約三十年前にアメリカの大学生を対象に「将来何になるか明確な目標があるか?」という
質問をしたそうです。そのときにYESと答えた人はほんの三%だったそうですが、
その人たちに三十年後、色んな調査をしたところ、際立ったのはYESと答えた三%の人たちで
残り九十七%の人達以上の資産を保有しているということでした。
(資産を保有しているということが良いとは一概に言えないのですが)
このことは、少なくとも資産の保有に関して言えば、若いときに明確に目標を立てるということが、
いかに大切かを表しています。
目標を立てるとき、一番大切にしてほしいことは、その目標にワクワクできるかどうかです。
そうでない目標は、義務感だけで苦痛を感じるようになったり、いつの間にか風化してしまいがちです。
ワクワクできる目標であれば、多少困難でもがんばろうとするでしょうし、達成できたときに自分は
こうなっているとイメージも湧きます。ワクワク感を感じているときには、予想以上のエネルギーが発揮できるのです。
今朝の新聞によれば、今年の新入社員への質問で将来に夢を持っているという人が大幅に減少していると
書かれていました。仕事に限らず、なにかワクワクするものに出合ったり、見つけたりして自分の人生を
どう生き抜くか真剣に考える人が少しでも増えてくれればと願っております。
お釈迦様のおしえ、仏教との出会い(仏縁)も人生を豊かに彩り、心をはぐくむものと思います。
合掌
命光不動尊 http://www.meikoufudouson.jp/