差し置いて、まわりにいる人たちを明らかな差別語で非難する。
特に、自分より弱い車椅子の人に対してである。
同席していた家族は、酷く傷ついた。
後日、面談をしていたとき「人の行いというものは周りまわって自分に返ってくるのでしょうね。昔、身内にむかって同じようなことを言っていたんです。そのたび、身内は泣いていましたが、今は本人が言われましたね。」と、しみじみ話をなさった。
言葉の場合はお互い様で仕方がないと諦めていただけるかもしれないが、
実質的被害があると、施設として対処法を考え、報告しなければならない。
私のスタンス。
BPSDがひどい入居者を見守るのではなくて、まわりの入居者たちに被害を及ばせないように見守ること。
これ、言葉で言うと似通っているが、正反対の対応なのだ。
BPSDを起こす対象者に付いているのは個別対応で特別待遇をすることになる。
周囲から見てもそう見えてしまう。
危険が及ばないように広いところへ誘導する。
いいえ、共同で使う場所はBPSDの人だけの場所ではない。
その人の場所は、その人の居室ではないか。
その居室が、どこよりもその人本人の居場所にしなければいけない。
被害をこうむった、またこうむる可能性のある入居者の方を見守り、守るべきだと主張した。
スタッフのトラブルに対する対応は、主張の強い家族に対しての配慮が多くなりがち。
長いものに巻かれてはいけない。
ケアの力で何が出来るかが見えなくなってしまう。
徘徊のような「常動行動」がある人は、生活パターンも同じくキマリがあることが多い。
衝動が抑えられないBPSDは、ケアの力だけではどうにも出来ない場合がある。
いかにして家族に理解をしてもらうかも大きな課題となる。
時には「コワイ」という感情から、直接受けてもいない被害を訴える場合もあるのだ。
力加減なしにパッチン!
あざがつくほどつねられる!
日常茶飯事のことだが、これはあくまでもスタッフに対して。
相手が入居者となると、話が違ってくる。
インシデントの全ては家族報告し状況説明をしている。
自分で転んだり滑落したりするもの。
ケアの最中にぶつけてしまったもの。
気がつかない間に出来ていた傷。
誤ってテイッシュを口に入れていた。
入れ歯が行方不明、壊れたとか。
施設外へ1人ででてしまった!
そして、入居者同士のトラブル。
直接手を出したほうは「そういう病気なんだから。相手の人には悪いと思うが。ケアで何とかしてほしい。」という。
被害を受けた方は「転びでもして骨折したらどうする。今後どういう対処をしてくれるのか決めてほしい。」と。
手をかけないまでも、口での暴力もある。
自分のことは差し置いて、まわりにいる人たちを明らかな差別語で非難する。
特に、自分より弱い車椅子の人に対してである。
同席していた家族は、酷く傷ついた。
後日、面談をしていたとき「人の行いというものは周りまわって自分に返ってくるのでしょうね。昔、身内にむかって同じようなことを言っていたんです。そのたび、身内は泣いていましたが、今は本人が言われましたね。」と、しみじみ話をなさった。
言葉の場合はお互い様で仕方がないと諦めていただけるかもしれないが、
実質的被害があると、施設として対処法を考え、報告しなければならない。
私のスタンス。
BPSDがひどい入居者を見守るのではなくて、まわりの入居者たちに被害を及ばせないように見守ること。
これ、言葉で言うと似通っているが、正反対の対応なのだ。
BPSDを起こす対象者に付いているのは個別対応で特別待遇をすることになる。
周囲から見てもそう見えてしまう。
危険が及ばないように広いところへ誘導する。
いいえ、共同で使う場所はBPSDの人だけの場所ではない。
その人の場所は、その人の居室ではないか。
その居室が、どこよりもその人本人の居場所にしなければいけない。
被害をこうむった、またこうむる可能性のある入居者の方を見守り、守るべきだと主張した。
スタッフのトラブルに対する対応は、主張の強い家族に対しての配慮が多くなりがち。
長いものに巻かれてはいけない。
ケアの力で何が出来るかが見えなくなってしまう。
徘徊のような「常動行動」がある人は、生活パターンも同じくキマリがあることが多い。
衝動が抑えられないBPSDは、ケアの力だけではどうにも出来ない場合がある。
いかにして家族に理解をしてもらうかも大きな課題となる。
時には「コワイ」という感情から、直接受けてもいない被害を訴える場合もあるのだ。