心の中であれこれと迷い、思いわずらうことを葛藤するといいます。
葛藤は、「かずら」と「ふじ」と書きます。どちらも、つる草で、絡まりあったり
まとわりついたりし、ほかの草木を枯らすことから、悟りの妨げになる煩悩を
たとえた言葉です。
人間ですから、誰しも心の中で葛藤が起きます。それを断ち切ろうとしても
つたのように絡まってきます。しかし、それもいつかは次第に弱まっていき
心が解きほぐされる時が来ます。
人生には楽しいことも苦しいこともたくさんございます。しかし、それを乗り越えていくことに
生きる意味があるのです。
合掌