私たちはなんで学ぶのでしょうか。
それは、学ばないと生きていけないからであります。
学ぶこと無しに食べることも、歩くことも、人と会話することも、本を読むことも
できません。
生まれたばかりの赤ちゃんは猛烈な勢いで勝手にどんどん学んでいく。
それが生きることだから。
つまり、私たちは生きるために学ぶのである。
もっといえば、よりよく生きるために学ぶのである。
生きている限り、一生学び続けるんです。それが、人間の本来の姿です。
仏教は何も亡くなられた方々のためにあるのではありません。
お釈迦さまは、生きている我々のために
生きる智慧やよりよい生き方、真理を数多く説かれています。
少しでも多くの方に仏の教えに触れていただけることを切に願っております。
当山でも、ほとけの教えを読み、書き、聞くなど五感を通して自己の修養にお役立ちいただければと
写経会など予定しております。
合掌