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歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

健康診断

2011-08-31 18:11:00 | Weblog
休日なのですが、健康診断なので勤務先まで出かけました。
介護という職場は、健康診断も大概が休日に当てています。

1時間かけていくのはロスが多い・・・。

午後から新しい入居があるのですが、
「帰っていい」といってくれたので、そうそうに退社。
いると、ろくなことありませんし、多分帰れなくなる。(笑い)

それにしても、
毎年背が低くなっています。
哀しいなあ・・・。
20代の平均身長だったのですが、だんだん5ミリづつちぢんでます。

そういえば、80代の方から「若い時から10センチ以上小さくなったのよ。」と聞いたことがあったっけ。

身体は正直、軟骨が磨り減っています。
働かれされすぎ?(笑い)
さあ、誰にでしょう。


ミスギヨスギも考えなければならず。
そうそう、
こういう普段使わない文語調の言葉が外国語化してますね。
言葉にルビを振らなくては通じなくなってしまった。


私、そんなに古い世代じゃないと思うのですが・・・?
でも、戦後66年ですものね。しかたないか。



曲が出揃ったら、重唱は整理しないといけません。
チケットは可愛らしいのが出来そうです。

ウン、歌うためにも「ミスギヨスギ」は必要なの!

新宿区民オペラ「カルメン」

2011-08-28 21:55:18 | Weblog
を、観てきました。
出演している友人からの招待です。

昨年は「ジョコンダ」、観に行ってみると知り合いが何人も出演していて旧交を温め、連絡を取り合うようになりました。

「カルメン」は、むか~しむかし日本語訳で上演しました。
演じたのはメルセデス。
ベンツ、ではナイデスヨ!(笑い)

フランス語では、多分降りるでしょうね。
全く覚えられる自信ありません。
語学、先天的に弱いのです。

何で私のまわりが語学に強いのか?
不明です・・・。(笑い)

「カルメン」でも、昨年共演したフイガロにあえました。
客席では、スザンナも。
歌の輪は狭いのです。



まわりの人が「フエイスブック」を始めて、なんと中学時代の同期や大学のサークルメンバーからアクセスがあったらしいです。
全く居所不明だったので(私に似て無精者なので)、ネットの効用ですね。
中学の同期からは、あまりにイメージが変わってわからなかったとか。
奥手で、3年生でも声変わりしてませんでした。
背は高かったのですが。

大学ではピアノ倶楽部だったので、
5年ぶりにピアノに目覚め、また練習を始めましたけど続くのかな?
こうしてみると、友達の影響は大きいですね。


この2週間は仕事が詰まりすぎていて、休みが取れない。
入居が重なり、自治体の監査も来るのです。
どちらかというと入居する人のために働きたい。
出社すると頭痛がしてくるようになりました。
毎日、鎮痛剤を飲みながら仕事するなんて、ありえない。

叶える夢

2011-08-23 19:12:53 | Weblog
道端の山百合と月見草が盛りです。
蝉時雨も・・・。


このところ、家に帰ってもなんとなくお仕事モードから離れられませんでした。
私にしては、ほんとにめったにないことで。

や~っと・・・、と思ってたら「ン?」

お休みの日に職場からの電話番号を見ると、やなモンです。
たいした用件でなくて「やれやれ」。


歌の仲間の一人が年齢制限なしのコンクールに入賞したと知らせが来ました。
おめでとう!
昨年、体調を崩して復調しての入賞なので私も嬉しいです。
自分の声に合った分野を見つけて、成功したようです。

そうでした。
他にも年齢制限なしのコンクールがあったはず。
夢を追いかけて、夢が叶う事もあるんですよ!
叶ったら、また次の夢を追いかければ良いですもの。

まだ頑張ろうね、ワタシ!





年を取った、というのは、年齢ではなくて物事に興味がなくなったときだそうです。
私の出来ること、まだありそうな気がします。

さて、メンバーの皆様、
そろそろソロの曲を決めてほしいな。(オヤジだなあ・・・笑)


モチベ~ション リタ~ン

2011-08-19 22:57:15 | Weblog
このトシになると、自分で自分のお尻をたたいてモチベーションを挙げるしかなくなります。(笑い)

目標を決め、狙いを定めて一つ前に進む、というのが私のやり方。
仕事も音楽も、そうして一つづつクリアして、現在に至っています。

音楽は、私が追いつくまで手を伸ばして待っていてくれたから続けられたと思っていますが。まわりのヒトに恵まれてました。(今でも)

仕事では、そうは行きません。

職業としているのは、極めつけの「サービス業」。
自分しだいで、やりがいもあります。
私は「ヒトが好き」なのだ、と今では思えるようになりました。

営業にはむいていないと、若い時の経験で思っていましたが、
意外とそうでもないような気もします。
と、言って、ノルマに追われるような仕事はこちらからお断りですが。(笑い)

ノルマと、押し付け、締め付けられながらの職場は自主的な判断を下せなくなる「イエスマン」を作っているようなものでしょう。
自分の意見を飲み込んでいなければならないようでは、発展はないと思うんですが。
おなかも膨れます。(笑い)
イソップ物語のカエルのように、いつかは破裂します。


生活はかかっているけれど、いまさらシャカリキになったってそれほど評価はされるとは思えないので、このアタリまでかな、なんて考えています。

生涯何らかの形で仕事はしていたいですね。
ウ~ン、生きがいかな?
今の職業を活かして、誰かを支えていられるのが理想。


下りつつあるモチベーションを何とかしたいですね。
ソ~、谷底まで行き着けば、あとは昇るしかないですもの。

毎日、胃の辺りにすっきりしない雲がかかっているのです。


住めばみやこ

2011-08-15 22:57:38 | Weblog
有料老人ホームに勤務しています。

私が介護を職業にするようになったのは、平成12年。
介護保険制度のできる前の年です。
ほぼ、介護保険制度と足並みをそろえて働いてきた、といっても良いでしょう。
その全てを有料老人ホームで勤務してきました。

介護職としては長いほうなので、
入居の受け入れや事前面談などにも立ち会ってきました。
やはり、どんなに良い施設でも、良いサービスでも、
本人の気持ちが施設で暮らすことを受け入れていないと、入居してからの本人も受け入れ側も、大変な思いをします。

認知症だから、説明してもワカラナイだろう。
話し合いなど聞いてくれない人だから。

そういう思われ方で、何も知らないまま車に乗せられ、置いていかれたという人も少なくないのです。

逆もあって、
入居は自分で決めたのに、認知症になり、出口を探し続けていた人もありました。


たとえ、諭すように話されたとしても、なかなか自分のためと受け入れられる人はいないのですが、
それこそ、「住めばみやこ」で、少しづつ馴染んでいくものです。

知る範囲でも、たまにもとの自宅や子供と同居していた家に帰る人がいましたが、
施設に戻ると「やっぱりここが気楽。」という言葉が出ます。

いつの間にか、そこが自分のいるところ、居場所になっている。
そうなっていただきたいと思います。

男性のほうが環境に馴染むのは苦手で、家にもどっても気が休まらなくなるのに、1~2年かかるようです。
出かけて、施設に帰ってくると「やれやれ・・・」といった顔をなさるようになります。
「お部屋が一番のんびりするようになってしまった。」と、しみじみつぶやいておられました。

「いってらっしゃ~い!」
「おかえりなさ~い!」
そういわれるのがとても嬉しい、といっていた一人暮らしが長かった人もいました。
その人は
「私はここで死ぬのよ。」と口癖でした。



もしも、周りの方で施設入居を考えておられる方がいらしたら、
必ず、ご本人と話し合いをして欲しいと心からおもいます。