命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

お盆にちなんで

2015年08月14日 18時15分57秒 | ひと口法話

「お盆に成ったら帰って来やはる」

この言葉は姿形の見えない、ご先祖様の御霊に対して

ほのぼのとした温かみが感じられますね。

お盆にはご先祖様が お浄土から我が家に帰って来られるので、

殺生をしない様にとも言われています。

親という字は、「立木を見る」と書きます。

立木は幹が太いのですが、それを支える根っこは、

見えないけれど、頑丈に根っこを伸ばし支えています。

私達もこれと同じで、親があってこそ今の自分があり、

また、根である、ご先祖様にも感謝の心を忘れない様にしたいものです。

お盆は亡き人とご先祖様に温かい心を通わせて過ごしたいものです。

合掌

 


手を取り合って

2015年08月14日 05時36分04秒 | ひと口法話

以前、ある人はこんな話をしていました。

「障害者の施設の運動会で、かけっこで速い子もいれば、うまく走れない子もいます。

速い子は当然先に駆けていくのですが、途中で止まって後ろを見るんです。そして

そこから引き返してきて、上手に走れない子の後ろにまわって背中を押しながら

走るのです。そして一緒に走って遅い子が一着、速い子が二着でゴールし、

手を取り合って喜び合うんです。こんな素晴らしい光景見たことありますか」

この話をきいて痛く感動いたしました。

障害者は障害者の気持ちが分かるんですね。そしてまた、自分が体が不自由で

あるからこそ、人に優しくなれるのかもしれません。

これが、仏教で言う慈悲の心です。

合掌

 

命光不動尊  http://www.meikoufudouson.jp/